飛田喜佐夫の関連作品 / Related Work

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  • 遠野物語

    制作年: 1982
    道ならぬ恋に悩みながらも、愛を貫いた二人の男女が来世で結ばれるまでを描く。柳田國男の同名物語の映画化で、脚本は「月山」の高山由紀子、監督も同作の村野鐵太郎、撮影は吉岡康弘がそれぞれ担当。
  • 宇宙怪獣ガメラ

    制作年: 1980
    全宇宙支配をもくろむ邪悪星人が送りこむ怪獣を撃退して地球を守るガメラと三人のスーパーウーマンの活躍を描く。脚本は全七作の「ガメラ」シリーズを執筆した高橋二三、監督も同シリーズの湯浅憲明、撮影も同シリーズの喜多崎晃が担当。
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  • 男一匹ガキ大将

    制作年: 1971
    少年ジャンプに連載中の本宮ひろ志原作の同名漫画の映画化。脚本・監督は「富士山頂(1970)」の村野鐵太郎。撮影は「少年」の吉岡康弘がそれぞれ担当。
  • 十七才の成人式

    制作年: 1971
    「高校生番長 棒立てあそび」でデビューした岡崎明の二作目。脚本は「すっぽん女番長」の高橋二三。撮影は「高校生番長 ズベ公正統派」の中川芳久がそれぞれ担当。
  • モナリザお京

    制作年: 1971
    「いそぎんちゃく」「でんきくらげ」シリーズの渥美マリ主演の新シリーズ第一作。原作は「ヤングレディ」に連載の棚下照生の同名劇画。脚本は「可愛い悪魔 いいものあげる」の安本莞二と工藤裕弘。監督は、これが昇進第一作の石井岩太郎。撮影は「高校生心中 純愛」の喜多崎晃がそれぞれ担当。
  • 遊び

    制作年: 1971
    恵まれない、貸しい境遇の中で知りあった少年と少女が、非情な情況の中で真実の愛を掴むまでを描きながら、思春期の愛と性を追求する。原作は野坂昭如の『心中弁天島』。脚本は大映助監督の今子正義と伊藤昌洋。潤色・監督は「やくざ絶唱」の増村保造。撮影は「可愛い悪魔 いいものあげる」の小林節雄がそれぞれ担当。
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  • 女組長

    制作年: 1970
    「刺客列伝」の宮川一郎と「悪名一番勝負」のマキノ雅弘が脚本を共同執筆し、マキノが監督した女任侠もの。撮影は、「女賭博師花の切り札」の中川芳久が担当した。
  • 続・いそぎんちゃく

    制作年: 1970
    「昭和おんな仁義」の長谷川公之が脚本を執筆し「続・与太郎戦記」の臼坂礼次郎がメガホンをとった風俗もの。撮影は「ヤングパワー・シリーズ 大学番外地」の上原明が担当。
  • 女賭博師壷くらべ

    制作年: 1970
    「天狗党」の高岩肇と「女賭博師花の切り札」の井上芳夫が脚本を共同執筆し、井上芳夫が監督した女賭博師シリーズ第十六作。撮影は「あなた好みの」の小林節雄が担当。
  • でんきくらげ

    制作年: 1970
    「豹は走った」の石松愛弘と「女体(1969)」の増村保造が脚本を共同執筆、増村保造が監督した風俗もの。撮影は「あなた好みの」の小林節雄が担当。
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  • やくざ絶唱

    制作年: 1970
    「兵隊やくざ」以来五年ぶりに顔を合わせた増村保造と勝新太郎がやくざの世界を背景に、異父兄妹の愛情を描いた作品。脚本は「女体(1969)」の池田一朗、監督は「でんきくらげ」増村保造。撮影は同作の小林節雄が担当。
    80
  • 続・与太郎戦記

    制作年: 1969
    春風亭柳昇の原作(立風書房版)を「与太郎戦記」の舟橋和郎が脚色、「ある見習看護婦の記録 赤い制服」の臼坂礼次郎が監督した喜劇。撮影は「あゝ海軍」の上原明が担当した。
  • 女賭博師さいころ化粧

