或る終焉

あるしゅうえん CHRONIC
上映日
2016年5月28日

製作国
メキシコ フランス

制作年
2015
上映時間
94分

レーティング
一般映画
ジャンル
社会派 ドラマ

check解説

終末期医療を題材にした、ミシェル・フランコ監督のカンヌ国際映画祭脚本賞受賞作。妻子と別れた看護師デヴィッドは、末期がんの患者から安楽死の幇助を頼まれる。患者への深い思いと、自分自身が抱える亡き息子と関わる暗い過去の狭間で苦悩する。出演は「ヘイトフル・エイト」のティム・ロス、キーファー・サザーランドの娘でドラマ『ニュースルーム』などで活躍するサラ・サザーランド、「インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌」のロビン・バートレット。
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この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • 映像演出、映画評論
    荻野洋一
    見始めた当初の印象は、カットとカットが有機的に繋がっておらず、一枚一枚の画作りで自足していると感じられた。この監督は映画の呼吸がわかっていないぞと。しかし見進め... もっと見る
  • 脚本家
    北里宇一郎
    看護師版「おくりびと」みたいな話で。終末期を迎えた人間がどう安らかに生きられるか、そこに心配りした看護師のケアぶりが淡々と綴られて。この男、どこか自己を殺してい... もっと見る
  • 映画ライター
    中西愛子
    終末期患者の看護をする中年男。家族と疎遠になって以来、ひとり暮らしをし、患者のもとに通う日々を送っている。陽光のふり注ぐどこかの町で、生と死が隣り合わせにある日... もっと見る

「或る終焉」のストーリー

デヴィッド(ティム・ロス)は、終末期患者を受け持つ看護師。別れた妻と娘とは、息子ダンの死をきっかけに疎遠となり、一人暮らしを送っていた。患者の在宅看護とエクササイズに励む以外の生活はなく、患者が望む以上に彼もまた患者との親密な関係を必要としていた。そんなある日、末期がんで苦しむ患者のマーサ(ロビン・バートレット)から、安楽死の幇助を頼まれる。患者への深い思いと、自分自身が抱える亡き息子と関わる暗い過去の狭間で苦悩するデヴィッドが下した壮絶な決断とは……?

「或る終焉」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「或る終焉」のスペック

基本情報
ジャンル 社会派 ドラマ
製作国 メキシコ フランス
製作年 2015
公開年月日 2016年5月28日
上映時間 94分
配給 エスパース・サロウ(提供:ギャガ)
レイティング 一般映画
カラー/サイズ カラー/ビスタ
公式サイト http://chronic.espace-sarou.com/
コピーライト (C)Lucía Films–Videocine–Stromboli Films–Vamonos Films–2015 (C)Crédit photo (C)Gregory Smit

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