解説
伊坂幸太郎の同名小説を東京芸術大学映像研究科が映画化。「アブコヤワ」の真利子哲也、「集い」の遠山智子、『ELEPHANT LOVE』の野原位、『死んだらゲームをすればいい』の西野真伊という4人の監督共同による長編作品。出演は「アフタースクール」の堺雅人、「やわらかい生活」の寺島しのぶ、「ヘブンズ・ドア」の柄本佑、「ニセ札」の板尾創路など。
ユーザーレビュー
「ラッシュライフ(2009)」のストーリー
独特な人生観を持ち、己の美学を貫く孤高の泥棒・黒澤(堺雅人)は、その日もいつもと同じように部屋の中を物色していた。だが、突然戻ってきた家の住人と思しき男とバッタリ鉢合わせをしてしまう……。父親(塩見三省)に自殺され、神に救いを求める青年・河原崎(柄本佑)は、その日もいつもと同じように教団が運営する施設で動物の世話をしていたが、突然、教団の幹部・塚本(竹嶋康成)から車の運転を依頼される。到着した先のマンションには、憧れの教祖・高橋(塩谷瞬)の想像もしなかった姿があった……。自らクリニックを経営する精神科の女医・京子(寺島しのぶ)は、元患者でプロサッカー選手の青山(深水元基)と不倫関係にあった。その日、遂にお互いの伴侶の殺害を決意して行動に出るものの、車で走行中に見知らぬ男を轢き殺すという想定外の事態に陥ってしまう……。同僚を庇って会社をリストラされた豊田(板尾創路)は、妻と息子に家を出て行かれ、再就職先も見つからず街をさまよっていた。その日もいつもと同じように駅前をふらついていたところ、コインロッカーの鍵を咥える犬と遭遇する。そのロッカーの中から拳銃を発見した豊田は、自分をリストラした男への復讐を決意する……。やがて4つの人生が交錯するとき、生涯でたった一度きりの“特別な1日”が訪れる……。
「ラッシュライフ(2009)」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ラッシュライフ(2009)」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2009 |
公開年月日 | 2009年6月13日 |
製作会社 | 「ラッシュライフ」製作委員会(東京芸術大学=衛星劇場=アミューズソフトエンタテインメント=IMAGICA=電通キャスティング アンド エンタテインメント) |
配給 | 東京芸術大学 |
レイティング | 不明 |
アスペクト比 | 不明 |
カラー/サイズ | カラー |
音量 | 不明 |
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