解説
芥川賞作家・長嶋有の同名小説を映画化。1980年代前半を背景に、小学4年生の少女が、突然現われた父親の若い愛人とひと夏を過ごし様々な体験をする。出演は、本作が「春の雪」(05)以来の本格復帰となる竹内結子、「ハリヨの夏」の松本花奈、「花よりもなほ」の古田新太。監督は「雪に願うこと」の根岸吉太郎。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
-
【DVD】サイドカーに犬
TVで観る
ユーザーレビュー
「サイドカーに犬」のストーリー
不動産会社の営業として働く30歳の薫は、久々に再会した弟から結婚披露宴の招待状を受け取る。それをきっかけに、薫は20年前にヨーコさんと過ごした刺激的な夏休みを回想する。小学4年生の夏休みの初め、父(古田新太)と喧嘩の絶えなかった母が家を出た。その数日後に薫(松本花奈)の家に突然やって来たヨーコさん(竹内結子)は、薫の父の愛人という。ヨーコさんは、何事にも神経質な薫の母親とは対照的な大らかな人だった。煙草を吸い、さっぱりとした性格で気が強く、自由な精神にあふれた女性だが繊細な優しさも併せ持っていた。長女らしい生真面目さを持つ薫には、ヨーコさんとの生活は驚きの連続だった。だが、ヨーコさんは薫を子ども扱いすることなく、薫の長所を鋭く見抜く。そんなヨーコさんに、甘え下手だった薫も知らず知らず影響され、ありのままの自分を解放させる楽しさを味わっていく。
「サイドカーに犬」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「サイドカーに犬」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2007 |
公開年月日 | 2007年6月23日 |
上映時間 | 94分 |
製作会社 | 『サイドカーに犬』フィルムパートナーズ |
配給 | ビターズ・エンド |
レイティング | |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
2008年1月上旬新春号 | DVDコレクション 第337回 「サイドカーに犬」 |
2007年1月上旬特別号 | 巻頭特集 Thank you 2006, Welcome 2007 2006年を振り返り、2007年を占う テーマ別に見る2007年公開作セレクト44 竹内結子「サイドカーに犬」 |
2007年7月上旬号 |
作品特集 「サイドカーに犬」 根岸吉太郎[監督] インタビュー 作品特集 「サイドカーに犬」 古田新太 インタビュー 作品特集 「サイドカーに犬」 長嶋有作品の世界を語る 作品特集 「サイドカーに犬」 作品評 |
2007年9月上旬号 | 劇場公開映画批評 サイドカーに犬 |