幸福なラザロ
こうふくならざろ HAPPY AS LAZZARO- 上映日
- 2019年4月19日
- 製作国
- イタリア スイス フランス ドイツ
- 制作年
- 2018
- 上映時間
- 127分
- レーティング
- 一般映画
- ジャンル
- ドラマ
解説
第71回カンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞した寓話的ミステリー。イタリアの小さな村で純朴なラザロと村人たちは、小作制度の廃止を隠蔽する侯爵夫人に騙され、社会と隔絶した生活を送っていた。だがある誘拐騒ぎを契機に、村人たちは初めて外の世界へ出ることに。監督・脚本は「夏をゆく人々」のアリーチェ・ロルヴァケル。主演ラザロを監督に発掘された新星アドリアーノ・タルディオーロが演じるほか、「おとなの事情」のアルバ・ロルヴァケル、「歓びのトスカーナ」のトンマーゾ・ラーニョ、「ロープ/戦場の生命線」のセルジ・ロペス、「ライフ・イズ・ビューティフル」のニコレッタ・ブラスキが出演。
「幸福なラザロ」のストーリー
20世紀後半のイタリア。渓谷で外の世界と隔絶されたインヴィオラータ村の村人たちは領主であるデ・ルーナ侯爵夫人(ニコレッタ・ブラスキ)に騙され、社会と隔絶した生活を強いられていた。村の中でいちばんの働き者である若い農夫ラザロ(アドリアーノ・タルディオーロ)は、お人好しが過ぎるあまり仲間から軽んじられ、周囲から仕事を押し付けられる日々。そんなある日、侯爵夫人の美しい息子タンクレディ(ルカ・チコヴァーニ)が村にやってくる。タンクレディはラザロを仲間に引き入れ、自身の誘拐騒ぎを演出、やがて二人は強い絆で結ばれていくのだった。だがその頃、誘拐事件を発端にインヴィオラータ村の存在が、領主による大規模な労働搾取の事件現場として報道され、村人たちは揃って住み慣れた村から出ることになるのだが……。
「幸福なラザロ」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「幸福なラザロ」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | イタリア スイス フランス ドイツ |
製作年 | 2018 |
公開年月日 | 2019年4月19日 |
上映時間 | 127分 |
配給 | キノフィルムズ/木下グループ |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | ヨーロピアン・ビスタ(1:1.66) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
公式サイト | http://lazzaro.jp/ |
コピーライト | (C)2018 tempesta srl ・ Amka Films Productions・ Ad Vitam Production ・ KNM ・ Pola Pandora RSI ・ Radiotelevisione svizzera・ Arte France Cinema ・ ZDF/ARTE |
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