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シャルル・スパークの関連作品 / Related Work
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俺は知らない
制作年: 1963「ラインの仮橋」のアンドレ・カイヤットが脚本を書き、「火刑の部屋」のシャルル・スパークが潤色、「フランス式十戒」のアンリ・ジャンソンの台詞を、カイヤットが監督した。「フランス式十戒」のロジェ・フェルーが撮影を、「濡れた砂丘」のルイギが音楽を担当した。出演者は「審判」のアンソニー・パーキンス、「火刑の部屋」のジャン・クロード・ブリアリ、「太陽は傷だらけ」のレナート・サルヴァトーリ、「ピアニストを撃て」のミシェル・メルシェの他、パスカル・オードレ、マリー・デア、エリナ・ラブルデットなど。製作は「悪徳の栄え」のアラン・ポワレ。 -
火刑の部屋
制作年: 1962密室派探偵作家ジョン・ディクスン・カーの“火刑法廷”を「フランス式十戒」のジュリアン・デュヴィヴィエが監督したミステリー。シャルル・スパークが台詞を担当し、撮影はロジェ・フェルー、音楽はジョルジュ・オーリック。出演者は「悪の報酬」のナジャ・ティラー、「新・七つの大罪」のジャン・クロード・ブリアリ、「甘い暴力」のペレット・ブラディエ、「ヒッチ・ガール」のクロード・リッシュ、エレナ・マンソンなど。製作はラルフ・ボーム。 -
幸福への招待(1956)
制作年: 1956「過去をもつ愛情」のアンリ・ヴェルヌイユが監督した抒情篇。脚本はヴェルヌイユと「洪水の前」のシャルル・スパークが共同で書き卸し、台詞もスパークが担当した。撮影は「男の争い」のフィリップ・アゴスティニ、音楽は「外国の陰謀」のポール・デュラン。出演者は「過去をもつ愛情」のフランソワーズ・アルヌール、「パンと恋と夢」の伊男優ロベルト・リッソ、「たそがれの女心」以来のシャルル・ボワイエの三人を中心に、「巴里野郎」のティルダ・タマール、「不良の掟」のジュリアン・カレット、「巴里野郎」のダリー・カウルなど。 -
罪と罰(1956)
制作年: 1956ドストエフスキーの「罪と罰」を「幸福への招待」のシャルル・スパークが、全く現代風に置きかえた脚本にし、「二百万人還る」のジョルジュ・ランパンが監督した文芸篇。撮影監督は「河」のクロード・ルノワール、音楽は「われら巴里ッ子」のモーリス・ティリエ。主な出演者は「不良の掟」の監督で俳優出身のロベール・オッセンと「野性の誘惑」のマリナ・ヴラディの夫妻を中心に「ヘッドライト」のジャン・ギャバン、「夏の夜は三たび微笑む」のウラ・ヤコブソン、「洪水の前」のベルナール・ブリエ、「快楽」のガビ・モルレ、昨年来日、東宝「裸足の青春」に出演したローラン・ルザッフルなど。 -
外人部隊(1953)
制作年: 1953一九三四年故ジャク・フェーデが監督した「外人部隊(1933)」の再映画化で、フェーデ作品のシナリオ(ジャク・フェーデ、シャルル・スパーク合作)をスパークが改訂補足し、「真紅の盗賊」のロバート・シオドマクが監督した。イーストマン・カラー色彩による一九五三年作品。撮影は「悪魔の美しさ」のミシェル・ケルベ、音楽は「浮気なカロリーヌ」のジョルジュ・ヴァン・パリスと「ボルジア家の毒薬」のモーリス・ティリエの共同である。出演者は「悪魔をやっつけろ」のジーナ・ロロブリジーダ、「浮気なカロリーヌ」のジャン・クロード・パスカル、「天井桟敷の人々」のアルレッティ、「禁断の木の実」のレイモン・ペルグラン、ペーター・ファン・アイクなどである。 -
七つの大罪
制作年: 1952フランス及びイタリア映画人の協力によったオムニバス映画一九五二年作品で、聖書に説く七大罪の一つ一つをテーマにしたエピソードが集められている。以下各挿話毎に解説・略筋を紹介する。なお狂言まわしのシークェンスは「夜は我がもの」のジョルジュ・ラコンブが監督、「花咲ける騎士道」のジェラール・フィリップが出演している。 〔第一話・欲ばりと怒り〕「壁にぶつけた頭」などで知られるエルヴェ・バザンのオリジナル・ストーリーを、「裁きは終わりぬ」のシャルル・スパークが脚色、「ナポリの百万長者」のイタリア監督エドゥアルド・デ・フィリッポが監督・主演する。撮影はエンツォ・セラフィン、音楽は「海の牙」のイヴ・ボードリエの担当。主演はデ・フィリッポの他、「ミラノの奇蹟」のパオロ・ストッパ、「輪舞(1950)」のイザ・ミランダである。 〔第二話・怠けもの〕「飛んで行く箪笥」などのファンタジー映画作家カルロ・リムのオリジナル脚本を、「うるさがた」「春の凱歌」のコンビ、ジャン・ドレヴィル(監督)とノエル・ノエル(主演)が担当。撮影は「二つの顔」のアンドレ・トーマ、音楽は「肉体の悪魔(1947)」のルネ・クロエレックである。ノエル・ノエルの他、新人ジャクリーヌ・プレシスが共演。 〔第三話・色好み〕バルベイ・ドールヴィリーの原作を「肉体の悪魔(1947)」のジャン・オーランシュとピエール・ボストが脚色、「デデという娼婦」のイヴ・アレグレが監督する。撮影は「しのび泣き」のロジェ・ユベール、音楽は「オルフェ」のジョルジュ・オーリックの担当。主演は「娼婦マヤ」のヴィヴィアーヌ・ロマンス、「調馬場」のフランク・ヴィラール、新人フランセント・ヴェルニヤ。 〔第四話・ねたみ〕「ジジ」などで有名なフランス女流作家コレット・ウィリーの原作「牝猫」(La Chatte)から、「ドイツ零年」のロベルト・ロッセリーニが脚色・監督する。第一話と同じく撮影はエンツォ・セラフィン、音楽はイヴ・ボードリエの担当。主演はアンドレ・ドバールとオルフェオ・タンブリ。 〔第五話・大喰らい〕第二話のカルロ・リムがオリジナル脚本を書き監督するコント風の一篇。撮影は「肉体の冠」のロベール・ルフェーヴル、音楽はイヴ・ボードリエ。主演は「ファビオラ(1948)」のアンリ・ヴィダル、クローディーヌ・デュピュイ、ジャン・リシャール。 〔第六話・見えっぱリ〕第三話と同じくジャン・オーランシュとピエール・ボストの脚本から「肉体の悪魔(1947)」のクロード・オータン・ララが監督。撮影は「赤針嶽」のアンドレ・バック、音楽は第二話のルネ・クロエレック。「ファビオラ(1948)」のミシェル・モルガン、「旅愁」のフランソワーズ・ロゼー、「娼婦マヤ」のルイ・セニエ、「肉体の悪魔(1947)」のジャン・ドビュクールが共演。 〔第7話・第八の罪〕「環礁地帯K」、のレオ・ジョアノンと「花咲ける騎士道」のルネ・ウェレルが脚本を書き、ジュルジュ・ラコンブが監督。撮影は第五話のロベール・ルフェーヴル、音楽は第六話のルネ・クロエレック。ジェラール・フィリップが出演する。なお、このエピソードは全篇のオチで、七大罪には関係ない。 -
愛すべき御婦人たち
制作年: 1952「花咲ける騎士道」につづくクリスチャン・ジャック監督の一九五二年作品。「禁断の木の実」のジャック・コンパネーズと「嘆きのテレーズ」のシャルル・スパークがクリスチャン・ジャックと協力して脚本を書卸し、台詞はスパークが担当した。撮影は「双頭の鷲」のクリスチャン・マトラ、音楽は「夜ごとの美女」のジョルジュ・ヴァン・パリス。主演者は「恋路(1951)」のダニエル・ジェランを中心に、「快楽」のダニエル・ダリュー、「浮気なカロリーヌ」のマルティーヌ・キャロル、「双頭の鷲」のエドウィジュ・フィエール、「パルムの僧院」のルネ・フォール、イタリイ出身のアントネラ・ルアルディ、「アンリエットの巴里祭」のルイ・セニエらが助演する。 -
