解説
トニー賞4 冠、グラミー賞最優秀ミュージカルアルバム賞に輝いたブロードウェイミュージカルを、「クレイジー・リッチ!」のジョン・M・チュウ監督が映画化。大停電が起きた夏の日の夜、移民が多く住むワシントンハイツの4人の若者の運命が動きはじめる。シンガー・ソングライターとしても活躍する「アリー/ スター誕生」のアンソニー・ラモス、「ストレイト・アウタ・コンプトン」のコーリー・ホーキンズらが出演。本作の原作ミュージカルや『ハミルトン』を手がけ、「モアナと伝説の海」に作詞・作曲として参加したリン=マニュエル・ミランダが、本作の製作や作詞・作曲を担当している。
この作品のレビュー
映画専門家レビュー
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映画・音楽ジャーナリスト宇野維正オフブロードウェイでの初演から16年を経て、(いくつかの脚色は加えられてはいるが)政治的にもますますアクチュアリティを増しているリン=マニュエル・ミランダの作劇... もっと見る
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ライター石村加奈移民の街、ワシントン・ハイツを舞台にした、傑作ミュージカルの映画化だけあって、歌とダンスのシーンが素晴らしい。中でも、プールでの〈96,000〉のパフォーマンス... もっと見る
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映像ディレクター/映画監督佐々木誠個人的に、特にミュージカルは登場人物のリアリティを求めてしまう。急に心情を歌い出す、その違和感を超えるには背景への十分な理解が不可欠だ。本作のNYで生活する移民... もっと見る
「イン・ザ・ハイツ」のストーリー
NYの片隅にある取り残された街、ワシントンハイツ。大通りは遠い祖国から離れた住民たちで賑わい、いつも歌やダンスが溢れていた。厳しい暑さの真夏に大停電が起きた日の夜、仕事や進学、恋にもがきながら夢に踏み出そうとする4人の若者の運命が動き出す。
「イン・ザ・ハイツ」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「イン・ザ・ハイツ」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ミュージカル |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2020 |
公開年月日 | 2021年7月30日 |
上映時間 | 143分 |
製作会社 | 5000 Broadway=Barrio Grrrl!=Likely Story=SGS Pictures |
配給 | ワーナー・ブラザース映画 |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
公式サイト | http://wwws.warnerbros.co.jp/intheheights-movie.jp/ |
コピーライト | (C) 2020 Warner Bros. All Rights Reserved. |
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