    制作年: 1969
    「女賭博師奥ノ院開帳」の石松愛弘と井上芳夫が共同で脚本を執筆し、井上がメガホンをとったシリーズ第十二作。撮影はコンビを組んだ中川芳久。
  • ある女子高校医の記録 続・妊娠

    制作年: 1969
    「ダンプ・ヒップ・バンプ くたばれ野郎ども」のトリオ高橋二三が脚本を書き帯盛迪彦が監督し、喜多崎晃が撮影を担当したシリーズ第四作。
  • 女賭博師花の切り札

    制作年: 1969
    「いそぎんちゃく」の石松愛弘が脚本を書き、「女賭博師丁半旅」の井上芳夫が監督したシリーズ第十五作。撮影は「ヤングパワー・シリーズ 新宿番外地」の中川芳久が担当した。
  • 新・与太郎戦記

    制作年: 1969
    春風亭柳昇の原作(立風書房版)を「続・与太郎戦記」の舟橋和郎が脚色し、「女賭博師十番勝負」の田中重雄が監督した喜劇。撮影は「ある女子高校医の記録 続・妊娠」の喜多崎晃。
  • 与太郎戦記

    制作年: 1969
    春風亭柳昇の原作を「夜の歌謡シリーズ 長崎ブルース」の舟橋和郎が脚色し、「昭和おんな仁義」の弓削太郎がメガホンをとった喜劇。撮影はコンビの渡辺公夫。
  • 女賭博師奥ノ院開帳

    制作年: 1968
    「縄張はもらった」の石松愛弘が脚本を執筆し、「フリーセックス 十代の青い性」の井上芳夫が監督した女賭博師シリーズ第十作。撮影は「女賭博師尼寺開帳」の中川芳久が担当した。
  • 燃えつきた地図

    制作年: 1968
    「他人の顔」の安部公房が彼自身の原作を脚色し、勅使河原宏が監督した。撮影は「夜の縄張り」の上原明。
  • 夜の縄張り

    制作年: 1967
    「私は負けない」の白坂依志夫がシナリオを執筆し、「早射ち犬」の村野鐵太郎が監督したアクションもの。撮影は「脱獄者」の上原明。
  • 女賭場荒し

    制作年: 1967
    「悪魔からの勲章」の長谷川公之がシナリオを執筆し、「女賭博師」の弓削太郎が監督した“女賭博師”シリーズ第三作目。撮影は「ザ・ガードマン 東京用心棒」の渡辺公夫。
  • 砂糖菓子が壊れるとき

    制作年: 1967
    曽野綾子の同名小説(講談社刊)を橋田寿賀子が脚色し、今井正が「仇討」以来二年半ぶりに監督した。撮影は「野良犬(1966)」の中川芳久。
  • 大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス

    制作年: 1967
    「大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン」の高橋二三がシナリオを執筆し、「大怪獣ガメラ」の湯浅憲明が監督した怪獣特撮もの。撮影は「ごんたくれ」の上原明。
    70
  • 雪の喪章

    制作年: 1967
    水芦光子の原作を、「日本名勝負物語 講道館の鷲」の八往利雄が久々に脚色し、「眠狂四郎無頼剣」の三隅研次が監督した文芸もの。撮影は「女の賭場」の小林節雄が担当した。
  • 赤い天使

    制作年: 1966
    有馬頼義の原作を、「ほんだら捕物帖」の笠原良三が脚色し、「陸軍中野学校」の増村保造が監督したもので、戦争を素材とした限界状況ドラマ。撮影はコンビの小林節雄。成人指定。
    80
  • 陸軍中野学校

    制作年: 1966
    「眠狂四郎多情剣」の星川清司がシナリオを執筆、「刺青(1966)」の増村保造が監督したスパイもの。撮影は「銭のとれる男」の小林節雄。主な出演者は「眠狂四郎多情剣」の市川雷蔵、「座頭市の歌が聞える」の小川真由美、「悪の階段」の加東大介。
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  • 雁(1966)

