人の砂漠

ひとのさばく
上映日
2010年2月27日

製作国
日本

制作年
2010
上映時間
121分

レーティング
一般映画
ジャンル
ドラマ

check解説

沢木耕太郎の同名ルポタージュを、東京藝術大学映像研究科の学生が監督し映画化。くず拾いやゴミ屋敷の主など、社会の片隅に生きる人々を描いたオムニバス作品。新たに取材も試み、現代という時代性を取り入れた。出演は、「浪人街」の石橋蓮司、「髪がかり」の夏木マリ、「のど自慢」の室井滋、「接吻」の小池栄子。
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「人の砂漠」のストーリー

「屑の世界」山義秀(石橋蓮司)は閑静な住宅街の一角で、くず鉄の仕切り場を営んでいる。くずを集めて生活する“曳き子”たちは山を慕い、彼らにとって不可欠な存在となっていた。しかし静かな町づくりを推進する区議会は、仕切り場の強制移転を言い渡す。立ち退きを断固拒否する山は、仕事を失うくず集めの人たちへ、退職金代わりの餞別を用立てることを思いつき、盗みを始める。「鏡の調書」70歳の天才詐欺師・笠原きよら(夏木マリ)が、突然田舎町にやってくる。町民たちは集団催眠にかかったように、次々ときよらに騙されていく。「おばあさんが死んだ」ゴミ屋敷の主・野口郁子(室井滋)は、近隣住民と関わろうとせず、生活保護も頑なに拒んでいた。そんな彼女の謎に包まれた半生が、1冊の日記によって明かされていく。「棄てられた女たちのユートピア」家族や男に棄てられた元売春婦たちが集まる施設がある。そこで、篠原いちこ(小池栄子)が暴れ出す。

「人の砂漠」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「人の砂漠」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 2010
公開年月日 2010年2月27日
上映時間 121分
製作会社 「人の砂漠」製作委員会(東京藝術大学=衛星劇場=トランスフォーマー=電通キャスティングアンドエンタテインメント)
配給 東京藝術大学(配給協力 ティ・ジョイ)
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
音量 ステレオ
公式サイト http://www.fnm.geidai.ac.jp/hitonosabaku/

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