ビニー/信じる男
びにーしんじるおとこ BLEED FOR THIS
解説
「セッション」のマイルズ・テラーが瀕死の重傷から復帰を果たしたボクシング元世界チャンピオン、ビニー・パジェンサを演じる伝記ドラマ。スーパーウェルター級を制した直後、ビニーは交通事故で首を骨折。誰もが絶望視する中、彼は諦めず王座奪還を目指す。「マネー・ゲーム」のベン・ヤンガー監督がメガホンを取り、オスカー監督マーティン・スコセッシが製作総指揮として参加。マイルズ・テラーが肉体改造し不屈のボクサーに扮するほか、「ハドソン川の奇跡」のアーロン・エッカートが彼を支える伝説のトレーナー、ケビン・ルーニーを演じる。
この作品のレビュー
映画専門家レビュー
「ビニー/信じる男」のストーリー
ロードアイランド州出身で自惚れの強いビニー・パジェンサ(マイルズ・テラー)は、パズマニア・デビルの異名を持つボクサーだった。スーパーライト級チャンピオンのロジャー・メイウェザーに打たれプロモーターのルー・デュバ(テッド・レヴィン)からは引退を勧告されたものの、飲んだくれのトレーナー、ケビン・ルーニー(アーロン・エッカート)について徹底したトレーニングを積み、無謀にも2つ上の階級に挑戦。地元の人々が見ている前でフランス人ボクサーのジルベール・デュレを下し、見事世界ジュニアミドル級(スーパーウェルター級)チャンピオンになる。しかしその直後、交通事故により首を骨折してしまう。二度と歩けなくなる恐れがあり医師からは脊椎を固定する手術を勧められるが、ボクサーの道が絶たれてしまうため、ビニーは遥かにリスクの高いハローという脊椎固定手術を選択。半年間も頭の回りに金属の装具を付け、父・アンジェロ(キアラン・ハインズ)と母・ルイーズ(ケイティ・セイガル)と共に彼は穏やかな日々を過ごす一方、プロモーターやガールフレンドたちは彼は二度とリングに上がることはないと離れていった。ベッドにただ横たわるだけの命に疑問を抱くビニー。ケビンを説得し家族の反対を押し切ってトレーニングを開始。事故から1年が過ぎた頃、彼はスーパーミドル級チャンピオンのロベルト・デュラン(エドウィン・ロドリゲス)との対戦を目指す。
「ビニー/信じる男」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ビニー/信じる男」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | 伝記 ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2016 |
公開年月日 | 2017年7月21日 |
上映時間 | 117分 |
配給 | ファントム・フィルム |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
音量 | 5.1ch |
公式サイト | http://www.vinny-movie.com/ |
コピーライト | (C) BLEED FOR THIS, LLC 2016 |
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