スイミング・プール
すいみんぐぷーる Swimming Pool- 上映日
- 2004年5月15日
- 製作国
- フランス イギリス
- 制作年
- 2003
- 上映時間
- 102分
- レーティング
- ジャンル
- サスペンス・ミステリー
解説
スイミング・プールで起こった殺人事件をめぐって、謎が重層的に絡み合うシュールなミステリー。監督・脚本は「8人の女たち」のフランソワ・オゾン。共同脚本は「まぼろし」でオゾンと組んだエマニュエル・ベルンエイム。撮影は「ホームドラマ」など、初期のオゾン作品を担当していたヨリック・ルソー。音楽は「まぼろし」のフィリップ・ロンビ。衣裳は「8人の女たち」などオゾン作品常連のパスカリーヌ・シャヴァンヌ。出演は「まぼろし」のシャーロット・ランプリング、「8人の女たち」のリュディヴィーヌ・サニエ、「ゴスフォード・パーク」のチャールズ・ダンスほか。2003年ヨーロッパ映画賞最優秀主演女優賞受賞。
ユーザーレビュー
「スイミング・プール」のストーリー
南フランス、プロヴァンス地方の高級リゾート地。ある夏の日、イギリスから人気女流ミステリー作家のサラ(シャーロット・ランプリング)が訪れ、出版社の社長ジョン(チャールズ・ダンス)の別荘に滞在し、新作の執筆に取り掛かる。ところがそこへ突然、社長の娘と名乗るジュリー(リュディヴィーヌ・サニエ)が現われた。自由奔放なジュリーは、毎夜ごと違う男を連れ込み、サラを苛立たせる。だがその嫌悪感は次第に好奇心へと変化していき、サラはジュリーの行動を覗き見するように。そんなある夜、ジュリーはまた別の男を連れて帰ってきた。彼は、サラが毎日のように通うカフェのウェイターで、彼女がほのかな好意を寄せているフランク(ジャン=マリー・ラムール)だった。ジュリーはサラを挑発するようにフランクと踊り、やがてサラも体を揺らし始める。しかし翌朝、プールサイドのタイルの上に血痕が発見された。ジュリーが、逃げようとしたフランクを石で撲殺したのだった。それを知ったサラは死体遺棄を手伝い、ジュリーは別荘から去っていく。そのあと、サラは社長ジョンに『スイミング・プール』と題された新作の原稿を見せる。実は今までの一件は、サラが創作した小説の内容だった。ジョンは気に入らないと言い、サラはそれは分かっていたと返して、別の出版社で製本した本を彼に渡す。そして社を去ろうとした時、ジュリーとは別人の本物の社長の娘が現れるのだった。
「スイミング・プール」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「スイミング・プール」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | サスペンス・ミステリー |
製作国 | フランス イギリス |
製作年 | 2003 |
公開年月日 | 2004年5月15日 |
上映時間 | 102分 |
製作会社 | カナル・プリュス=フィデリテ・プロダクションズ=ヘッドフォース・リミテッド=フランス2シネマ=ギメージズ・フィルムズ=FOZ |
配給 | ギャガ |
レイティング | |
カラー/サイズ | カラー |
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