返校 言葉が消えた日
へんこうことばがきえたひ DETENTION- 上映日
- 2021年7月30日
- 製作国
- 台湾
- 制作年
- 2019
- 上映時間
- 103分
- レーティング
- R-15
- ジャンル
- ホラー 青春 サスペンス・ミステリー ドラマ
解説
台湾の大ヒットホラー・ゲームを実写化し、第56回金馬奨で最優秀新人監督賞を含む5部門を受賞したダークミステリー。女子高生ファンが教室で目を覚ますと周囲は無人。校内をさ迷う彼女は、政府から禁じられた本を読む読書会メンバーの男子学生ウェイと出会う。主演はドラマ『あすなろ白書~Brave to Love~』のワン・ジン。ジョン・スー監督による長編デビュー作。
この作品のレビュー
映画専門家レビュー
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「返校 言葉が消えた日」のストーリー
1962年、蒋介石率いる国民党の独裁政権下の台湾。市民は、相互監視と密告が強制されていた……。翠華高校に通う女子高生ファン・レイシン(ワン・ジン)が放課後の教室で眠りから目を覚ますと、何故か学校には誰もいない。校内を一人さ迷うファンは、政府から禁じられた本を読む読書会メンバーで、秘かに彼女を慕う男子学生ウェイ・ジョンティン(ツォン・ジンファ)と出会う。ふたりは協力して学校からの脱出を試みるが、どうしても外に出ることができない。それでも、消えた同級生や先生を探し続けるファンとウェイ。やがて、悪夢のような恐怖がふたりに迫るなか、学校で起こった政府による暴力的な迫害事件とその原因を作った密告者の哀しい真相に近づいていく……。
「返校 言葉が消えた日」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「返校 言葉が消えた日」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ホラー 青春 サスペンス・ミステリー ドラマ |
製作国 | 台湾 |
製作年 | 2019 |
公開年月日 | 2021年7月30日 |
上映時間 | 103分 |
製作会社 | 1 Production Film=Filmagic Pictures |
配給 | ツイン |
レイティング | R-15 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
公式サイト | https://henko-movie.com/ |
コピーライト | (C)1 Production Film Co. ALL RIGHTS RESERVED. |
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