チャン・イーモウの関連作品 / Related Work

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  • 北京冬季五輪2022

      制作年: 2023
      2022年2月4日~20日に開催された北京冬季オリンピックを記録した公式ドキュメンタリー。フィギュアスケートの羽生結弦選手はじめ金メダル獲得に挑む選手たちのドラマや、バブル方式を利用した感染防止対策などオリンピック大会運営の苦労や努力も映し出す。監督は、2004年第17回東京国際映画祭審査員特別賞や第41回金馬奨最優秀作品賞・最優秀撮影賞などを獲得した「ココシリ」を手がけたルー・チュアン。中国を代表する映画監督で、2008年夏の北京大会に続き北京冬季オリンピック・パラリンピック開・閉会式の総監督を務めたチャン・イーモウが製作総指揮として参加している。
    • 崖上のスパイ

      制作年: 2021
      第94回米アカデミー賞 国際長編映画賞 中国代表に選ばれた、チャン・イーモウ監督によるサスペンス。1934年冬の満州国ハルビン。ソ連で特殊訓練を受けた男女4人のスパイ・チームが極秘作戦に潜入するが、そのミッションは天敵である特務警察に察知されていた。出演は「ワン・セカンド 永遠の24フレーム」のチャン・イー、リウ・ハオツン、「ゴッドスレイヤー 神殺しの剣」のユー・ハーウェイ、「1950 鋼の第7中隊」のチュウ・ヤーウェン、「桃(タオ)さんのしあわせ」のチン・ハイルー。
    • ワン・セカンド 永遠の24フレーム

      制作年: 2020
      チャン・イーモウが文化大革命を背景に、娘への父の想いを描いたドラマ。強制労働所送りになった男は、妻に愛想を尽かされ離婚し、最愛の娘とも縁を切られてしまう。数年後、ニュースフィルムに娘の姿が1秒だけ映っていると知ると、脱走してフィルムを探す。出演は、「オペレーション:レッド・シー」のチャン・イー、本作がデビュー作となるリウ・ハオツン、「愛しの故郷」のファン・ウェイ。2021年トロント国際映画祭正式出品作品。
    • 愛しの故郷(ふるさと)

      制作年: 2020
      チャン・イーモウが製作総指揮を務め、故郷への思いをオールスターキャストで綴ったオムニバスコメディ。「愛しの母国」の姉妹編。「チャン・イーモウからの出演オファーを断った」と大口を叩くお調子者の物語や、田舎町を舞台にUFOを巡る騒動が描かれる。出演は「運命の子」のグォ・ヨウ、「101回目のプロポーズ ~SAY YES~」のホアン・ボー。
    • SHADOW 影武者

      制作年: 2018
      チャン・イーモウ独特の映像美が彩る武侠アクション。戦国時代の中国。大国・炎と休戦を結んだ弱小国・沛の重臣・都督は、炎国の楊蒼将軍との対決を画策。だが、王に仕える都督は、実は影武者だった。影武者は楊蒼との対決に備え、武術の腕を磨くが……。都督と影武者の二役を演じて主演を務めるのは、「人魚姫」のダン・チャオ。
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      • 手に汗握る
      • 重厚感のある
    • グレートウォール(2016)

      制作年: 2016
      「HERO」のチャン・イーモウ監督が「ジェイソン・ボーン」のマット・デイモンを主演に迎え、万里の長城に秘められた伝説の戦いを活写する歴史アクション。金や名声のため世界を旅する傭兵ウィリアムは、中国で60年に一度現れる謎の怪物と対峙する。2D/3D上映。共演は「ファイヤー・ストーム」のアンディ・ラウ、「ポリス・ストーリー レジェンド」のジン・ティエン、「タイガー・マウンテン 雪原の死闘」のチャン・ハンユー、「ジョン・ウィック」のウィレム・デフォー。
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      • 重厚感のある
      • かっこいい
      • スカッとする
    • 楊貴妃 Lady Of The Dynasty

      制作年: 2015
      「妻への家路」のチャン・イーモウらが監督を務める歴史スペクタクル。唐王朝隆盛期。時の皇帝・玄宗は、戦死者弔いの儀で舞を披露する玉環に心を奪われる。その様子に気づいた皇后・武恵妃は、とっさに18番目の皇子・寿王の妃になる娘だと嘘をつくのだが……。出演は「X-MEN:フューチャー&パスト」のファン・ビンビン、「孫文の義士団」のレオン・ライ、「楊家将 烈士七兄弟の伝説」のウー・ズン、「四川のうた」のジョアン・チェン。「呉清源 極みの棋譜」のティエン・チュアンチュアンと新鋭シーチンがチャン・イーモウと共に監督を務める。特集企画『未体験ゾーンの映画たち2017』にて上映。
    • 妻への家路