裁きは終りぬ
制作年: 1950「火の接吻」のアンドレ・カイヤットと「二百万人還る」のシャルル・スパークの合作になるオリジナル・シナリオ(台詞はスパーク)から、カイヤットが監督した一九五〇年作品で、安楽死裁判をめぐる陪審員の行動から、人が人を裁くことの問題を追求する。五〇年ヴェニス国際映画祭でグランプリを受賞。このコンビの「われわれは皆殺人者だ」(52)と対をなす作品である。撮影は「火の接吻」のジャン・ブルゴワン、音楽は「トパーズ」のレイモン・ルグランの担当。出演者はコメディ・フランセーズのクロード・ノリエ、「情婦マノン」のミシェル・オークレール、「流血の港」のレイモン・ビュシェール、「肉体の悪魔(1947)」のジャン・ドビュクール、「狂恋」のマルセル・ペレス、「花咲ける騎士道」のノエル・ロックヴェール、「幻の馬車」のヴァランティーヌ・テシエ、「幸福の設計」のアネット・ポアーヴル、「一日だけの天国」のアントワーヌ・バルペトレ、「賭はなされた」のマルセル・ムールージらが共演。0点 -
二百万人還る・第二話
制作年: 1949「夜は我がもの」のシャルル・スパークの脚本により「永遠の争い」のジョルジュ・ランパンが監督した。撮影は「巴里の空の下セーヌは流れる」のニコラ・エイエ。「オルフェ」のフランソワ・ペリエ、「赤い百合」のパトリシア・ロック、ジゼール・プレヴィル(「我が心は君に」)、タニス・チャンドラーなどが出演する。 -
人生への回帰
制作年: 1949第二次大戦後、戦場から復員して日常生活に戻った人々を主題にした、エピソード集映画。全篇四つの挿話から成り、各々異った監督が全く性質のちがう物語を展開する。解説 《第一話・エンマ伯母》は、脚本が「大いなる幻影」「永遠の争い」のシャルル・スパーク、監督が「火の接吻」のアンドレ・カイヤット、出演者は「みどりの学園」のベルナール・ブリエ、リュシアン・ナット、「密告(1943)」のエレナ・マンソン、ジャーヌ・マルカン、ナーヌ・ジェルモン。 《第二話・ジラール》は「情婦マノン」「密告(1943)」のアンリ・ジョルジュ・クルーゾーが自ら脚本を書いて監督、脚本には「情婦マノン」のジャン・フェリーが協力している。主演は「二つの顔」のルイ・ジューヴェで、「海の牙」のヨー・デストにレオ・ラパラが助演する。 《第三話・ルネ》は「春の凱歌」のノエル・ノエル主演で、脚本はノエル・ノエルとスパークの合作、監督は「春の凱歌」のジャン・ドレヴィルである。 《第四話・ルイ》は脚本シャルル・スパーク、監督ジャン・ドレヴィル、主演はセルジュ・レジアニ(火の接物)とアンヌ・カンピオン。 -
永遠の争い
制作年: 1947「北ホテル」「素晴らしき接吻」のアナベラ、「弾痕」「幻の馬」のフェルナン・ルドウ、「乙女の星」「ジブラルタルの鮫」のルイ・サルー、「海の牙」「美女と野獣」のミシェル・オークレールが主演する映画で、「しのび泣き」「ミモザ館」のシャルル・スパークが「犯罪河岸」のジャン・フェリーと協力して原作脚色して台詞を書き、「情熱のバラ」の製作者ジョルジュ・ランパンが監督し、「大いなる幻影」「旅路の果て」のクリスチャン・マトラが撮影した。助演は「しのび泣き」のリーヌ・ノロ、「恐るべき親達」のマルセル・アンドレ、メアリー・モーガン、ジャネット・バッティその他である。音楽は「山師ボオトラン」モーリス・ティリエが作曲している。 -
しのび泣き
