僕とカミンスキーの旅
ぼくとかみんすきーのたび ME & KAMINSKI
解説
「グッバイ、レーニン!」の監督&主演コンビが再び組んだロードムービー。無名の美術評論家ゼバスティアンは一儲けしようと、かつて脚光を浴びた盲目の画家カミンスキーに着目。新事実を暴こうと旅に連れ出し珍道中を繰り広げるうちに、不思議な友情を育む。12年ぶりのヴォルフガング・ベッカー監督作品出演となったダニエル・ブリュールが野心家の青年ゼバスティアンを、彼を振り回すカミンスキーを「007」シリーズのイェスパー・クリステンセンが演じる。
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この作品のレビュー
映画専門家レビュー
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「僕とカミンスキーの旅」のストーリー
無名の美術評論家ゼバスティアンは、金と名声を得ようとして、芸術家の伝記を書こうとする。目を付けたのは、画家カミンスキーだった。マティスの最後の弟子でピカソの友人である彼は、ポップアートが隆盛した1960年代ニューヨークで盲目の画家として脚光を浴びるが、今やスイスの山奥でひっそりと暮らしていた。ゼバスティアンはこの伝説的人物の新事実を暴くため、老いたカミンスキーをそそのかして彼がかつて愛した女性のもとへ連れて行こうとするが、思わぬトラブルが立て続けに起きる。
「僕とカミンスキーの旅」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「僕とカミンスキーの旅」のスペック
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