解説
直木賞作家、小池真理子の半自伝的小説を若手実力派キャストの共演で映画化。学生運動華やかなりし1969年の仙台を舞台に、クラシック音楽の流れる喫茶店で2人の青年と出会った女子高生が、恋を経験して大人の女性に成長してゆく。出演は「極道大戦争」の成海璃子、「愛の渦」の池松壮亮、「虎影」の斎藤工。監督は「太陽の坐る場所」の矢崎仁司。
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この作品のレビュー
映画専門家レビュー
「無伴奏」のストーリー
日本中が学生運動の熱気に包まれていた1969年。仙台の女子高生・響子(成海璃子)は、同級生のレイコやジュリーとともに制服廃止闘争委員会を結成し、学園紛争に打ち込んでいた。そんな娘を案じる両親が仕事の都合で東京に引っ越すことになったものの、進学校に通う響子は、叔母の下で暮らし、仙台に留まる。やがて、レイコに連れられて初めて訪れたクラシック音楽の流れる喫茶店“無伴奏”で出会ったのは、渉(池松壮亮)、祐之介(斎藤工)、エマ(遠藤新菜)の3人。その店で、バッヘルベルのカノンをリクエストする渉に響子は興味を抱く。やがて、大学で開かれた集会で負傷し、自分の甘さを痛感して学生運動から離れた響子は、逃げ込んだ“無伴奏”で渉たちと再会。会うたびに渉に惹かれてゆく響子は、時に嫉妬や不安に駆られながらも、熱い想いを注ぐようになる。だが、いつしか見えない糸が絡み合い、どうにもならない衝動に突き動かされてゆく……。
「無伴奏」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「無伴奏」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2015 |
公開年月日 | 2016年3月26日 |
上映時間 | 132分 |
製作会社 | 「無伴奏」製作委員会(キングレコード=アークエンタテインメント=オムロ) |
配給 | アークエンタテインメント |
レイティング | R-15 |
アスペクト比 | 16:9 |
カラー/サイズ | カラー |
音量 | 5.1ch |
公式サイト | http://mubanso.com/ |
コピーライト | (C)2015「無伴奏」製作委員会 |
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