ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦
はいどりひをうてなちのやじゅうあんさつさくせん ANTHROPOID
解説
ナチス・ナンバー3と言われたハイドリヒ暗殺の史実を基に映画化。1942年。イギリス政府とチェコスロバキア亡命政府は、ユダヤ人大量虐殺の実権を握るハイドリヒ暗殺を計画。ヨゼフ、ヤンら7人の部隊を、パラシュートによってチェコ領内に送り込むのだが……。出演は「フリー・ファイヤー」のキリアン・マーフィ、「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」のジェイミー・ドーナン、「博士と彼女のセオリー」のハリー・ロイド、「フレンチ・ラン」のシャルロット・ルボン、「ルナシー」のアンナ・ガイスレロヴァー。監督・脚本は「フローズン・タイム」のショーン・エリス。
この作品のレビュー
映画専門家レビュー
ユーザーレビュー
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89bubble93
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ミャーノフ大佐
映画の内容は「ナチス第三の男」と同じ。こちらの映画の方が先に製作されているけど、制作年が1年違いなので、ほぼ重なって製作していただろう。
ハイドリッヒが死んだ後、事件に関わった人達の話も「ナチス第三の男」とほぼ同じ。ラストが少し違うような気がするが。
ハイドリッヒ暗殺は史実なので、ネタバレにならないでしょう。ハイドリッヒが死ぬと、報復としてチェコの一つの村の男性を全員殺し、女性と子供は全員収容所送りとしている。
これって、今のイスラエルのガザ攻撃と同じだよね。そしてロシアのウクライナでの虐殺も。日本でも外国人に対する根拠のない攻撃も同じ。
そして、あの頃から100年近く経とうとする今、世界はまた同じ轍を踏もうとしているように思えてならない。
「ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦」のストーリー
第二次世界大戦下の1942年。ナチスがヨーロッパのほぼ全土に占拠地域を広げていくなか、ヒトラーの後継者と呼ばれ、その冷酷さから“金髪の野獣”と渾名されたナチス第三の実力者であるラインハルト・ハイドリヒは、ユダヤ人大量虐殺の実権を握っていた。イギリス政府とチェコスロバキア亡命政府はハイドリヒ暗殺計画を企て、ヨゼフ(キリアン・マーフィ)、ヤン(ジェイミー・ドーナン)ら7人の兵士による暗殺部隊を、パラシュートによってチェコ領内に送り込む。二人はプラハの反ナチス組織や家族と接触、暗殺計画を着々と進め、やがてそのミッションは実行される。だがハイドリヒ襲撃に憤慨したナチスは、常軌を逸する残虐な報復を始めるのだった……。
「ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | 伝記 歴史劇 戦争 ドラマ |
製作国 | チェコ イギリス フランス |
製作年 | 2016 |
公開年月日 | 2017年8月12日 |
上映時間 | 120分 |
配給 | アンプラグド |
レイティング | PG-12 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
音量 | 5.1ch |
公式サイト | http://shoot-heydrich.com/ |
コピーライト | (C)2016 Project Anth LLC All Rights Reserved |
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