利休にたずねよ

りきゅうにたずねよ
上映日
2013年12月7日

製作国
日本

制作年
2013
上映時間
123分

レーティング
一般映画
ジャンル
時代劇

check解説

第140回直木賞を受賞した山本兼一の同名小説を映画化。茶の湯を芸術の域にまで高め美意識を研鑽する茶人・千利休の情熱を描く。利休を語る上で欠かせない黄金の茶室、待庵、北野大茶会なども作品中で再現されている。監督は「火天の城」「精霊流し」の田中光敏。脚本はNHK大河ドラマ『天地人』の小松江里子。音楽は「レッドクリフParttI・II」の岩代太郎。美を追求する千利休を「一命」「出口のない海」の市川海老蔵が、利休の妻を「源氏物語 千年の謎」「嫌われ松子の一生」の中谷美紀が、利休に傾倒しながらも畏れる豊臣秀吉を「R100」「ハゲタカ」の大森南朋が演じる。また若い頃の利休の師役で、2013年に他界した市川團十郎が特別出演をしている。
映画館で観る
Blu-ray&DVDで観る
  • 【DVD】利休にたずねよ コレクターズ・エディション

  • 【DVD】利休にたずねよ

  • 【DVD】利休にたずねよ

  • 【BD】利休にたずねよ

  • 【DVD】利休にたずねよ 通常版

TVで観る

ユーザーレビュー

「利休にたずねよ」のストーリー

織田信長(伊勢谷友介)の茶頭として仕えた千利休(市川海老蔵)。利休は信長にへつらうことなく美を徹底的に追い求め、その美意識はやがて信長家臣だった豊臣秀吉(大森南朋)をも魅了。秀吉の庇護のもと、利休は茶の湯を芸術の域にまで高め、茶聖と謳われるほどになる。しかし彼の名声が高まるにつれ秀吉は心を乱していき、利休を窮地に追い詰め、ついには切腹を命じる。3千もの兵が利休の屋敷を取り囲み、自刃のときが迫っていた。妻・宗恩(中谷美紀)の、ずっと想い人がいたのではないかとの問いかけに、利休は胸に秘めていた遠い記憶を蘇らせる。若い頃利休は色街に入り浸り、遊び呆けていた。そんな中ある女と出会い、彼女の気高さや美しさにすっかり心を奪われる。茶人・武野紹鴎(市川團十郎)の指導を受け、骨身を惜しまず彼女の世話をする利休。彼女は高麗からさらわれてきた、一国の王への貢ぎ物だった。いくら彼女と気持ちを通わせても、恋が叶うはずもなかった。別れの時が近づき、利休はやむにやまれぬ思いである事件を起こす……。

「利休にたずねよ」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「利休にたずねよ」のスペック

基本情報
ジャンル 時代劇
製作国 日本
製作年 2013
公開年月日 2013年12月7日
上映時間 123分
製作会社 「利休にたずねよ」製作委員会(東映=木下グループ=キングレコード=東映ビデオ=テレビ東京=東急エージェンシー=ギルド=テレビ大阪=クリエイターズユニオン=日本出版販売=PHP研究所=読売新聞社=東映チャンネル)
配給 東映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
公式サイト http://www.rikyu-movie.jp/
コピーライト (C)2013「利休にたずねよ」製作委員会

関連するキネマ旬報の記事

関連記事一覧
2014年2月下旬決算特別号 日本映画時評 第300回 映画における驚きはイメージの動きから生まれる
2014年1月上旬号 REVIEW 日本映画&外国映画 公開作20作品、60本の批評 「利休にたずねよ」
2013年12月下旬号 UPCOMING 新作紹介 「利休にたずねよ」
2013年2月上旬号 日本映画 NEWS SCOPE CRANK IN, CRANK UP