解説
戦前にカナダで差別や貧困と戦いながらフェアプレー精神を貫き人気を集め、2003年にカナダ野球殿堂入りを果たした日系人野球チーム『バンクーバー朝日』を描いた人間ドラマ。監督は「舟を編む」が第86回アカデミー賞外国語映画部門日本代表作品に選出された石井裕也。脚本は「おおかみこどもの雨と雪」の奥寺佐渡子。「ぼくたちの家族」でも石井監督と組んだ妻夫木聡が、製材所で働く日系二世の青年を演じる。ほか、「俺俺」の亀梨和也、「北のカナリアたち」の勝地涼、「漫才ギャング」の上地雄輔、「ぼくたちの家族」の池松壮亮ら野球経験者が集結。野球シーンは吹替えを使わず実際に俳優陣がプレーしている。フジテレビ開局55周年記念作品。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る
ユーザーレビュー
「バンクーバーの朝日」のストーリー
20世紀初頭、多くの日本人が胸をふくらませ新天地カナダを目指し海を越えていった。しかし彼らに対する風当たりは厳しく、差別や辛い肉体労働、貧困を耐え忍んでいた。そんな中、日系二世が中心となりバンクーバーを拠点にした野球チーム『バンクーバー朝日』が結成される。フェアプレー精神を貫き巧みな戦術を用いてひたむきに戦う彼らは、やがて日系移民の希望となり、白人社会からも賞賛を得、激動の時代を照らす光となっていく……。
「バンクーバーの朝日」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「バンクーバーの朝日」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2014 |
公開年月日 | 2014年12月20日 |
上映時間 | 132分 |
製作会社 | フジテレビジョン=東宝=FNS27社(制作プロダクション フィルムメイカーズ) |
配給 | 東宝 |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
音量 | 5.1ch |
コピーライト | (C)2014「バンクーバーの朝日」製作委員会 |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
2015年2月下旬 キネマ旬報ベスト・テン発表特別号 | 日本映画時評 第312回 安藤サクラの猛演を安心して見ることについて |
2015年1月上旬号 |
UPCOMING 新作紹介 「バンクーバーの朝日」 「バンクーバーの朝日」 インタビュー 妻夫木聡 「バンクーバーの朝日」 インタビュー 石井裕也[監督] 「バンクーバーの朝日」 日本映画専門チャンネル『メモリーズ・オブ・「バンクーバーの朝日」』撮影現場ルポ REVIEW 日本映画&外国映画 公開作20作品、60本の批評 「バンクーバーの朝日」 |
増刊キネマ旬報SPECIAL 秋の増刊号 | 試写室 「バンクーバーの朝日」 |
2014年4月上旬号 | 日本映画 NEWS SCOPE CRANK IN, CRANK UP |