      制作年: 2014
      中国の文化大革命終結後、心労が原因で20年ぶりに再会した夫の記憶を失った妻と、彼女に寄り添いながら失われた記憶を取り戻させようとする夫の愛情を描いたドラマ。名コンビとして知られたチャン・イーモウ監督と主演のコン・リーは、「王妃の紋章」以来、8年ぶりの顔合わせ。共演は「唐山大地震」のチェン・ダオミン。
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    • サンザシの樹の下で

      制作年: 2010
      「初恋のきた道」のチャン・イーモウ監督が、文化大革命真っ只中の中国を舞台に描く切ないラブストーリー。出演は7000人の中から選ばれ、本作でスクリーンデビューを飾ったシンデレラガール、チョウ・ドンユィと「金陵十三釵/Nanjing Heroes」のショーン・ドウ。原作は中国系アメリカ人作家エイミーの同名小説。
    • 女と銃と荒野の麺屋

      制作年: 2009
      「LOVERS」のチャン・イーモウがコーエン兄弟の「ブラッド・シンプル」を、舞台を中国に置き換えてリメイクしたクライム・スリラー。大金と銃を巡り、破滅していく男女をシニカルに描く。出演は、「カンフー・ダンク!」のヤン・ニー、「遥か、西夏へ」のニー・ダーホン、「花の生涯 梅蘭芳」のスン・ホンレイ。
    • それぞれのシネマ「映画をみる」

      制作年: 2007
      『あなたにとって映画館とは』をテーマに、世界の名匠たちが【3分間】で撮ったオムニバスの一遍。カンヌ国際映画祭の60回目の開催を記念し製作された。
    • 王妃の紋章

      制作年: 2007
      中国史上、最も栄華を極めた唐王朝滅亡後の時代を舞台に、宮廷で繰り広げられる愛憎劇を描いた歴史絵巻。監督は「単騎、千里を走る」のチャン・イーモウ。出演は「グリーン・デスティニー」のチョウ・ユンファ、「さらば、わが愛 覇王別姫」のコン・リー、「頭文字D THE MOVIE」のジェイ・チョウほか。
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    • 単騎、千里を走る。

      制作年: 2005
      余命いくばくもない民俗学者の息子の代わりに、京劇を撮影しに中国の奥地を訪れる男の旅を描いた人間ドラマ。「LOVERS」のチャン・イーモウ監督が長年熱望していた高倉健を主演に迎えた。日本パートは降旗康男監督はじめ日本人スタッフで固めている。原題の『千里走単騎』は、『三国志』に由来する中国の京劇の演目。
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    • LOVERS

      制作年: 2004
      唐代の中国を舞台に、互いに仕組んだ罠の中で出会った三人の男女が繰り広げるアクション・ラブストーリーを、チャン・イーモウ監督が様式美を極めて描く。出演は「恋する惑星」「不夜城」の金城武、イーモウ映画の常連チャン・ツィイー、「インファナル・アフェア」のアンディ・ラウ。脚本のリー・フェン、アクション監督のチン・シウトン、衣装デザイナーのワダエミら、スタッフも監督の前作「HERO」チームが揃った。
    • 至福のとき

      制作年: 2002
      孤独な少女が周囲の愛情に触れ、生きる希望を取り戻していく様を描いた感動作。監督は「初恋のきた道」のチャン・イーモウ。脚本は文学界で活躍するグイ・ズ。原作は「紅いコーリャン」の原作でも知られるモー・イエンの短編小説。撮影のホウ・ヨン、音楽のサン・パオ、編集のチャイ・ルーらは、「初恋のきた道」に続くスタッフ。出演は「始皇帝暗殺」のチャオ・ベンシャン、新人のドン・ジエ、「上海ルージュ」のフー・ピアオほか。
    • HERO(2002)

      制作年: 2002
      チャン・イーモウ監督がアジアを代表するスタッフ・キャストを集め、壮大なスケールで描く一大歴史スペクタクル巨編。秦の始皇帝を狙う3人の刺客をすべて討ち取ったという一人の男の語る驚愕の物語が、華麗な歴史絵巻の中に展開する。
    • トゥーランドット

