解説
評論家・比較文学者である小谷野敦の自伝的小説を「AKIBA」の小沼雄一が映画化。大学講師を務める三十路男の童貞へのコンプレックスと、後輩への恋心を描いたドラマ。出演は「グーグーだって猫である」の山本浩司、「プライド」の神楽坂恵、「クライマーズ・ハイ」の堀部圭亮、「松ヶ根乱射事件」の古舘寛治など。
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【DVD】童貞放浪記
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【DVD】童貞放浪記 神楽坂恵「決心」
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「童貞放浪記」のストーリー
東京大学大学院を卒業後、某大学の専任講師として勤め始めた金井淳(山本浩司)は、どちらかといえば前にでることよりも後ろにいることを好む性格だが、なぜかいじめの標的にあったり、因縁をつけられてしまうことの多い人生であった。そんな彼は30歳にして童貞ということに、秘かにコンプレックスを抱いている。今日も先輩講師の山口(堀部圭亮)に八つ当たりのような恫喝に遭い、気分転換に風俗に行ってみるが、なぜかまるで処女のように血が出てしまい、ヘルス嬢にも気持ち悪がられる始末。ある日、淳は出張先で大学院の後輩、北島萌(神楽坂恵)に再会する。数日後、またしても山口の恫喝に遭った淳は、特に用もなく掛けた電話で萌と朝方まで話が弾み、ようやく惨めな気分から解放されるのだった。その後も淳と萌は頻繁に連絡を取り合うようになるが、自分の中に湧き上がる初めての感覚に淳は戸惑いを覚える。だが、萌には海外留学の出発日が迫っていた。淳は童貞を卒業することを決意、思い切って萌に告白する。はにかみながら淳の家にやってきた萌と初めて一晩を共にする淳。しかし、その日は結局コトに至ることができなかった。萌の留学直前、萌のアパートを訪ねた淳は、彼女に自分が童貞であることを打ち明ける……。
「童貞放浪記」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「童貞放浪記」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ラブロマンス |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2009 |
公開年月日 | 2009年8月8日 |
上映時間 | 98分 |
製作会社 | SEIWA FILMS(誠和企画) |
配給 | アルゴ・ピクチャーズ |
レイティング | R-15 |
アスペクト比 | 不明 |
カラー/サイズ | カラー |
音量 | 不明 |
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2009年8月下旬号 | REVIEW 日本映画 「童貞放浪記」 |