    制作年: 1966
    森鶴外の原作を「四畳半物語 娼婦しの」の成澤昌茂が脚色、「泥棒番付」の池広一夫が監督した文芸もの。撮影は「ザ・ガードマン 東京忍者部隊」の宗川信夫。
  • 復讐の切り札

    制作年: 1966
    「星と俺とできめたんだ」の松浦健郎が、原作とシナリオを執筆、「これからのセックス 三つの性」の瑞穂春海が監督したアクションもの。撮影は「復讐の牙」の渡辺徹。
  • ごろつき犬

    制作年: 1965
    「喧嘩犬」の藤本義一がオリジナル・シナリオを執筆「視界ゼロの脱出」の村野鐵太郎が監督した犬シリーズ第三作目。撮影は「黒の超特急」の小林節雄。
  • 狸穴町0番地

    制作年: 1965
    「温泉あんま」のコンビ桜井康裕、小滝光郎、木村恵吾がシナリオを執筆、木村恵吾が監督した喜劇。撮影は「幸せなら手をたたこう」の宗川信夫。
  • 夜の勲章(1965)

    制作年: 1965
    「暴れ犬」の藤本義一と「黒い猫」の下飯坂菊馬が共同でシナリオを執筆、「ごろつき犬」の村野鐵太郎が監督した仁侠もの。撮影は「青い性(1964)」の中川芳久。
  • 清作の妻(1965)

    制作年: 1965
    吉田絃二郎の同名小説を「鼠小僧次郎吉」の新藤兼人が脚色「兵隊やくざ」の増村保造が監督した女性ドラマ。撮影は「「女の小箱」より 夫が見た」の秋野友宏。
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  • 妻の日の愛のかたみに

    制作年: 1965
    池上三重子の同名手記を「香華」の木下恵介が脚色、「花実のない森」の富本壮吉が監督した純愛もの。撮影もコンビの小原譲治。
  • 鉄砲犬

    制作年: 1965
    「暴れ犬」の藤本義一がシナリオを執筆、「ごろつき犬」の村野鐵太郎が監督した“犬シリーズ”第四作目。撮影は「牝犬脱走」の小林節雄。
  • 犯罪教室

    制作年: 1964
    「警視庁物語 行方不明」の長谷川公之と「日本名勝負物語 講道館の鷲」の田口耕三が共同でシナリオを執筆「日本名勝負物語 講道館の鷲」の瑞穂春海が監督したアクションもの。撮影は「殺られる前に殺れ」の石田博。
  • 無茶な奴

    制作年: 1964
    「人斬り市場」の井手雅人のオリジナル・シナリオを「アスファルト・ガール」の島耕二が監督した喜劇。撮影もコンビの小原譲治。
  • 海底犯罪No.1

    制作年: 1964
    竜茂樹の“謀略海峡”より「悪女」の下飯坂菊馬が脚色「現代インチキ物語 騙し屋」の田中重雄が監督したアクションもの。撮影もコンビの高橋通夫。
  • 幸せなら手をたたこう(1964)

    制作年: 1964
    「制服の狼」の長谷川公之のオリジナル・シナリオを新人湯浅憲明が監督した歌謡ドラマ。撮影は「制服の狼」の宗川信夫。
  • わたしを深く埋めて

    制作年: 1963
    ハロルド・Q・マスル原作を「第三の影武者」の井上梅次が脚色・監督したスリラーもの。撮影は「やくざの勲章」の渡辺徹。
  • 女が愛して憎むとき

    制作年: 1963
    「イチかバチか」の菊島隆三のオリジナル・シナリオを、「温泉芸者」の富本壮吉が監督した愛情ドラマ。撮影もコンビの小原譲治。
  • 黒の死球

    制作年: 1963
    オール読物所載・高原弘吉原作“あるスカウトの死”を「やっちゃ場の女」の田口耕三が脚色、「殺陣師段平(1962)」の瑞穂春海が監督した推理もの、“黒”シリーズの七作目である。撮影は「黒の報告書」の中川芳久。
  • 温泉巡査

    制作年: 1963
    「温泉女中」の高橋二三がオリジナル・シナリオを執筆、「若い樹々」の原田治夫が監督した温泉シリーズもの。撮影は、「囁く死美人」の宗川信夫。
  • 末は博士か大臣か

    制作年: 1963
    「八月生れの女」の船橋和郎が執筆したオリジナルシナリオを川口松太郎が潤色、「停年退職」の島耕二が監督した文芸もの。撮影は、「視界ゼロの脱出」の渡辺公夫。劇中劇「父帰る」に花布辰男、耕田久鯉子などが出演。
  • ぐれん隊純情派

    制作年: 1963
    藤原審爾の同名の原作を増村監督、「温泉あんま」の小滝光郎が脚色、「嘘(1963)」の増村保造が監督した社会劇。撮影は「赤い水」の小林節雄。
  • 女の一生(1962)

    制作年: 1962
    森本薫原作から「忠臣蔵 花の巻・雪の巻」の八住利雄が脚色、「黒の試走車」の増村保造が監督した文芸もの。撮影もコンビの中川芳久。
  • あした逢う人

    制作年: 1962
    「江戸へ百七十里」の笠原良三と「B・G物語 易入門」の桜井康裕と村尾昭が共同で脚本を執筆、「仲よし音頭 日本一だよ」の井上芳夫が監督した歌謡ドラマ。撮影は「かっこいい若者たち」の秋野友宏。
  • やっちゃ場の女

    制作年: 1962
    田口耕のオリジナルシナリオを「江梨子」の木村恵吾が監督した下町女性をえがいた映画。撮影は「命みじかし恋せよ乙女」の宗川信夫。
  • 仲よし音頭 日本一だよ

    制作年: 1962
    逸見多十のオリジナルシナリオを「女は夜霧に濡れている」の井上芳夫が監督したサラリーマン喜劇。撮影は「スーダラ節 わかっちゃいるけどやめられねえ」の石田博。
  • 雪の降る街に

    制作年: 1962
    「犯行現場」の阿部桂一のオリジナル・シナリオを新人村野鐵太郎が第一回目に監督したメロドラマ。撮影も新人山本修右。
  • 誘拐(1962)

    制作年: 1962
    高木彬光原作を「右門捕物帖 卍蜘蛛」の高岩肇が脚色。「続 悪名」の田中徳三が監督したミステリーもの。撮影は「うるさい妹たち」の小林節雄。
  • 女は夜霧に濡れている

    制作年: 1962
    川内康範原作を、「この青年にご用心」の下飯坂菊馬と「北上夜曲 北上川の初恋」の井上芳夫が共同で脚色、井上芳夫が監督した悲恋メロドラマ。撮影は「強くなる男」の渡辺公夫。
  • 妻は告白する

    制作年: 1961
    文芸春秋所載の円山雅也の『遭難・ある夫婦の場合』を「拳銃野郎に御用心」の井手雅人が脚色「好色一代男」の増村保造が監督した異色篇。撮影は「夕やけ小やけの赤とんぼ」の小林節雄。
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  • 幼馴染みというだけさ

    制作年: 1961
    「背広姿の渡り鳥」の田坂啓の脚本を「新人生劇場」の弓削太郎が監督したアクション・ドラマ。撮影は「泥だらけの拳銃」の石田博。
  • 東京おにぎり娘

    制作年: 1961
    長瀬喜伴・高岡尚平の共同脚本を、「誰よりも誰よりも君を愛す」の田中重雄が監督した下町もの。撮影も「誰よりも誰よりも君を愛す」の高橋通夫が担当した。
  • 女のつり橋

    制作年: 1961
    「お伝地獄」の木村恵吾が自らの脚本を監督したオムニバス女性篇。撮影も「お伝地獄」の石田博。
  • 若い仲間

    制作年: 1961
    『明星』に連載された源氏鶏太の原作を、長谷川公之・島耕二が脚色し、「顔(1960)」の島耕二が監督した青春明朗編。撮影は「恋にいのちを」の小原譲治。
  • この青年にご用心