制作年: 1945「悲恋」のジャン・ドラノワが監督した一九四五年度作品で、「外人部隊(1933)」「我等の仲間」のシャルル・スパークが原作脚色し、台詞を書いている。主演は「フロウ氏の犯罪」のエドウィジュ・フィエールと「美しき青春」「ジェニイの家」のジャン・ルイ・バローで、「居酒屋(1933)」のリーヌ・ノロ、「熱風」のジャン・ヨンネル、ジャン・ヴァール、新人フランソワーズ・ド・リール、ラファエル・パルトニらが助演する。撮影は「悲恋」「ミモザ館」のロジェ・ユベエルが監督し、音楽は「美女と野獣」「悲恋」のジョルジュ・オーリックが作曲している。装置はセルジュ・ピメノフの担当。製作はミシェル・サフラとアンドレ・ポールヴェの協同。 -
わが父わが子
制作年: 1940「神々の王国」のジュリアン・デュヴィヴィエが製作、監督した一九四〇年作品で、劇作家マルセル・アシャール、「女だけの都」のシャルル・スパークがデュヴィヴィエと協力脚色した。台詞はアシャル、撮影はデュヴィヴィエとつねにコンビのジュール・クリュージェ、音楽は「商船テナシチー」のジャン・ヴィーネの担当。「犯罪河岸」のルイ・ジューヴェ、「求婚」のレイミュ、「神々の王国」のシュジィ・プラン、「想い出の瞳」のミシェル・モルガンの他、ルシアン・ナット、ダニエル・アンダイユ、トミイ・ブウルデエル、ルネ・ジュナン、ルネエ・デュヴィレエルらが共演する。なお本作品は完成直後進駐した独軍によって没収され、唯一本残っていたプリントをデュヴィヴィエがアメリカに持参し再編集の上、シャルル・ボワイエの解説を付けて公開したものである。 -
珊瑚礁
制作年: 1939「望郷(1937)」「地の果てを行く」のジャン・ギャバンと彗星的に出現した新人女優ミシェール・モルガンとが主演し、「地の果てを行く」「戦いの前夜」のピエール・ルノワールが共演する映画で、ジャン・マルテ作小説から「地の果てを行く」「我等の仲間」のシャルル・スパークが脚本を執筆し、フランス映画界の古参の一人であるモーリス・グレーズが監督に当たり、「望郷(1937)」「地の果てを行く」と同じくジュール・クリュージェがマルク・フォサールと共に撮影した。音楽はアンリ・トマジが書いている。助演者は「望郷(1937)」のサテュルナン・ファーブル、ルネ・ベルジュロン及びガストン・モド、舞台出のルイ・フロランシー、ジュリアン・カレット、「モンパルナスの夜」のジナ・マネス、ピエール・マニエ、ジェニー・ブリュネー等である。なおクリュージェは演出補佐にも任じている。 -
不思議なヴィクトル氏
制作年: 1938「舞踏会の手帖」のレイミュが主演する映画。「不良青年」の製作者ラウール・プロカンが製作、かつて「父帰らず」「燈台守」を作り、最近第一線に躍進して来たジャン・グレミヨンが監督に当たったものでルネ・クレールの助監督だったアルベール・ヴァランタンが書卸したストーリーに基づき「我等の仲間」「女だけの都」のシャルル・スパークが脚本を書き台詞を執筆したものである。レイミュを助けて「美しき青春」「母の手」のマドレーヌ・ルノー、「舞踏会の手帖」「罪と罰(1935)」のピエール・ブランシャール、「我等の仲間」「タムタム姫」のヴィヴィアーヌ・ロマンスが共演するほか、「我等の仲間」「罪と罰(1935)」のマルセル・ジェニア、我が国には新顔のアンドレックス及びエドゥアール・デルモン、「姿なき殺人」のジョルジュ・フラマン等が助演している。音楽はラオル・プロクインが、撮影はウェルナー・クリーン、装置はオット・フンテ及びシラーが、担当している。 -
大いなる幻影(1937)
