ウォーキング・ウィズ・エネミー/ナチスになりすました男
うぉーきんぐうぃずえねみーなちすになりすましたおとこ WALKING WITH THE ENEMY- 上映日
- 2018年2月17日
- 製作国
- アメリカ カナダ ルーマニア ハンガリー
- 制作年
- 2014
- 上映時間
- 113分
- レーティング
- ジャンル
- アクション 歴史劇 戦争 サスペンス・ミステリー
解説
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【DVD】ウォーキング・ウィズ・エネミー ナチスになりすました男
この作品のレビュー
ユーザーレビュー
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89bubble93
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ミャーノフ大佐
この映画を観ると1944年から始まる。まだ、ドイツがハンガリーに侵攻する前から映画は始まる。でも、第二次世界大戦のヨーロッパ戦線が終わるのは、ヒトラーが死んでドイツが降伏したのが1945年5月でしょ。で、歴史を読むと、ドイツのハンガリー侵攻は1944年3月。わずか1年位の間の話だ。でも、この間にユダヤ人は80万人から20万人に減っていると言うから、いかにユダヤ人に過酷(と言う表現では済まされない)であったかが判る。
そんな状況のハンガリーでナチス親衛隊の制服を着て、ユダヤ人達を救っていった人間を主人公にしている。確かに数多くの人達を救っていったのだろうが、やっぱり最も多く助けたのはスイス公使(実際にはスウェーデン外交官だった様だ)であろう。
ヨーロッパやアメリカが凄いのは、あの戦争からもう80年も経っても、常にナチスの犯罪を描き続けていることだ。おそらくはユダヤ人が資金を出しているだろうけど、それにしてもあの時代を問い続けることは大事でしょ。変わって枢軸国であった日本は絶体にこんな映画は撮らないもんな。
もともとハンガリーをはじめとする東ヨーロッパというのは、国家としての独立が遅かった分、民族主義が勃興しやすい地域ではあったのだろう。現在のハンガリーの首相も民族主義者で親露政権だ。
それにしても、民族主義の台頭から始まり戦争にまで突き進んでいった時代がもう100年も前にもなるのに、最近の世界情勢はまた同じような時代になってきている。こんな調子では、後十数年で世界戦争がまた始まるのか。人間は愚かだな。何にも学ばない。
19世紀から20世紀にかけてヨーロッパでユダヤ人への偏見がどんどん助長していって、ドイツの反ユダヤ政策というのが、ヨーロッパ人の心の中では共感していたのではないか。戦後、イスラエルが出来てユダヤ人がそこへ追いやることで心の負担が軽減した。ところが、イスラエルが中東に出来たことで、今度はアラブ系の人達が流れ込んできた。ユダヤ人がアラブ人に変わっただけなのではないか。そこにロシアが絡んでくるし。
もう一つ気になることが。最近、第二次大戦中のユダヤ人迫害の映画を観るのだが、それがイスラエルのパレスチナ人虐殺の免罪符にはなり得ないことは言っておく。
「ウォーキング・ウィズ・エネミー/ナチスになりすました男」のストーリー
「ウォーキング・ウィズ・エネミー/ナチスになりすました男」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ウォーキング・ウィズ・エネミー/ナチスになりすました男」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | アクション 歴史劇 戦争 サスペンス・ミステリー |
製作国 | アメリカ カナダ ルーマニア ハンガリー |
製作年 | 2014 |
公開年月日 | 2018年2月17日 |
上映時間 | 113分 |
配給 | インターフィルム |
レイティング | |
アスペクト比 | 16:9 |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
音量 | 5.1ch |
公式サイト | https://aoyama-theater.jp/feature/mitaiken2018 |
コピーライト | (C)2014 LIBERTY STUDIOS, INC. ALL RIGHTS RESERVED. |