ハッピー・オールド・イヤー

はっぴーおーるどいやー HAPPY OLD YEAR
上映日
2020年12月11日

製作国
タイ

制作年
2019
上映時間
113分

レーティング
一般映画
ジャンル
ドラマ

check解説

タイ映画界の新世代の旗手ナワポン・タムロンラタナリット監督による日本劇場初公開作。海外留学から帰国したジーンは、かつて父が経営していた音楽教室兼自宅の断捨離を行い、自分の事務所にしようとするが、借りた物や写真の思い出が蘇り片づけは一向に進まない。主演は「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」のチュティモン・ジョンジャルーンスックジン。第15回(2020年)大阪アジアン映画祭でグランプリを受賞。
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この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • 映画評論家
    小野寺系
    “こんまり”に影響され、一念発起してミニマリストになろうという異色の人物が主人公で、家族の持ち物や人間までも切り捨てていくという行動は感... もっと見る
  • 映画評論家
    きさらぎ尚
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  • 映画監督、脚本家
    城定秀夫
    ひと昔前突如日本を席捲した断捨離という悪魔の思想もこの頃では以前ほど聞かなくなったと思いきや、短期間に「100日間のシンプルライフ」と本作が立て続けに公開される... もっと見る

「ハッピー・オールド・イヤー」のストーリー

留学先のスウェーデンでミニマルなライフスタイルを学び帰国したデザイナーのジーン(チュティモン・ジョンジャルーンスックジン)。かつて父親が営んでいた音楽教室兼自宅の小さなビルで、出て行った父を忘れられずにいる母、自作の服をオンラインで販売する兄と3人で暮らす彼女は、家をリフォームしてデザイン事務所にすることを思い立つ。理想的なオフィスを目指し、モノにあふれた家の“断捨離”を進めていくジーン。洋服、レコード、楽器、アルバムといった友達から借りたままだったモノを返して廻るが、彼らの反応は千差万別で、なかなか思うように断捨離は進まない。そんななか、かつての恋人エーム(サニー・スワンメーターノン)から借りたカメラを見つけたジーンは、処分に困りながらも小包として送り返すが、受取を拒否されジーンのもとに戻ってきてしまう……。

「ハッピー・オールド・イヤー」の映像

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キャスト役名

「ハッピー・オールド・イヤー」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 タイ
製作年 2019
公開年月日 2020年12月11日
上映時間 113分
製作会社 GDH 559=Very Sad Pictures=Happy Ending Film
配給 ザジフィルムズ=マクザム(協力:大阪アジアン映画祭)
レイティング 一般映画
カラー/サイズ カラー/スタンダード
公式サイト http://www.zaziefilms.com/happyoldyear/
コピーライト (C) 2019 GDH 559 Co., Ltd.

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