解説
『平家物語』を題材にした『一谷嫩軍記』の3段目『熊谷陣屋』をシネマ歌舞伎として上映。源平合戦の最中、恩義ある人物を救うために、我が子を犠牲にした源氏の武将・熊谷直実の忠義の物語。主演は『鬼平犯科帳』シリーズなどの映像作品でも知られる中村吉右衛門。彼が作品に賭ける想いを語る特別映像も同時上映。
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ユーザーレビュー
「シネマ歌舞伎 一谷嫩軍記 熊谷陣屋」のストーリー
源平合戦の最中、源氏の武将・熊谷直実(中村吉右衛門)は一の谷の合戦で平敦盛を討ち取り、陣屋に戻ってくる。直実は妻の相模(坂田藤十郎)と敦盛の母・藤の方(中村魁春)に敦盛討死の様子を語り、敦盛の首の検分に備える。やがて主君の源義経(中村梅玉)が現れ、直実は首を差し出すが、その首は直実の息子・小次郎の首だった……。実は、敦盛は後白河法皇の子であり、その母・藤の方はかつて熊谷を救った恩人だったのだ。そのようないきさつから、直実は敦盛を救うため、同じ年齢のわが子を身替りにしたのである。直実は悲しみをこらえ、驚き取り乱す相模と藤の方を制する。敦盛を救う務めを果たした直実は暇を願い、“十六年は一昔、夢だ夢だ”と涙ながらにわが子の短い人生を嘆き、世の無常を悟って、出家するのだった。
「シネマ歌舞伎 一谷嫩軍記 熊谷陣屋」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「シネマ歌舞伎 一谷嫩軍記 熊谷陣屋」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | 文芸 |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2011 |
公開年月日 | 2011年10月8日 |
製作会社 | 松竹 |
配給 | 松竹 |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | 16:9 |
カラー/サイズ | カラー |
音量 | 不明 |