解説
BSでのテレビシリーズを始め、スペシャル版や劇場版などが繰り返し製作されてきた人気オムニバスホラー「怪談新耳袋」の劇場版第4弾。女子大生が不気味な女に追われる「ツキモノ」と、妹の亡霊に取り憑かれた高校生の恐怖を描く「ノゾミ」の2編で構成。両エピソードとも主演はハロー!プロジェクト所属のアイドル、真野恵里菜。
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「怪談新耳袋 怪奇」のストーリー
<ツキモノ>就職に対して漠然とした不安を抱える大学3年生の桐島あゆみ(真野恵里菜)。志望企業の二次面接を終え、授業に出ようと学校に向かうバスに乗車した彼女は、靴も履かずに素足のまま乗り込んできた奇妙な女と遭遇する。体を小刻みに震わせ、大きなしゃっくりを繰り返す女に、思わず“大丈夫ですか?”と声を掛けるあゆみ。女の口から出たのは“…背負う気あんの?”という、返答とも独り言ともつかない言葉。気味悪くなったあゆみは急いでバスを降り、友達の待つ教室に向かう。だが、いつの間にか大学内に侵入した女は、授業中の教室の窓の外に現れる。ざわめく学生たち。化け物のように爛々と輝く女の瞳。その視線が怯えるあゆみを捉える……。<ノゾミ>高校生の藤沢めぐみ(真野恵里菜)は、幼い頃のある記憶に苛まれていた。それは彼女の11歳の誕生日、幼い妹ののぞみが深い森に囲まれた冬の湖で水死したことだった。以来、誕生日が近づくたびに、不可解な幻覚に襲われ続けてきためぐみ。登校拒否を続ける自分を、腫れ物に触れるかのように扱う母親(秋本奈緒美)との息が詰まるような毎日。臨床心理士のカウンセリングを受けても心は晴れない。孤独なめぐみを襲う幻覚は次第に激しさを増し、得体の知れない恐怖はますます強くなってゆく。ある日、母の旧友の霊能力者がめぐみの家を訪れる。彼女は、めぐみに小さな女の子の霊が取り憑いていると言い、“今のままでは近いうちに死ぬ”と警告する。
「怪談新耳袋 怪奇」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「怪談新耳袋 怪奇」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ホラー |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2010 |
公開年月日 | 2010年9月4日 |
上映時間 | 115分 |
製作会社 | 「怪談新耳袋 怪奇」 製作委員会(BS-TBS=キングレコード=アップフロントワークス) |
配給 | キングレコード |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | 16:9 |
カラー/サイズ | カラー |
音量 | ステレオ |
公式サイト | http://www.actcine.com/sinmimi/kaiki.html |
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2010年10月上旬号 | 評論家発映画批評 「怪談新耳袋 怪奇」 |