解説
鉱山労働者として働くシングルマザーが、男性社会の中で立ち上がっていく姿を実話に基づいて描いた人間ドラマ。監督は「クジラの島の少女」のニキ・カーロ。出演は「モンスター」のシャーリーズ・セロン、「ファーゴ」のフランシス・マクドーマンド。
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「スタンドアップ」のストーリー
夫の暴力に耐えかね、幼い子供二人を連れて家を出たジョージー(シャーリーズ・セロン)は、生まれ故郷の北ミネソタの町に戻る。そこは古くからの鉱山町で、10代でシングルマザーとなって出戻ってきたジョージーに、周囲の視線は冷たい。“身持ちの悪い女”というレッテルを貼られ、父親(リチャード・ジェンキンス)からも信用されず、母のアリス(シシー・スペイセク)が繰り返すのは、夫とやり直すために辛抱しろという言葉ばかり。しかしジョージーは自分の力で子供たちを養って生きていこうと決意しており、鉱山で働こうと決める。ベテラン鉱山労働者である父は猛反対し、父娘の溝はさらに深まったが、病気の夫に代わり長年鉱山で働いてきた旧友グローリー(フランシス・マクドーマンド)は、ジョージーを励ます。しかし仕事は思った以上にきつく、同僚である男たちは、子供じみた悪戯や卑猥な言葉をジョージーに投げつけてくる。中傷の果てに息子までがいじめられ、数少ない同僚の女性たちも状況がさらに悪化することを恐れ、味方になってはくれなかった。耐えられなくなったジョージーは、勇気を振り絞りセクシャルハラスメント訴訟を起こす。最初は一人きりだったが次第に賛同者を得てゆき、ついには勝訴するのだった。
「スタンドアップ」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「スタンドアップ」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2005 |
公開年月日 | 2006年1月14日 |
上映時間 | 124分 |
製作会社 | 表記なし |
配給 | ワーナー・ブラザース |
レイティング | |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
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