アラン・レネの関連作品 / Related Work

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  • 愛して飲んで歌って

    制作年: 2014
    「去年マエリエンバートで」で第22回ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞を受賞、ホロコーストを扱ったドキュメンタリー「夜と霧」から「風にそよぐ草」のような恋愛喜劇まで幅広い作風を見せ、2014年にその生涯を閉じたアラン・レネ監督の遺作。劇作家アラン・エイクボーンの戯曲を下敷きに、余命わずかな男性をめぐりユーモアにあふれた駆け引きをする男女を描く。「巴里の恋愛協奏曲」など多くのレネ監督作品に出演するサビーヌ・アゼマ、「ユキとニナ」のイポリッド・ジラルドらが出演。レネ監督の常に新境地を拓く姿勢が評価され、本作で第64回ベルリン国際映画祭において通常は革新的な若手監督に贈られるアルフレッド・バウアー賞を91歳にして獲得した。
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  • 風にそよぐ草

    制作年: 2009
    「去年マリエンバードで」で知られるフランスの巨匠アラン・レネが、89歳にして送り出した大人のラブストーリー。ひったくりに奪われた財布を拾ったことがきっかけで、初老の紳士がその持ち主の女性に心奪われてゆく。出演は「ミックマック」のアンドレ・デュソリエ、「巴里の恋愛協奏曲(コンチェルト)」のサビーヌ・アゼマ。
  • アニエスの浜辺

    制作年: 2008
    「落穂拾い」のアニエス・ヴァルダ監督による自伝的ドキュメンタリー。生い立ちや家族、友人、思い出の地、亡夫ジャック・ドゥミ、ヌーヴェル・ヴァーグ、ハリウッド等、彼女自身が語り、過去の作品やインタビュー、心象風景を交えながら現在と過去を繋いでいく。出演はアニエス・ヴァルダ、ジャック・ドゥミ、マチュー・ドゥミ、ジャン=リュック・ゴダール、ジェーン・バーキン、カトリーヌ・ドヌーヴ、ハリソン・フォード、ジム・モリソンなど。まもなく81歳になるアニエス・ヴァルダがベルギーの浜辺に立ち、鏡を並べる指示を出している。その鏡には海やアニエス自身、人影等が映りこむ。振り返ると彼女の人生には、いつも浜辺があった。子供時代を過ごしたベルギーの浜辺に始まり、戦火を逃れて疎開した南フランスの港町セート、夫であるジャック・ドゥミと渡ったアメリカ・西海岸……。自身、家族、友人、そして夫について思いを馳せながら続ける旅は、アニエスの個人史であると同時に、第二次世界大戦、戦後、ヌーヴェル・ヴァーグ、フラワーチルドレン、ウーマン・リヴ……、さながら現代史、そしてフランスの芸術史でもあった。
  • 六つの心 アラン・レネ

    制作年: 2006
    フランスの名匠、アラン・レネ監督がパリに生きる孤独な人々の交差する人生を描いた人間ドラマ。不動産業を営むティエリーは、ある日信心深いシャルロットから宗教番組のビデオを借りた。彼女のことが気になっていたティエリーは嫌々見始めるのだが…。【スタッフ&キャスト】監督:アラン・レネ 撮影:エリック・ゴーティエ 音楽:マーク・スノー 出演:サビーネ・アゼマ/イザベル・カッレ/ラウラ・モランテ/ピエール・アルディーティ/アンドレ・ドゥソリエ
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  • 巴里の恋愛協奏曲

    制作年: 2003
    様々な立場と思いが交錯する男女たちの恋愛騒動を描いたミュージカル・コメディ。オペラ作家アンドレ・バルドと作曲家モーリス・イヴァンのコンビが生んだ1925年のオペレッタ『Pas sur la bouche!』の映画化。監督は「恋するシャンソン」のアラン・レネ。撮影は「恋するシャンソン」「家宝」のレナート・ベルタ。編曲は「恋するシャンソン」のブリュノ・フォンテーヌ。出演は「堕天使のパスポート」のオドレイ・トトゥ、「恋するシャンソン」「ブッシュ・ド・ノエル」のサビーヌ・アゼマ、「ミッション・クレオパトラ」のイザベル・ナンティ、「男と女/嘘つきな関係」のピエール・アルディティ、「レ・ミゼラブル」のダリー・コール、「発禁本/SADE」のジャリル・レスペール、「奇人たちの晩餐会」のダニエル・プレヴォー、「キャットウーマン」のランベール・ウィルソンほか。2004年セザール賞助演男優賞、衣裳デザイン賞、音響賞を受賞。
  • 恋するシャンソン

