解説
一度は夢を諦めた男がヒップホップを通じて自分自身を見つめ直し、再び夢を追いかけていく姿を描く感動のリベンジ・ドラマ。監督は、本作の後にサミュエル・L・ジャクソン主演の「ブラック・スネーク・モーン」を監督したクレイグ・ブリュワー。出演は、本作でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされた「クラッシュ」のテレンス・ハワード。「カンガルー・ジャック」のアンソニー・アンダーソン、「8Mile」のタリン・マニング。アカデミー賞歌曲賞受賞。
ユーザーレビュー
「ハッスル&フロウ」のストーリー
メンフィスのストリートで、しがないぽん引き=”ハッスル”として日々の生計を立てているDジェイ(テレンス・ハワード)は、言葉を自在に操れるという天賦の才能に恵まれていた。プロのラッパーとしてデビューすることをずっと夢に思い描いていたのだが、現在のDジェイは、わがままばかり言っている売春婦たちを抱え、無力感が支配するメンフィスの裏通りで希望のない毎日を送っていた。ある日、同じ街の出身でありながら、今ではプラチナ・セールスを誇る人気ラッパーのスキニー・ブラック(クリス・“ルダクリス”・ブリッジス)が、メンフィスのクラブで凱旋公演を行うという噂を聞く。もし彼にデモ・テープを渡して、そのサウンドを気に入ってもらえれば、はるか昔にあきらめてしまっていたプロ・デビューの道が切り開けるかもしれないと思ったDジェイは、最高のデモ・テープを作り上げるべく、即席でサウンド・チームを結成する。その中心となるのは、Dジェイの旧友で、妻の反対を押し切ってまで、このプロジェクトへの参加を望んだサウンド・エンジニアのキー(アンソニー・アンダーソン)と、キーの知り合いで、白人でありながら、最新のヒップホップ・サウンドに精通しているビートマスターのシェルビー(DJクオールズ)だ。Dジェイの熱意に心動かされ、これまでは自分の体を売ることでしかお金を稼いだことのなかったシャグ(タラジ・P・ヘンソン)やノラ(タリン・マニング)も、いつしか3人といっしょになってレコーディング作業に加わっていく。彼らは幾度も弱気になりながらも、ストリートでの自堕落な生活を抜け出し、人生のラスト・チャンスをものにするために、力を合わせて奮闘していく。
「ハッスル&フロウ」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ハッスル&フロウ」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | アクション |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2005 |
公開年月日 | 2006年8月12日 |
上映時間 | 116分 |
製作会社 | クランク・ピクチャーズ=ホームグローン・ピクチャーズ |
配給 | UIP |
レイティング | |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |