解説
『女くどき飯』などの脚本家、北川亜矢子がオリジナルで原作・脚本を担当したドラマ。富山県。渋谷真白は、軽度の知的障がいを抱えながらも、元気に暮らしていた。ある日、東京から来たフリーカメラマンの油井景一と出会った真白は、彼に恋心を抱くが……。出演は「貌斬り KAOKIRI~戯曲「スタニスラフスキー探偵団」より~」の佐藤みゆき、「アルビノの木」の福地祐介。
この作品のレビュー
ユーザーレビュー
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ミャーノフ大佐
こういう映画、弱いんだよ。もう笑わせて泣かせる。
主演の佐藤みゆきの演技が良かったねえ。映画の出だしからちょっと変な子かな、と見せてくるところから始まって、だんだんわかってくるんだけど、素直で屈託のないところをきちんと演じている。
それと、田舎町にはあるあるの噂がすぐ広まってしまうところも良くわかる。そして親や兄弟の、感情もわかる。それでも、誰にだって人に恋心抱いたり、好きになって良いし、親は、持っている才能を見つけて伸ばしてやること、そして一人で生きていく力を与えることが大事なのだ。
映画技術的には下手なところもあるかもしれない。でも、真白ちゃんにエールを送ってしまう。
北川亜矢子、この映画だけ原作、脚本となっているが、何か思い入れがあるのだろうか。
及川奈央ちゃんが出ているが、やっぱりきれいだね。
レビューを書いていても、映画を思い出してうるうるしちゃう。
「真白の恋」のストーリー
生まれてから今まで家族と共に富山県で暮らす渋谷真白(佐藤みゆき)には、見た目にはわからないごく軽い知的障がいがあった。日常生活に支障はなく、現在は父の営む自転車店の店番をしたり、飼い犬の世話をしたり、元気に暮らしている。ある日、兄の結婚式で神社を訪れた真白は、東京からやって来たフリーカメラマンの油井景一(福地祐介)と出会う。真白が生まれて初めて経験する恋。応援する人、心配する家族。その中で真白は、何を感じて、どう成長していくのか……。
「真白の恋」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「真白の恋」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2015 |
公開年月日 | 2017年2月25日 |
上映時間 | 97分 |
製作会社 | (制作プロダクション:sagan pictures) |
配給 | エレファントハウス |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
公式サイト | http://mashironokoi.com/ |
コピーライト | (C)2016「真白の恋」制作委員会 |
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