    制作年: 1997
    パリの空の下、家探しをきっかけに知り合った7人の男女が繰り広げる勘違いを、エディット・ピアフからジェーン・バーキンまで永遠のシャンソン、フレンチ・ポップス36曲で綴った軽妙な恋愛映画。監督は「二十四時間の情事」「去年マリエンバートで」「お家にかえりたい」の巨匠アラン・レネ。製作はブリュノ・ペセリ。脚本は主演のアニエス・ジャウィとジャン=ピエール・バクリ(「家族の気分」でも共演)。撮影はダニエル・シュミット作品などで知られる名手である「不倫の公式」のレナート・ベルタ。音楽はブリュノ・フォンテーヌ。美術は「去年マリエンバートで」以来のレネ組であるジャック・ソルニエ。編集は「死と乙女」のエルヴェ・ド・リューズ。衣裳はジャッキー・ビュダン。録音は「とまどい」のピエール・ルノワール。出演は他に、「私の男」のサビーヌ・アゼマ、「カドリーユ」のアンドレ・デュソリエ、「地に墜ちた愛」のジェーン・バーキン、「女優マルキーズ」のランベール・ウィルソン、「男と女、嘘つきな関係」のピエール・アルディティほか。98年セザール賞最優秀作品賞、主演男優賞、助演男優賞、助演女優賞、脚本賞、編集賞、録音賞、98年ベルリン映画祭生涯芸術貢献賞を受賞。
  • お家に帰りたい

    制作年: 1989
    アラン・レネ監督のカルチャー・ギャップ・コメディ。脚本がアメリカの漫画家で「愛の狩人」の脚本家でもあるジュールス・ファイファー、俳優陣の大部分がブロードウェイ勢という、どこかアメリカが匂うコメディの中に、レネ監督は自分捜しのテーマを潜ませている。89年ヴェネチア国際映画祭脚本賞受賞。
  • メロ

    制作年: 1986
    1926年のパリを舞台に男性2人と1人の女性をめぐって展開する愛の葛藤を描く。製作はマラン・カルミッツ、監督は「アメリカの伯父さん」のアラン・レネ、原作はアンリ・ベルンスタイン、撮影はシャルリー・ヴァン・ダム、音楽はフィリップ・ジェラールが担当。出演はサビーヌ・アゼマ、ピエール・アルディティほか。
  • アメリカの伯父さん

    制作年: 1980
    女性一人男性二人の行動や心理の動きを臨床心理学的な視点から分析しながら人間の心理と病理、記憶と行動との関係等を描く。製作はミシェル・フォール、監督は「プロビデンス」のアラン・レネ、助監督はレネ夫人のフロランス・マルローとジャン・ルオン、脚本はジャン・グリュオー、撮影はサッシャ・ヴィエルニー、音楽はアリエ・ジェルラトカ、編集はアルベール・ジュルジャンソン、美術はジャック・ソルニエ、衣裳はカトリーヌ・ルテルリエが各々担当。出演はジェラール・ドパルデュー、ニコール・ガルシア、ロジェ・ピエール、・マリー・デュボア、ネリー・ボルジョー、ピエール・アルディティ、ジェラール・ダリュウ、アンリ・ラボリ教授など。
  • プロビデンス

    制作年: 1977
    78歳の誕生日の前夜、宏壮な館の奥深くで病魔に苦しむひとりの老作家が死の強迫観念に襲われながら、最後の力をふりしぼって構築する物語と現実を、重層的に交錯させて描く。製作総指揮はフィリップ・デュサール、製作はイヴ・ガスネールとクラウス・ヘルウィヒ、監督は「薔薇のスタビスキー」のアラン・レネ、脚本はデイヴィッド・マーサー、撮影はリカルド・アロノヴィッチ、音楽はミクロス・ローザ、製作デザインはジャック・ソルニエ、衣裳はイヴ・サンローランとジョン・ベイツが各々担当。出演はダーク・ボガード、エレン・バースティン、サー・ジョン・ギールグッド、デイヴィッド・ワーナー、エレーン・ストリッチなど。
  • 薔薇のスタビスキー

