恋愛適齢期
れんあいてきれいき Something's Gotta Give
解説
熟年男女の恋を描いたラヴ・コメディ。監督・製作・脚本は「ハート・オブ・ウーマン」のナンシー・メイヤーズ。撮影は「ギャング・オブ・ニューヨーク」のマイケル・ボールハウス。音楽は「ラスト サムライ」のハンス・ジマー。美術は「ハート・オブ・ウーマン」「ドリームキャッチャー」のジョン・ハットマン。編集は「バニラ・スカイ」のジョー・ハットシング。衣裳は「スコルピオンの恋まじない」のスーザン・マッケイブ。出演は「N.Y.式ハッピー・セラピー」のジャック・ニコルソン、「フォルテ」のダイアン・キートン、「マトリックス」シリーズのキアヌ・リーヴス、「容疑者」のフランシス・マクドーマンド、「“アイデンティティー”」のアマンダ・ピート、「デアデビル」のジョン・ファヴロー、TVシリーズ『刑事スタスキー&ハッチ』の主演や「アフリカン・ダンク」の監督として知られるポール・マイケル・グラーザーほか。2004年ゴールデングローブ賞最優秀主演女優賞(コメディ/ミュージカル部門)、ナショナル・ボード・オブ・レヴュー主演女優賞ほか受賞。
ユーザーレビュー
「恋愛適齢期」のストーリー
ハリー(ジャック・ニコルソン)は、音楽業界の大立者として権勢をふるう63歳の独身富豪。彼が付き合う女性は、決まって30歳以下の美女ばかり。そんなハリーが、新しい恋人マリン(アマンダ・ピート)と共に、ニューヨークのハンプトン・ビーチにある彼女の母親の別荘にやってきた。そうとは知らずに現われたマリンの母親である有名劇作家エリカ(ダイアン・キートン)と、彼女の妹ゾーイ(フランシス・マクドーマンド)は、見知らぬハリーの存在にびっくり。そして気まずい夕食の後、ハリーは急に心臓発作で倒れ、しばらくエリカの別荘で療養生活を送ることになった。当初はハリーの傍若無人な振る舞いに、生活をかき乱されるエリカ。だが徐々に見えてくるハリーの意外な内面に彼女は心惹かれていく。一方、ハリーの担当医となったジュリアン(キアヌ・リーヴス)が、20歳以上年上のエリカに恋して、アプローチを始める。だがハリーもエリカの魅力に気づき始め、ついに二人は男女関係を結んだ。しかし健康を取り戻したハリーは、エリカを愛しつつも、再び若い女のもとへ。ショックを受けたエリカは、ハリーとの出来事を戯曲のネタにしてしまう。そんな彼女に、若いジュリアンの変わらぬ想いがまっすぐに注がれる。6ヵ月後、身辺を整理したハリーは、エリカに会いにパリへと旅立つ。再会は果たしたものの、エリカはジュリアンと一緒だった。しかしエリカはハリーのもとへ戻ってきて、二人は橋の上でキスをするのだった。
「恋愛適齢期」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「恋愛適齢期」のスペック
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