解説
石田衣良(『池袋ウエストゲートパーク』)の原作を映画化した青春痛快活劇。主演は成宮寛貴(「あずみ」)、山田優(「ROUTE58」)に加え、忍成修吾(「ガチャポン」)、荒川良々(「下妻物語」)、三浦春馬(「キャッチ ア ウェーブ」)ら。監督は「東京タワー」の源孝志である。
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「アキハバラ@DEEP」のストーリー
最新AV機器から胡散臭いジャンク品までが揃う世界最大・最強のエレクトリック・マーケット、秋葉原。そんな秋葉原の片隅でウェブ製作会社『アキハバラ@DEEP』を立ち上げようとしている若者たちがいた。リーダーはハッカーのページ(成宮寛貴)、そしてネットアイドルでファイターでもあるアキラ(山田優)、グラフィックデザイナーのボックス(忍成修吾)、メカニックのタイコ(荒川良々)、プログラマーのイズム(三浦春馬)がそのメンバーだ。彼らはカルト的人気を誇った人生相談サイト『ユイのライフガード』を通じて知り合った仲間たちだった。やがて一同は、それぞれの秀でた技術・知識を結集させ、不眠不休で革命的な検索エンジン“クルーク”を開発した。それに目を付けたのが巨大IT企業デジタル・キャピタル社の社長・中込(佐々木蔵之介)だった。カリスマ的人気を誇る中込だが、一方でその独裁的な経営に不満を持つ分子が社内にいて、デモ活動などを行っていた。中込は、貧乏なページたちには夢のような金額を提示して“クルーク”の権利を買い取ろうとする。しかし、結局金儲けのことしか考えていない中込の申し出を、インターネットの自由を守ろうとするページたちは拒んだ。すると中込は、部下を使って“クルーク”のデータが入ったコンピュータやサーバーを盗み出すという暴挙に出た。盗難の証拠を掴むことが出来ず泣き寝入りするしかないページたち。そこにデジタル・キャピタル社内の不満分子である遠阪(萩原聖人)が現れ、盗まれたクルークの在り処を教えた。奪回作戦を練り始める一同。中込側はいち早くそれを嗅ぎつけ、遠阪と5人を暴力で痛めつけた。しかし彼らは諦めなかった。“クルーク”を取り戻す為、完全武装してデジタル・キャピタル社のビルに潜り込む一同。手強い敵を倒しながら、傷だらけになって戦った彼らはついに中込の手から“クルーク”を奪い返すことに成功するのだった。
「アキハバラ@DEEP」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「アキハバラ@DEEP」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2006 |
公開年月日 | 2006年9月2日 |
上映時間 | 119分 |
製作会社 | 「アキハバラ@DEEP」パートナーズ |
配給 | 東映 |
レイティング | |
カラー/サイズ | カラー |
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2006年10月上旬特別号 | 劇場公開映画批評 アキハバラ@DEEP |