        制作年: 2000
        プッチーニのオペラ『トゥーランドット』を、中国人映画監督チャン・イーモウが演出し、紫禁城で上演するというプロジェクトの過程を追ったドキュメンタリー。監督は様々な音楽イベントのドキュメンタリー作品で知られるアラン・ミラー。イーモウのほか、フィレンツェ歌劇場の主席指揮者ズービン・メータ、イタリアオペラの照明監督グイド・レヴィらが登場する。フィラデルフィア国際映画祭最優秀観客賞受賞。
      • 初恋のきた道

        制作年: 2000
        雄大な中国の自然を背景に、健気な少女の初恋を描く純愛映画。監督は「あの子を探して」のチャン・イーモウ。出演は「グリーン・デスティニー」のチャン・ツィイーほか。第50回ベルリン国際映画祭銀熊賞受賞。
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      • あの子を探して

        制作年: 1999
        小学校の代用教員になった13歳の女の子と迷子になった腕白坊主の生徒の姿を描いたヒューマンドラマ。監督は「上海ルージュ」のチャン・イーモウ。脚本はシー・シアンション。撮影はホウ・ヨン。音楽はサン・パオ。出演はウェイ・ミンジ、チャン・ホエクーほか。
      • キープ・クール

        制作年: 1997
        中国映画の巨匠チャン・イーモウが、初めて現代の北京を題材にした意欲作。斬新なカメラワークとブラックユーモアの渦がスピーディに展開する。主演は「鬼が来た!」のチアン・ウェン。1997年ヴェネチア国際映画祭正式出品作品。
      • 龍城恋歌

        制作年: 1996
        「初恋のきた道」「あの子を探して」「HERO」などの監督チャン・イーモウが製作総指揮したラブ・ストーリー。監督は、「菊豆」「ハイジャック 台湾海峡緊急指令」で、チャン・イーモウと共同監督を務めたヤン・フォンリャン。
      • 上海ルージュ

        制作年: 1995
        1930年の上海を舞台に、黒社会の首領の囲い者である歌姫の運命を、7日間という時間のなかで、その召使いとなった一人の少年の視点から描く。当時のモダニズム都市、上海を華麗に再現した美術、撮影が見もの。なお、監督チャン・イーモウと主演コン・リーは本作を最後に私的関係を解消、最後のコンビ作とも言われている。原作は、本作のために書き下ろされたリー・シャオの「門規」。撮影は、「画魂」のリュイ・ユエ、美術は「ハイジャック・台湾海峡緊急指令」のツァオ・チウピン、音響は「さらば、わが愛/覇王別姫」のタオ・チン、編集は、チャン・イーモウとコンビのトー・ユアン。出演は、「花の影」のコン・リー、「菊豆」のリー・パオティエン、「青い凧」のリー・シュエチェン。95年、カンヌ国際映画祭高等技術賞、ニューヨーク映画批評家協会賞撮影賞、ロサンゼルス映画批評家協会賞撮影賞、D.Wグリフィス賞外国映画賞/表現の自由賞をそれぞれ受賞。また、第68回アカデミー賞撮影賞、ゴールデン・グローブ賞外国語映画賞にノミネートされた。
      • 活きる(1994)

        制作年: 1994
        激動の中国を舞台に、時代の波に翻弄される家族を描いた大河ドラマ。監督は「初恋のきた道」のチャン・イーモウ。脚本は「さらば、わが愛/覇王別姫」のルー・ウェイと、原作小説の著者であるユイ・ホア。出演は「さらば、わが愛/覇王別姫」のグォ・ヨウ、「始皇帝暗殺」のコン・リーほか。1994年カンヌ国際映画祭審査員特別賞、主演男優賞受賞。
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      • 項羽と劉邦 その愛と興亡 完全版