    制作年: 1974
    一九三〇年代のフランスで暗躍した希代の詐欺師スタビスキーの半生を描く。製作はジャン・ポール・ベルモンド、監督は「ミュリエル」のアラン・レネ、脚本はホルヘ・センプラン、撮影はサッシャ・ヴィエルニー、音楽はステファン・ソンダイムが各々担当。出演はジャン・ポール・ベルモンド、シャルル・ボワイエ、アニー・デュプレー、フランソワ・ペリエ、クロード・リッシュ、ロベルト・ビサッコ、ジジ・バリスタなど。
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  • ジュ・テーム、ジュ・テーム

    制作年: 1968
    「二十四時間の情事」のアラン・レネが1968年に監督したSFラブストーリー。出品が予定されていた68年のカンヌ国際映画祭が五月革命の影響で中止になり、日本では特集上映での限定公開のみだった。その幻の作品が半世紀以上を経て日本初劇場公開。タイムトラベル実験に参加したクロードは、恋人カトリーヌと再会するが……。出演は「みんなで一緒に暮らしたら」のクロード・リッシュ、「ジャッカルの日」のオルガ・ジョルジュ=ピコ。
  • ベトナムから遠く離れて

    制作年: 1967
    ベトナム戦争を、このまま傍観することはできない--という意図のもとにアラン・レネ、ウィリアム・クライン、ヨリス・イベンス、アニエス・ヴァルダ、クロード・ルルーシュ、ジャン・リュック・ゴダールら六人の映画作家が、それぞれ自由な立場で、南ベトナム民族解放戦線への連帯意識を表明した作品で、総編集に、「ラ・ジュテ」「美しき五月」のクリス・マルケルがあたっている。また、彼らは“侵略と戦うベトナム人民への連帯感を抱く”映画監督グループでもある。「現地報告」(資料提供)の人たちは、未公開の公文書資料で「ホー・チ・ミン」という本を書いた軍人出身の仏ジャーナリスト、シャン・ラクチュール、フランスの女流記者ミシェル・レイなど著名なジャーナリスト、写真家などで、ナレーションの資料を提供したり、各監督たちが希望する人々に現地にとんでインタビューしたり、自分の経験を語ったりして、この映画の製作に協力している。撮影は「男性・女性」のウィリー・クラント、「冒険者たち」のジャン・ボフティ、「ロシュフォールの恋人たち」のギスラン・クロケ、「修道女」のアラン・ルヴァン、そしてドニス・クレルバル、キュー・タム、ベルナール・ジツェルマン、テオ・ロビシェーらが、この作品の主張にふさわしい視点でとらえている。音楽はミシェル・ファーノ、ミシェル・キャプドナ、ジョルジュ・アペルギスの三人が担当。編集陣には、ジャン・ルーシュの「ある夏の記録」の編集者ジャン・ラウェル、「戦争は終った」のエリック・プリューなど、セーヌ左岸派を中心に精鋭が結集している。アニメおよびタイトルはクリスチャン・クインソン。そして、この映画の製作に参加したものは全部で一五〇名におよぶ。なお、この映画は一九六七年夏に完成し、同年八月カナダのモントリオール国際映画祭で世界初公開が行なわれ、多大な反響をよび、ロンドン映画祭においても、大きな注目をあびた。
  • 戦争は終った

    制作年: 1966
    ホルヘ・センプランの脚本・台詞を「去年マリエンバートで」のアラン・レネが監督した、スペイン内乱以来、二十五年間、反フランコ派の地下運動をしている中年の革命家の、三日間の動きを描いたもの。撮影はサッシャ・ヴィエルニー、音楽はジョヴァンニ・フスコが担当した。出演は、「グラン・プリ」のイヴ・モンタン、「沈黙」のイングリッド・チューリン、「まぼろしの市街戦」のジュヌヴィエーヴ・ビジョルド、「昼顔」のミシェル・ピッコリなど。製作はアラン・ケフェレアン。
  • ミュリエル

    制作年: 1963
    心地よい小さな幸福に対する皮肉がこめられた、“幸福の文明”とでも名づけられる一種の不快をしみこませたアラン・レネ監督作品。製作はアナトール・ドーマン。脚本・台詞は、「黒人の女」の作者でレネの短篇「夜と霧」にも協力したジャン・ケイロル、撮影はサッシャ・ヴィエルニー、音楽はハンス・ヴェルナー・ヘンツェが各々担当。出演はデルフィーヌ・セイリグ、ジャン・ピエール・ケリアン、ニタ・クライン、ジャン・バチスト・チェレ、クロード・サンヴァル、マルティーヌ・ヴァテルなど。
  • 去年マリエンバートで