制作年: 1937「南部の人」のジャン・ルノワールが「どん底」(1936)についで監督した仏・RAC一九三七年作品(我邦には昭和十四年に入荷したが、当時の世界情勢により上映保留になっていた)。ストーリーと脚色はルノワールと「しのび泣き」「旅路の果て」のシャルル・スパークの共同執筆で、撮影は「格子なき牢獄」「旅路の果て」クリスチャン・マトラ、音楽は「ジェニイの家」のジョゼフ・コスマが担当している。主なる出演者は「愛欲」「珊瑚礁」のジャン・ギャバン、「帰郷(1928)」「東洋の秘密」「霧笛」などで古から知られているドイツ生れの女優ディタ・パルロ、「犯人は二十一番に住む」「六人の最後の者」のピエール・フレネー、「あらし(1939)」のエリック・フォン・シュトロハイム、「海の牙」「乙女の星」のジュリアン・キャレットなどである。2018年2月3日より川崎市アートセンターにてデジタル修復版を上映(配給:川崎市アートセンター)。80点 -
シュヴァリエの流行児
制作年: 1936「巨人ゴーレム(1936)」「我等の仲間」に次ぐジュリアン・デュヴィヴィエの監督作品で、モーリス・シュヴァリエにとっては「シュヴァリエの放浪児」に次ぐ主演映画で、彼のフランスに於ける第一回トーキー作品である。シナリオは「商船テナシチー」の劇作家シャルル・ヴィルドラック、「女だけの都」「我等の仲間」のシャルル・スパーク、及びデュヴィヴィエ自身の三人が協力書卸したもので、撮影は「ミモザ館」のロジェ・ユベールが担任した。シュヴァリエの相手役は、舞台の人気女優エルヴィール・ポペスコで、その他、「女だけの都」「不良青年」のアレルム、「巴里-伯林」「禁男の家」のジョゼット・デイ、新顔のルネ・ドヴィレールを始めとして「はだかの女王」のマルセル・ヴァレ、「地の果てを行く」のシャルル・グランヴァル、「にんじん」のロベール・リナン、「我等の仲間」のマルセル・ジェニア、セルジョル、ジャック・グレティラ、レイモン・エーモス、ロベール・ピザーニ、マルグリット・ドヴァル、マルセル・プランス、等多数出演している。歌はミレイユ、フランク・ノアン、ボレル・クレール、ジャン・ヴィーネが書き、音楽はジャン・ヴィーネが書いた。 -
どん底(1936)
制作年: 1936マクシム・ゴーリキーの有名な戯曲の映画化で、フランス第一流の監督として知られているジャン・ルノワールが監督に当たったもの。戯曲の改作にはE・ザミアチンとジャック・コンパネーズが協力し、ルノワール自身「女だけの都」「我等の仲間」のシャルル・スパークと協同で脚色し、台詞を書いた。撮影は「沐浴」のF・ブルガースがジャック・メルカントンと協力し、音楽は「シュヴァリエの流行児」と同じくジャン・ヴィーネが作曲しロジェ・デゾルミエールが演奏指揮した。出演俳優は「我等の仲間」のジャン・ギャバン、「女だけの都」のルイ・ジューヴェ、「禁男の家」のジュニー・アストル、未輸入の「マイエルリンク」のシュジ・プリム、「南方飛行」のジャニー・オルト、「乙女の湖」のウラジミール・ソコロフ、「ゴルゴダの丘」のロベール・ル・ヴィギャン、「外人部隊(1933)」のカミーユ・ベール、歌い手として名あるアンドレ・ガブリエロその他である。64点 -
旅路の果て
制作年: 1936一九三六年「幻の馬車」に先立ってジュリアン・デュヴィヴィエが監督制作した作品で、一九四二年に輸入され公開の予定であったが、戦時中のため未公開のまま今日にいたったものである。脚本はディヴィヴィエとジャック・フェーデの「女だけの都」をはじめ「地の果てを行く」「我等の仲間」などに彼と協力したシャルル・スパークの両名で、撮影には「格子なき牢獄」クリスチャン・マトラ、作曲には「パリ祭」のモーリス・ジョーベールが当っている。「戦いの前夜」「火の夜」「海のつわもの」のヴィクトル・フランサン、「女だけの都」「どん底」「フロウ氏の犯罪」のルイ・ジューヴェ、「上から下まで」「かりそめの幸福」「乙女の湖」のミシェル・シモン、「うたかたの恋」のガブリエル・ドルジア、「地の果てを行く」のガストン・モド、「モンパルナスの夜」のガストン・ジャッケらが顔をそろえている。 -
