解説
シンガーソングライター・斉藤和義との交流から生まれた伊坂幸太郎の同名恋愛小説集を、「愛がなんだ」の今泉力哉が映画化。劇的な出会いを待つ会社員・佐藤は、仙台駅前で街頭アンケートに立っていた。そのとき、ギターの弾き語りに聴き入る紗季と目が合う。出演は、「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」の三浦春馬、「トラさん 僕が猫になったワケ」の多部未華子、「スマホを落としただけなのに」の原田泰造、「ちはやふる」シリーズの矢本悠馬。
「アイネクライネナハトムジーク」のストーリー
仙台駅前にある大型ビジョンを望むペデストリアンデッキに、日本人初の世界ヘビー級王座を賭けたタイトルマッチを見る人が集まっていた。そんななか、街頭アンケートに立つマーケティングリサーチ会社勤務のサラリーマン・佐藤(三浦春馬)は、ふとギターの弾き語りを耳にする。歌に聴き入るリクルートスーツ姿の女性・本間紗季(多部未華子)と目が合った佐藤は思い切って声をかけると、アンケートに協力してくれる。紗季の手に書かれた“シャンプー”の文字を思わず佐藤が声に出すと、紗季は微笑む。元々劇的な“出会い”を待つだけの佐藤に、大学時代からの友人で、同級生の由美(森絵梨佳)と結婚し、2人の子供たちと幸せな家庭を築いている織田一真(矢本悠馬)は上から目線で出会いの極意を説く。佐藤は職場の上司である藤間(原田泰造)にも出会いについて相談するが、妻と娘に出て行かれたばかりの藤間は途方に暮れていた。一方、佐藤と同じく出会いのない毎日を送っていた由美の友人・美奈子(貫地谷しほり)は、美容室の常連客・香澄(MEGUMI)から紹介された、声しか知らない男に惹かれていた。10年後、高校生になった織田家の長女・美緒(恒松祐里)は、同級生の和人(萩原利久)や亜美子(八木優希)と一緒に変わらない日々を過ごしている。佐藤は付き合い始めて10年になる紗季にプロポーズするが……。そして美奈子の恋や、藤間の人生は……?
「アイネクライネナハトムジーク」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「アイネクライネナハトムジーク」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ラブロマンス ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2019 |
公開年月日 | 2019年9月20日 |
上映時間 | 119分 |
製作会社 | 映画「アイネクライネナハトムジーク」製作委員会(ギャガ=アミューズ=幻冬舎=ダブ=河北新報社=東日本放送)(制作プロダクション:ダブ) |
配給 | ギャガ |
レイティング | 一般映画 |
カラー/サイズ | カラー |
公式サイト | http://gaga.ne.jp/EinekleineNachtmusik/ |
コピーライト | (C)2019 映画「アイネクライネナハトムジーク」製作委員会 |
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