解説
高島礼子が女納棺師に扮したヒューマンドラマ。幼い頃、両親を交通事故で亡くし、その記憶に苦しんできた亜衣は、葬儀の場で女納棺師の満島弥生に出会う。自分と向き合うため、満島に弟子入りする亜衣だったが、満島には愛する人との悲しい過去があった……。共演は「八重子のハミング」の文音。監督は「棒の哀しみ」の伊藤秀裕。
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この作品のレビュー
映画専門家レビュー
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評論家上野昻志女性納棺師の話といってもなあ、すでに「おくりびと」があるからね。どうしても、二番煎じという印象は拭えない。描く世界が狭いだけに、なおさら。そのぶん、高島礼子演じ... もっと見る
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映画評論家上島春彦納棺師という職業はすっかりおなじみになった。こちらでは死化粧エキスパートとして描かれている。葬儀の式次第との関連が弱いのは意図的な処理なのかな。エピソードが七つ... もっと見る
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映画評論家吉田伊知郎極妻・高島で〈女おくりびと〉という発想は二匹目のドジョウ狙いとしては正しい。女賭博師などと同じ迫力で女納棺師(これだけで生計が立つのか)を屹立させる。単なる異業... もっと見る
「おみおくり」のストーリー
子供の頃、両親を交通事故で亡くした亜衣(文音)は、フラッシュバックする事故の悪夢に苦しめられていた。そんなある日、彼女が知人の葬儀の場で出会ったのは、女納棺師の満島弥生(高島礼子)。きちんとお見送りができるように遺体を修復する満島の姿を脳裏に深く刻んだ亜衣は、自分と向き合うため、満島に弟子入りすることを決意。様々な“おみおくり”の現場に接するうち、徐々に自分の心の闇から解き放たれてゆく。だが、やがて亜衣は、自分を温かく見守ってくれる満島に秘められた、愛する人との悲しい過去を知ることとなる……。
「おみおくり」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「おみおくり」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2018 |
公開年月日 | 2018年3月24日 |
上映時間 | 117分 |
製作会社 | 制作:エクセレントフィルムズ |
配給 | エクセレントフィルムズ 配給協力:トリプルアップ |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
音量 | 5.1ch |
公式サイト | http://www.exf.info/omiokuri/ |
コピーライト | (c)2018「おみおくり」製作委員会 |
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