戦ひの前夜
制作年: 1935「モスコウの一夜」「巴里祭」のアナベラと「世界の終り」のヴィクトル・フランサンが主演するもので、フランス一流の大衆作家クロード・ファレルがリュシアン・ネポティーと合作した戯曲の映画化である。監督は「黄色の部屋」「バラライカ」のマルセル・レルビエが任じ、脚色にはレルビエ自ら「ミモザ館」「外人部隊(1933)」のシャルル・スパークと協力して当たっている。主役二人を助けてコメディー・フランセーズ座付だった若手ロベール・ヴィダラン、かつて「呪の瀧」「紅燈の影」に出演した老優ガブリエル・シニョレ、舞台俳優として名あるピエール・ルノワール、「乙女の湖」のロジーヌ・ドレアン、「黄色の部屋」のローラン・トゥータン、デュノオ等が出演している、撮影は「白き処女地」「乙女の湖」のジュール・クリュージェがマルク・フォサールと協力して当たり、音楽は「リリオム」のジャン・ルノワールが担任している。 -
地の果てを行く
制作年: 1935「にんじん」「商船テナシチー」「白き処女地」と同じくジュリアン・デュヴィヴィエの監督作品で、ピエール・マッコルランの小説に基づき、デュヴィヴィエ自身が「外人部隊(1933)」「ミモザ館」のシャルル・スパークと協力して脚本を書き卸した。主役は「白き処女地」「上から下まで」のジャン・ギャバンと「最後の戦闘機」「戦いの前夜」のアナベラとで、「白き処女地」のロベール・ル・ヴィギャンが重要な役を勤めて助演する。その他の出演者は「巴里祭」「最後の億万長者」のレイモン・エーモス、「最後の戦い」「栄光の道」のピエール・ルノワール、「上から下まで」のマルゴ・リオン、コメディー・フランセーズ座のシャルル・グランヴァル、「巴里の屋根の下」のガストン・モド、レーヌ・ポーレエ、助監督のカストロ・ブランコ等である。キャメラは「白き処女地」「戦いの前夜」のジュール・クリュージェ、が主として当たり、音楽は「商船テナシチー」「白き処女地」のジャン・ヴィーネとローラン・マニュエルとが担当した。スペイン領モロッコに出張撮影し、スペイン外国人部隊の援助を得て撮影された映画である。97点 -
女だけの都
制作年: 1935「ミモザ館」に次ぐジャック・フェーデ監督作品で、彼の前二作及び「みどりの園」「地の果てを行く」の脚色者シャルル・スパークが書卸し、「第二情報部」「リリオム」のベルナール・ジンメルが台詞を書いた。撮影は「外人部隊(1933)」のハリー・ストラドリング、音楽は新人ルイ・ベーツが当たった。出演者は「ミモザ館」のフランソワーズ・ロゼー及びアレルム、「装へる夜」のジャン・ミュラー、フランス劇壇の大立者たるルイ・ジューヴェを始め、「外人部隊(1933)」のリーヌ・クレヴェルス、新人ベルナール・ランクレ、新人女優ミシュリーヌ・シェイレル、「最後の戦闘機」のピエール・ラブリ、「最後の億万長者」のマルセル・カルパンチェ、「プレジャンの舟唄」のジネット・ゴーベールという顔ぶれである。 -
海のつわもの
制作年: 1935「沐浴」「巴里の暗黒街」のマルセル・シャンタル、「みどりの園」「最後の戦闘機」のジャン・ピエール・オーモン、「戦いの前夜」のヴィクトル・フランサンの三人が主演する映画で、「女だけの都」「我等の仲間」のシャルル・スパーク原作の小説によって「かりそめの幸福」「戦いの前夜」のマルセル・レルビエが脚色監督し、「商船テナシチー」「最後の戦闘機」のアルマン・ティラールとルイ・ネが協同撮影した。助演者は「みどりの園」のローラン・トゥータン、「南方飛行」のジャック・ボーメー、「最後の戦闘機」のギイ・スルウ、ピエール・ポンセエ等である。音楽はミシェル・レヴィーンとシャニオンが編曲している。なお「戦いの前夜」のエヴ・フランシス、「かりそめの幸福」出演のジャック・カトラン、アンドレ・アレクサンドルの三人が助監督を勤めている。 -
