解説
一人前の義肢装具士を目指す女性聾者と、片足を失ったアフガニスタンの少女との心の交流を描いたヒューマンドラマで、”アイ・ラヴ”シリーズの第3作。監督は「アイ・ラヴ・フレンズ」の大澤豊。脚本は、「金色のくじら」の山本洋子と大澤監督の共同。撮影監督に「アイ・ラヴ・フレンズ」の岡崎宏三があたっている。主演は、「黄泉がえり」の忍足亜希子と新人のアフィファ。文部科学省選定、文化庁映画芸術振興事業「映画制作支援」、大田市市制50周年記念、中村ブレイズ創業30周年記念作品。
ユーザーレビュー
「アイ・ラヴ・ピース」のストーリー
島根県大田市大森の”中沢ブレイズ”で、日本初の聾者の義肢装具士を目指して働いているいづみは、ある日、大学の先輩・日田の誘いでNGOの一員としてアフガニスタンに行くことになった同僚の久保に同行を頼まれ、戦争の傷跡も生々しいカブールへと赴く。滞在期間は10日間。その間に、義足を必要としている人たちの型を取るのがいづみの仕事だ。そんな忙しい毎日の中、彼女はパリザットと言う地雷で片足を失った少女と出会い、義足が壊れて困っている彼女に杖無しで歩ける義足を作ってあげたいと思うようになる。そして、その想いは帰国した後も絶えることはなかった。突然、いづみの前にパリザットが現れた。実は、NGOの資金集めの為に日田が彼女を連れて来たのだ。いづみは、自分の手でパリザットの義足を作ることを決意。果たして、義足は完成したものの、パリザットは杖を放そうとはしなかった。そんなパリザットを時に優しく時に厳しく励ますいづみ。やがてパリザットが日本を離れる日、彼女はいづみたちの前で杖無しで歩いて見せるのであった。それから一年後、再びアフガニスタンを訪れたいづみは、元気なパリザットと再会を果たす。
「アイ・ラヴ・ピース」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「アイ・ラヴ・ピース」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2003 |
公開年月日 | 2003年12月20日 |
上映時間 | 108分 |
製作会社 | 「アイ・ラヴ・ピース」製作上映委員会(製作会社*こぶしプロダクション 製作協力*ハートフル・ウィング=中村ブレイズ) |
配給 | 「アイ・ラヴ・ピース」全国配給委員会(インディーズ=こぶしプロダクション=ハートフル・ウィング) |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | 不明 |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
音量 | DTS |