    制作年: 1960
    アラン・ロブ・グリエの脚本を「二十四時間の情事」のアラン・レネが監督した心理ドラマ。撮影はサッシャ・ヴィエルニー、音楽はフランシス・セイリグ。ピエール・クーロー、レイモン・フレーメンが共同で製作を担当した。出演はデルフィーヌ・セイリグ、「エヴァの匂い」のジョルジョ・アルベルタッツィ、「スパイ」のサッシャ・ピトエフなど。ヴェネツィア国際映画祭でグランプリを受賞している。黒白・ディアリスコープ。2019年10月、4Kデジタル・リマスター版が公開(配給:セテラ・インターナショナル)。
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  • 二十四時間の情事

    制作年: 1959
    日本で公開中止になりかけた「夜と霧」の監督アラン・レネが、はじめて監督した、日仏合作のかたちの劇映画。日本ロケにやってきた、戦時中ドイツ人を恋人に持ったフランス女優と、広島の日本人技師との一日の恋が描かれる。原作・脚色はマルグリット・デュラス。撮影を仏側サッシャ・ヴィエルニー、日本側を高橋通夫が担当している。音楽はジョヴァンニ・フスコとジョルジュ・ドルリューの共同。主要出演者は仏側の新人エマニュエル・リヴァと、日本側の岡田英次のみである。製作ジャック・アンドレフェーと永田雅一。
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  • スチレンの唄

    制作年: 1958
    常に新境地を開拓し続けたアラン・レネ監督の短編作品。プラスティックの素材が製造されていく過程を追っていくドキュメンタリー。『フランス映画祭2010関連企画 アラン・レネ全作上映』ほかにて上映。
  • 世界の全ての記憶

    制作年: 1956
    常に新境地を開拓し続けたアラン・レネ監督の短編作品。フランス・パリにある国立図書館の迷宮のような内部に迫る。『フランス映画祭2010関連企画 アラン・レネ全作上映』ほかにて上映。
  • 夜と霧

    制作年: 1955
    ポーランドのワルシャワ近郊にあるアウシュヴィッツ強制収容所を描いた記録映画。第二次大戦中ナチがここでおこなった残虐の数々が、廃墟となった現在のアウシュヴィッツを描いたカラー・フィルムと往時を再現するモノクローム・フィルムの対比によって描き出される。監督は「二十四時間の情事」のアラン・レネ。詩人ジャン・ケイロルが解説台本を執筆している。撮影を担当しているのはギスラン・クロケとサッシャ・ヴィエルニーの二人。音楽を受けもっているのはハンス・アイスラー。製作はエドゥアール・ムシカ。部分イーストマンカラー・スタンダードサイズ。
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  • ラ・ポワント・クールト

    制作年: 1954
    「冬の旅」でヴェネチア国際映画祭金獅子賞を受賞するなど、フランスを代表する女性監督で、2019年に亡くなったアニエス・ヴァルダによる長篇劇映画監督デビュー作。南仏の小さな海辺の村を舞台に、終止符を打とうとしている一組の夫婦の姿を描く。出演は、「ニュー・シネマ・パラダイス」のフィリップ・ノワレ、「双頭の鷲」のシルヴィア・モンフォール。特集上映『RENDEZ-VOUS avec AGNES アニエス・ヴァルダをもっと知るための3本の映画』にて上映。
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  • ゴーギャン

    制作年: 1950
    常に新境地を開拓し続けたアラン・レネ監督の短編作品。画家ゴーギャンの作品のモンタージュやクローズアップを通し、その人物像に迫る。『フランス映画祭2010関連企画 アラン・レネ全作上映』ほかにて上映。
  • ゲルニカ(1950)

    制作年: 1950
    常に新境地を開拓し続けたアラン・レネ監督の短編作品。無差別攻撃をテーマにした20世紀を代表する絵画『ゲルニカ』をはじめパブロ・ピカソの作品を、モンタージュの手法を使い、ポール・エリュアールの詩にのせて映し出す。『フランス映画祭2010関連企画 アラン・レネ全作上映』ほかにて上映。
  • ヴァン・ゴッホ(1948)

    制作年: 1948
    常に新境地を開拓し続けたアラン・レネ監督の短編作品。画家ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ(フィンセント・ファン・ゴッホ)の作品のモンタージュやクローズアップを通し、その人物像に迫る。第22回アカデミー賞短編実写映画賞(二巻)受賞作品。『フランス映画祭2010関連企画 アラン・レネ全作上映』ほかにて上映。
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