みどりの園
制作年: 1935「乙女の湖」と同じくマルク・アレグレ監督、そしてシモーヌ・シモンとジャン・ピエール・オーモンとが主演する映画であるが、なお「吼えろ!ヴォルガ」のレイモン・ルーローが重要な役を勤めて共演している。脚本と台詞とは「ミモザ館」「地の果てを行く」のシャルル・スパークがジャック・ヴィオと協力して書卸した。助演者は「にんじん」のカトリーヌ・フォントネー、「最後の戦闘機」のローラン・トゥータン、「胡椒娘」のシャルパン、「第2情報部」のピエール・ラルケ、「別れの曲」のリュシエンヌ・ルマルシャン、それから新人のジャン・ルイ・バロー及びモーリス・バケ、タオ・バ、ジャクリーヌ・ミニャック等である。キャメラは「栄光の道」「はだかの女王」のミシェル・ケルベが主として当たり、音楽は「掻払いの一夜」「ル・ミリオン」のジョルジュ・ヴァン・パリスが担任した。 -
ミモザ館
制作年: 1935「外人部隊(1933)」に次ぐジャック・フェーデの監督作品で、シナリオと台詞も前作と同じくフェーデがシャルル・スパークと協力して書いたものである。主役は「外人部隊(1933)」「母性の秘密」のフランソワーズ・ロゼーで、舞台から来たポール・ベルナール、同じくアレルム、それからコメディー・フランセーズ座のリーズ・ドラマールがそれを助けて重要な役を勤めるほか舞台から来たジャン・マックス、ポール・アザイス、アルレッティ、「乙女の湖」のイラ・メエリー、「最後の億万長者」のレイモン・コルディ、子役のベルナール・オプタル、等も出演している。撮影はロジェ・ユベール、装置はラザール・メールソンの担任である。100点 -
外人部隊(1933)
制作年: 1933在仏時代に「雪崩」「カルメン(1926)」等を作り渡米後「接吻」「あけぼの」等を作ったジャック・フェーデが帰仏してからの第一回の監督作品で脚本はフェーデ自身が「父帰らず」のシャルル・スパークと協力して書き下ろしたものである。主演者はコメディー・フランセーズ座附きのマリー・ベルと舞台出のピエール・リシャール・ウィルムとの二人であるが、これを助けて「素晴らしき嘘」のフランソワーズ・ロゼーとフランス劇団の一方の雄ジョルジュ・ピトエフとの二人が重要な役を務めて出演する。その他の出演者は「秘密の家」のシャルル・ヴァネル、「バラライカ」のネストル・アリアニ、「商船テナシチー」のピエール・ラルケ、カミーユ・ベール、レヴュー女優のリーヌ・クレヴェルス、など。撮影は「レイ・シャルマン」のハリー・ストラドリングとモーリス・フォルステルの二人が担任、音楽は「クウレ・ワムペ」のハンス・アイスラーが担任した。セットは「巴里祭」「自由を我等に」と同じくラザール・メールソン。 -
混血児ダイナ
制作年: 1932豪華客船で旅行中の人妻がそのエキゾティックな魅力で周囲を魅了したあげく見舞われる悲劇を描くドラマ。監督はジャン・グレミヨン。出演はローレンス・クラヴィウス、シャルル・ヴァネル、アビブ・ベンリア、ガストン・デュボスクほか。2014年1月17日からアンスティチュ・フランセ東京にて開催の第17回「カイエ・デュ・シネマ週間 ジャン・グレミヨン特集」にて上映。2019年7月27日から東京・YEBISU GARDEN CINEMAにて開催の「《Gaumontゴーモン 珠玉のフランス映画史」にて上映。2025年5月31日より、東京・シネマヴェーラ渋谷にて開催の「ジャン・グレミヨン&ジャック・ベッケル特集」にてデジタル上映。
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