GAGARINE ガガーリン

ががーりん GAGARINE
上映日
2022年2月25日

製作国
フランス

制作年
2020
上映時間
98分

レーティング
一般映画
ジャンル
青春 ドラマ

check解説

パリ郊外に実在したガガーリン団地を舞台に少年の成長を描く青春ドラマ。老朽化とパリ五輪のために取り壊しが決まったガガーリン団地。ここで育った16歳のユーリは、帰らぬ母との思い出が詰まった団地を守るため、親友たちと一緒に取り壊し阻止に動き出す。出演は、スクリーンデビューとなる本作で第17回セビリヤ・ヨーロッパ映画祭ほか各国の映画祭の主演男優賞を受賞したアルセニ・バティリ、「フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊」のリナ・クードリ、「ノクトラマ/夜行少年たち」のジャミル・マクレイヴン。監督は、本作がデビュー作となるファニー・リアタールとジェレミー・トルイユ。第73回カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション初監督作部門選出。
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この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • 映画監督/脚本家
    いまおかしんじ
    場所がいい。巨大な都営住宅みたいなとこ。ボロくて、貧乏な奴らばっかいて、そこをウロつく主人公の男の子がまたボンヤリしていて好感が持てる。人がいなくなって、ひとり... もっと見る
  • 文筆家/女優
    唾蓮みどり
    16歳の少年ユーリの孤独と夢見る力がなんとも幻想的な映像のなかで説得力をもってこれでもかと見せつけてくる。ガガーリン団地の解体と、それに反対すべくひとり団地に残... もっと見る
  • 映画批評家、東京都立大助教
    須藤健太郎
    一つの時代の終わりを描くにはどうすればいいか。崩壊の過程にはどう立ち会うべきか。本作の姿勢に不意を突かれた。時代の抱いたユートピアをユートピアとして、その終わり... もっと見る

「GAGARINE ガガーリン」のストーリー

パリ東郊にある赤レンガの大規模公営住宅・ガガーリンで育った16歳のユーリ(アルセニ・バティリ)は、部屋の天体望遠鏡から空を観察し、宇宙飛行士になることを夢見ている。老朽化と24年パリ五輪のために団地を取り壊す計画が持ち上がり、住人は次々と退去していた。ユーリは帰らぬ母との大切な思い出が詰まった団地を守るため、親友のフサーム(ジャミル・マクレイヴン)、ディアナ(リナ・クードリ)と一緒に取り壊しを阻止しようとする。自由で明るいディアナに恋心を抱き、彼女や親友フサームと触れ合いながら、ユーリは不器用ながらも少しずつ成長していく。消えゆく世界に留まりたい思いと、団地から抜け出して夢を追いかけたい気持ちの間で揺れる彼は、団地の解体が迫るなか、空っぽになった無人の住宅を大好きな宇宙船に改造して守ろうとする……。

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「GAGARINE ガガーリン」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「GAGARINE ガガーリン」のスペック

基本情報
ジャンル 青春 ドラマ
製作国 フランス
製作年 2020
公開年月日 2022年2月25日
上映時間 98分
製作会社 Haut et Court=France 3 Cinema
配給 ツイン
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
公式サイト http://gagarine-japan.com/
コピーライト (C)2020 Haut et Court – France 3 CINEMA

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