        制作年: 1994
        中国史上名高い二傑、項羽と劉邦の物語を、彼らを支えた二人の女を中心に据えて描いた大河ドラマ。96年の世界初の138分の国際編集版の公開に続いて、上集『西楚覇王』、下集『楚漢争覇』の2部構成、185分の本国公開時のヴァージョンが完全版と題して公開された。「紅いコーリャン」「上海ルージュ」など中国を代表する名匠チャン・イーモウの総監修のもと、彼の作品でおなじみの女優コン・リーをはじめ、中国・香港のスターが競演。監督は『BLACK CAT 黒い女豹』(V)などの作品を手掛けるスティーヴン・シン。チャン・イーモウの「菊豆」「秋菊の物語」などの原作を手掛けた作家リウ・ホンの原作を、監督のシンとシャオ・フー、スー・ヤンピンの共同で脚本化。撮影は「DEAD HEAT デッドヒート」のチェン・シウケン。音楽は「バタフライ・ラヴァーズ」などの名手ジェームズ・ウォンとロメオ・ディアズのコンビで、コン・リーがエンド・クレジットの主題歌を歌う。美術は『ルージュ』(V)のマー・クォンイン。衣裳は「南京の基督」のモク・クァンキット。武術指導は『武闘派烈伝』(V)のコン・タオホー。主演は「上海ルージュ」などの中国を代表する女優コン・リー、『ゴッド・ギャンブラー3』のレイ・ロイ、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」シリーズのロザムンド・クァン、「さらばわが愛/覇王別姫」のチャン・フォンイー。共演は「バタフライ・ラヴァーズ」のチョイ・カムコン、「暗戀桃花源」のチン・シーチェとクー・パオミンほか。
      • 項羽と劉邦 その愛と興亡

        制作年: 1994
        中国史上名高い二傑、項羽と劉邦の物語を、彼らを支えた二人の女を中心に据えて描いた大河ドラマ。本国公開時は上集『西楚覇王』、下集『楚漢争覇』の2部構成185分で上映(日本では97年に完全版と題して公開)がされたが、今回は世界初の138分の国際編集版。「紅いコーリャン」「上海ルージュ」など中国を代表する名匠チャン・イーモウの総監修の元、彼の作品でおなじみの女優コン・リーをはじめ、中国・香港のスターが競演。監督は『BLACKCAT 黒い女豹』(V)などの作品を手掛けるスティーヴン・シン。チャン・イーモウの「菊豆」「秋菊の物語」などの原作を手掛けた作家リン・ホウの原作を、監督のシンとシャオ・フー、スーヤンピンの共同で脚本化。撮影は「DEAD HEATデッドヒート」のチェン・シウケン。音楽は「バタフライ・ラヴァーズ」などの名手ジェームズ・ウォンとロメオ・ディアズのコンビで、コン・リーがエンド・クレジットの主題歌を歌う。美術は『ルージュ』(V)のマー・クォンイン、衣裳は「南京の基督」のモク・クァンキット、武術指導は『武闘派列伝』(V)のコン・タオホーがそれぞれ担当。主演は「上海ルージュ」などの中国を代表する女優コン・リー、『ゴッド・ギャンブラー3』のレイ・ロイ、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」シリーズのロザムンド・クァン「さらばわが愛/覇王別姫」のチュン・フォンイー。
      • 画魂 愛、いつまでも

        制作年: 1992
        19世紀末の中国に生まれ、数奇な運命の果てにパリで客死した実在の女流画家、藩玉良(パン・ユィリャン)の生涯を描いた伝記映画。念願の企画であり、度重なる中断を経て、5年の歳月をかけて完成させた監督は、『当代人』(81)でデビュー以来、現代中国映画界を代表する女流監督の一人である黄蜀芹。製作(出品)人として「雲南物語」の杜又稜、エグゼクティヴ・プロデュサーに「紅いコーリャン」「紅夢」の監督である張芸謀が名を連ねている。撮影には、カンヌ国際映画祭審査員特別賞を受賞した張芸謀監督の『活着』の呂楽と、監督とは気心が知れた夏力行が共同で当たった。主演は「さらば、わが愛 覇王別姫」の鞏俐と、「つきせぬ想い」の監督としても知られる爾冬陞。
      • 秋菊の物語

        制作年: 1992
        中国北部、陜西センセイ省の農村に住む妊婦が、夫にケガを負わせた村長を訴えるため奔走する姿を描くヒューマン・コメディ。監督は「紅夢」の張藝謀、エグゼクティヴ・プロデューサーは馬逢国。一九九一年に発表された、当時中国で交付されたばかりの行政訴訟法を題材にした陳源斌の小説「萬家訴訟」をもとに、「菊豆」の劉恆が脚本を執筆。スーパー16ミリ(35ミリブローアップで上映)、マルチ・カメラ方式、隠し取りの撮影はドキュメンタリー出身の池小寧、于小群、廬宏義の共同。音楽は趙季平が担当。主演は「テラコッタ・ウォリア/秦俑」の鞏俐。共演の戈治均、劉佩王奇、雷恪生以外は全員素人の近隣の村の人々が出演している。九二年ヴェネチア国際映画祭金獅子賞、主演女優賞受賞。キネマ旬報ベストテン第二位。
      • 紅夢

