解説
34歳の女性教師と教え子の破天荒な駆け落ちを、“やさしさ”をテーマに軽妙なやりとりで描く群像喜劇。脚本・編集・監督は、監督作品が立て続けに国際映画祭で特集上映され、「川の底からこんにちは」で商業映画デビューを果たした石井裕也。出演は、「こぼれる月」の目黒真希、「色即ぜねれいしょん」の森岡龍。
ユーザーレビュー
「君と歩こう」のストーリー
畑と山に囲まれた片田舎の高校で英語教師をしている34歳の田中明美(目黒真希)は、ノリと勢いだけで、教え子の冴えない男子高校生・佐伯ノリオ(森岡龍)と駆け落ちする。2人はすべてを捨てて東京のアパートで暮らし始めるが、生活は苦しい。明美はジムやエステに通っているとノリオに嘘をつき、カラオケ店でアルバイトを始める。ノリオは明美に言われた通り、弁護士を目指して図書館で猛勉強を始める。ノリオに犬の糞の世話を迫る康代(勝俣幸子)、ノリオをプロ野球選手だと信じ込んでいる天涯孤独な少年・安太郎(渡部駿太)、妊娠して駆け落ちしたがっている女子高校生・一瀬メグミ(吉谷彩子)など、2人は少しおかしいけれど心優しく孤独な人々と出会っていく。そんな中、明美の嘘がノリオにばれる。ノリオは彼女の気持ちを理解し始め、2人の関係に変化が訪れる。
「君と歩こう」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「君と歩こう」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2009 |
公開年月日 | 2010年5月15日 |
上映時間 | 90分 |
製作会社 | 「君と歩こう」製作委員会(制作プロダクション チャベス・シネマ) |
配給 | Thanks Lab. |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
音量 | 不明 |
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2010年6月上旬号 | REVIEW 日本映画 「君と歩こう」 |