解説
ライヴァル意識ムキ出しの刑事と私立探偵が巨大な悪の組織を相手に戦い、勝利を収めるまでを描く。製作はフリッツ・マーネイズ。ブレーク・エドワーズの監督・脚本で製作に入ったが、途中で降り、かわりにリチャード・ベンジャミンが監督を担当。エドワーズの脚本にジョセフ・スティンソンが手を加えた。エドワーズの名前は使わず、サム・O・ブラウンとクレジットされている。撮影はニック・マクリーン、音楽はレニー・ニーハウスが担当。出演はクリント・イーストウッド、バート・レイノルズなど。
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「シティヒート」のストーリー
1933年、カンサスシティ。冷静でスゴ腕のスピア警部(クリント・イーストウッド)と女にモテモテの私立探偵マイク・マーフィー(バート・レイノルズは、警官時代同期で、ことある事にいがみ合う喧嘩仲間。マーフィーの相棒のスウィフト(リチャード・ラウンドツリー)が暗黒街の一方の大物レオン・コル(トニー・ロー・ビアンコ)の隠し帳簿を手に入れて、もう一方の大物プリモ・ピット(リップ・トーン)から2万5千ドル、当のレオンからも5万ドルをせしめようと計画した。スウィフトの恋人ジニー(アイリーン・キャラ)は彼の身を案じ、とめたがきかず、両テンビンにかけられていることを知った組織のボス2人は先を争って帳簿争奪に立ち上がった。その帳簿が公表されればレオン・コルの失脚は明らかなだけに、コルは自己防衛のために、プリモはライヴァルをつぶすために必死だ。そんなある日スウィフトが殺された。だが彼の手元に帳簿はない。ジニーはもとより、マーフィー、秘書のアディ(ジェーン・アレクサンダー)、マーフィーの恋人キャロライン(マデリーン・カーン)にまで危機が迫った。当然、スピア警部が暗黒街の動きに気づかぬ筈もなく、スピアとマーフィーの喧嘩コンビが復活した。2人の手荒な暗黒街壊滅作戦によつて、両組織はあえなくカンサスから姿を消した。(ワーナー映画配給*1時間38分)
「シティヒート」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「シティヒート」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1984 |
公開年月日 | 1985年4月27日 |
製作会社 | マルパソ/デリヴァランス・プロ作品 |
配給 | ワーナー映画 |
レイティング | |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
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