記憶の技法

きおくのぎほう
上映日
2020年11月27日

製作国
日本

制作年
2020
上映時間
105分

レーティング
一般映画
ジャンル
ドラマ

check解説

2016年に急逝した吉野朔実による同名漫画を「スタートアップ・ガールズ」の池田千尋監督が実写化。奇妙な記憶喪失癖に悩む女子高生・華蓮。ある日、自分に由という姉がいて、養子として今の両親に引き取られたことを知った華蓮は、出生地である福岡へと向かう。出演は「心が叫びたがってるんだ。」の石井杏奈、「人狼ゲーム マッドランド」の栗原吾郎、「旅のおわり世界のはじまり」の柄本時生。
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この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • 映画評論家
    北川れい子
    ときどき記憶にない記憶が浮かんで気を失ってしまう17歳の女子高生。親や学校はほったらかし? パスポート申請をきっかけに自分が養子であることを知る。親はどうしてそ... もっと見る
  • 編集者、ライター
    佐野亨
    池田千尋の映画は、物語を描くための背景としてまちを捉えるのではなく、まちのたたずまいそのものが物語を語り始めるところに特徴がある。新宿副都心を臨む屋上風景、博多... もっと見る
  • 詩人、映画監督
    福間健二
    髙橋泉脚本で池田監督。期待したのだが、こういうことでしたと最後まで持っていくのが精一杯という感じで終わった。いま、映画は回想の扱いがむずかしい。記憶の回復、こう... もっと見る

「記憶の技法」のストーリー

東京に暮らすごく普通の女子高校生・鹿角華蓮(石井杏奈)は、幼少期の記憶の断片が不意に脳裏をよぎり、しばしば意識が飛んでしまう奇妙な記憶喪失癖に悩んでいた。そんなある日、韓国への修学旅行のため、パスポート申請用の戸籍抄本を見た彼女は、自分に“由”という姉がいたことを知る。しかも由は4歳の時に死亡し、華蓮は“松本”という家から今の両親に引き取られていた。本当の親は今どこにいるのか、なぜ自分は養子として出されたのか……。そのすべてを知りたい華蓮は、嘘をついて修学旅行をキャンセル、出生地である福岡へと旅立つのだった。そのルーツ探しに協力する青い瞳を持つ同級生・穂刈怜(栗原吾郎)とともに現地調査を行う華蓮は、失われた記憶のピースをたぐり寄せながら、ある真実へと迫ってゆく……。

「記憶の技法」の映像

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スタッフ
キャスト役名

「記憶の技法」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 2020
公開年月日 2020年11月27日
上映時間 105分
製作会社 「記憶の技法」製作委員会(制作:KAZUMO)
配給 KAZUMO(配給協力:マジックアワー)
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー
公式サイト https://www.kiokunogihou.com/
コピーライト (C)吉野朔実・小学館 / 2020「記憶の技法」製作委員会

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