解説
「踊る大捜査線」シリーズなどで活躍してきた小野武彦の初主演映画。年齢も職業も国籍もバラバラの個性的な住人たちが暮らすシェアハウス。管理人の春山喜代子が入院したことをきっかけに、人づきあいの苦手な夫・秀夫がその代わりを務めることになるが……。共演は「サバカン SABAKAN」の貫地谷しほり、「サイド バイ サイド 隣にいる人」の浅香航大、「雨あがる」の宮崎美子。「MINAMATA-ミナマタ-」などで俳優としても活躍する岩瀬顕子作の同名舞台の映画化。
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この作品のレビュー
ユーザーレビュー
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mauloaaloha
思いやり、ダイバーシティ、
性別、人種、さまざまな事情を
多くの人が抱えていることを
自然なリズムとテンポで
それも、ごく日常的な一部から
私たちが生きているなかで
忘れてはいけないことを
改めて感じさせてくれる映画。
シェアという言葉が
多く使われている現代。
シェアハウスを舞台に
家以外の多くのシェアが
あることを一気に感じれます。
岩瀬さんの描くストーリーも描写も
一言で言うと美しい!
人間の多様な部分と
交わることで生まれるものが
絶妙で、知性も品もあり、
考えさせられ、クスッと笑えて、じーんと泣ける。
「シェアの法則」のストーリー
東京の一軒家で暮らす秀夫(小野武彦)と喜代子(宮崎美子)の春山夫妻が自宅を改装して始めたシェアハウス。そこには、年齢も職業も国籍もバラバラの個性的な面々が暮らし、互いに協力し合い、時には衝突しながらも、共同生活を営んでいた。管理人の喜代子は、食事会を開いたり、相談に乗ったりと、住人たちの母親のような存在だった。ところが、ふとした事故をきっかけに入院することに。そこでしばらくの間、秀夫が喜代子の代わりを務めることになる。社交的な喜代子とは対照的に、人づきあいが苦手で、誰とも打ち解けようとしない秀夫は、住民からも疎まれ、息子の隆志(浅香航大)に対しても厳しく接する。そんな中、キャバクラで働く美穂(貫地谷しほり)が、勤務先でトラブルを起こし、呼び出されることに。自分の価値観のみで物事を見てきた秀夫は、様々な境遇の人たちと関わる事で、少しずつ相手を“思いやる”ことを学んでいく……。
「シェアの法則」の映像
「シェアの法則」の写真
「シェアの法則」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「シェアの法則」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2022 |
公開年月日 | 2023年10月14日 |
上映時間 | 107分 |
製作会社 | ジャパンコンシェルジュ(企画:日穏-bion-) |
配給 | GACHINKO Film |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
音量 | 5.1ch |
公式サイト | http://www.share-hosoku.com/ |
コピーライト | (C)2022ジャパンコンシェルジュ |
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