        制作年: 1991
        絶大な権力を持つ大地主の家に第4夫人として嫁ぐことになったヒロインの愛憎を描く。蘇童の小説『妻妾成群』の原作を「菊豆」の張藝謀が映像化。エグゼクティヴ・プロデューサーを「悲情城市」の侯孝賢と張文澤が手がける。製作は邱復生、脚本は倪震、撮影は趙非、音楽プロデュースは立川直樹が担当。
      • 菊豆

        制作年: 1990
        1920年代の中国を舞台に、年老いた染物屋の主人のもとに嫁いだ女性の苛酷な運命を描くドラマ。監督は「紅いコーリャン」の張藝謀と楊鳳良、原作・脚本は劉恒、撮影は顧長衛と楊輪が担当。出演は鞏俐、季保田ほか。
      • テラコッタ・ウォリア/秦俑

        制作年: 1989
        「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー2」のチン・シュウタン監督が、ツイ・ハークの特撮協力を得て作り上げた大スケールのタイムトラベル・アクション・ファンタジー。中国本土の雄大な景観に、香港映画の娯楽精神が融合、「菊豆」の監督・主演コンビ、チャン・イーモウとコン・リーが主役を努めている。脚本はリー・ピクワー、撮影はピーター・パウとリー・ファンイ、美術はユー・チュンマン。出演は上述のほか、中国第五世代監督の指導者でもある「古井戸」のウー・ティエンミンも顔を見せ、主題歌はサリー・イップが担当している。
      • ハイ・ジャック 台湾海峡緊急指令

        制作年: 1988
        「紅いコーリャン」「菊豆」などで、世界中の注目を集める中国を代表する監督、チャン・イーモウの珍しいアクション映画。北京と台北という政治的に微妙な関係にある両者が手を結ぶという筋書きをアクション仕立てで見せる点が興味深い。チャン・イーモウ映画には欠かせないヒロイン、コン・リーはハイジャック機に乗り合わせた看護婦役で出演している。
      • 古井戸

        制作年: 1987
        井戸を掘る村の人びととそれをめぐる事件を描く。第2回東京国際映画祭グランプリ受賞作品。監督は「人生」(85年の新作フェスティヴァルで上映)の呉天明。原作・脚本は鄭義、撮影は陳万才と張藝謀、音楽は許友夫、美術は楊鋼が担当。出演は張藝謀、梁玉瑾ほか。
      • 紅いコーリャン

        制作年: 1987
        20年代末の中国山東省を舞台に、貧しく厳しい状況の中で生きる人々の、恋と欲望と闘いを描く。監督は本作がデビューとなる張藝謀、莫言の原作『紅高梁』『高梁酒』を基に、脚本は陳剣雨が担当。出演は鞏俐、姜文ほか。
      • 大閲兵

        制作年: 1985
        パレードを立派に成し遂げる為にただ黙々と訓練を行なう兵士たちの姿を描く。モントリオール国際映画祭審査員特別賞を受賞。監督は「黄色い大地(1984)」の陳凱歌、脚本は高力力。撮影は「黄色い大地(1984)」の張芸謀、音楽は瞿小松が担当。出演は王学圻、孫淳、呉若甫ほか。カラー、ワイド。
      • 黄色い大地(1984)

        制作年: 1984
        中国中央部、陝西省を舞台に、八路軍の兵士と貧農の娘の淡い恋と農民たちの苛酷な生活ぶりを描く中国映画。監督は1952年生まれでこれが監督デビュー作の陳凱歌、柯藍の散文『深夜回声』を張子良が脚色。撮影は張藝謀、音楽は趙季平、美術は何群が担当。出演は薛白、王学圻など。85年金鶏賞最優秀撮影賞、85年ロカルノ映画祭銀賞を受賞している。
      • 一人と八人

        制作年: 1984
        クオ・シャオチュアンの長編詩を基にした抗日映画。第五世代の最初の傑作といわれていたが、抗日戦中の共産党の査問問題を肯定的に描いていたために公開許可がおりず、88年までオクラ入りしていた。撮影を「紅いコーリャン」「菊豆」のチャン・イーモウが手掛けている。
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