解説
「後妻業の女」などで知られる直木賞作家・黒川博行の同名小説を映画化したミステリー。骨董ディーラーの佐保は、顧客から高価な骨董品“芦屋釜”を、初出し屋に騙し取られたという話を聞き、相棒の涼香、上司の菊池と共に、茶釜の奪還を計画するが……。出演は「弧狼の血」の駿河太郎、「天使のいる図書館」の小芝風花、「64-ロクヨン-前編/後編」の赤井秀和。監督の大畑拓也は本作で映画監督デビュー。2018年10月13日より京都先行公開。
ユーザーレビュー
「文福茶釜(2018)」のストーリー
骨董ディーラーを生業とする佐保(駿河太郎)は、相棒の涼香(小芝風花)と共にとある山間の蔵屋敷を訪れる。家主の留守中、老婆が1人でいたところを“大阪民具研究会”を名乗る初出し屋に狙われ、亡き亭主が大事にしていた茶釜を騙し取られたというのだ。その茶釜は“芦屋釜”という元禄享保の頃からの天下の名物で、本物なら価値は500万円を下らない。何も知らない老婆を騙し討ちにした初出し屋のやりくちに激怒した佐保と涼香は、上司の菊池(赤井英和)も交えて茶釜の奪還を計画。しかし、茶釜はすでに売り捌かれ、奪還不可能な状況に。そこで、贋作の掛け軸を初出し屋に真筆として売りつけ、茶釜の価値以上の金額を騙し取ることを思いつく。果たして、騙し騙されの化かし合いに、佐保は勝つことができるのか……?!
「文福茶釜(2018)」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「文福茶釜(2018)」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2018 |
公開年月日 | 2018年10月20日 |
上映時間 | 87分 |
製作会社 | 製作:吉本興業(制作:よしもとクリエイティブ・エージェンシー=ABCテレビ/制作プロダクション:エー・ビー・シーリブラ) |
配給 | KATSU-do |
レイティング | 一般映画 |
カラー/サイズ | カラー |
公式サイト | http://bunbukuchagama.official-movie.com/ |
コピーライト | (C)2018吉本興業 |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
2018年11月上旬号 | UPCOMING 新作紹介 「文福茶釜」 |