    制作年: 1961
    「東京の空の下で」の下飯坂菊馬の脚本を、「扉を叩く子」の井上芳夫が監督した明朗編。渡辺静郎が撮影を担当している。
  • 夜は嘘つき

    制作年: 1960
    「お姐ちゃんに任しとキ!」の笠原良三のオリジナル・シナリオを、「東京の女性」の田中重雄が監督したもので、山本富士子がおキャンな下町娘に扮する。「素敵な野郎」の高橋通夫が撮影した。
  • 偽大学生

    制作年: 1960
    大江健三郎の『偽証の時』の映画化で、「青い野獣」の白坂依志夫が脚色し、「足にさわった女(1960)」の増村保造が監督した。撮影も同じく「足にさわった女(1960)」の村井博。
  • おとうと(1960)

    制作年: 1960
    幸田文の原作を、「キクとイサム」の水木洋子が脚色し、「ぼんち」の市川崑が監督した、若い姉弟の物語。撮影は「切られ与三郎」の宮川一夫。この作品では時代の雰囲気を出すために彩度を落としコントラストを残す現像方法「銀残し」が生み出された。
  • からっ風野郎

    制作年: 1960
    「女が階段を上る時」の菊島隆三に安藤日出男が加わった共同脚本を「女経」の増村保造が監督したアクション・ドラマ。「明日から大人だ」の村井博が撮影した。
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  • 俺の涙は甘くない

    制作年: 1960
    「明日から大人だ」の星川清司の脚本を、同じく「明日から大人だ」の原田治夫が監督したもので、本郷功次郎がオートバイのテスト・ドライバーとして登場するアクションもの。撮影は「歌行燈」の渡辺公夫。
  • 闇を横切れ

    制作年: 1959
    ある地方都市の市長選挙をめぐって起った連続殺人を追う新聞記者を主人公にしたアクション・ドラマ。「日本誕生」の共同執筆者・菊島隆三と、「美貌に罪あり」を監督した増村保造との脚本を、増村保造が監督し、同じく「美貌に罪あり」の村井博が撮影した。なお、音楽は一切使用されていない。
  • 野火(1959)

    制作年: 1959
    大岡昇平の原作を、「鍵(1959)」のコンビ和田夏十が脚色し、市川崑が監督したもので、レイテ島を舞台に飢餓に追いつめられた兵隊を描いたもの。撮影は「代診日記」の小林節雄。
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  • 花の大障碍

    制作年: 1959
    「いつか来た道」のコンビ長谷川公之と島耕二の脚本を、島耕二が監督したもので、大障碍レースをクライマックスにおいたメロドラマ。撮影も「いつか来た道」の小原譲治。
  • 電話は夕方に鳴る

    制作年: 1959
    「才女気質」の新藤兼人のオリジナル・シナリオを、「夜の素顔」の吉村公三郎が監督したコミック・スリラー。撮影は「一刀斎は背番号6」の中川芳久。
  • 薔薇の木にバラの花咲く

    制作年: 1959
    新婦人連載中の芝木好子の同名小説を映画化した女性文芸もの。「特ダネ三十時間 第三の女」の舟橋和郎が脚色し「濡れた瞳」の枝川弘が監督した。撮影も同じく「濡れた瞳」の秋野友宏。
  • 最高殊勲夫人

    制作年: 1959
    週刊明星に連載中の源氏鶏太の同名小説を、「完全な遊戯」の白坂依志夫が脚色、「親不孝通り」の増村保造が監督した喜劇。撮影も「親不孝通り」の村井博。
  • 軍国酒場

    制作年: 1958
    現代の新風俗“軍国酒場”を背景とした風刺喜劇で、高橋二三、池上金男の共同脚本を、久方振りに西村元男が監督したもの。撮影は「消された刑事」の小林節雄。「夜霧の滑走路」の石井竜一、「母の旅路」の仁木多鶴子に市川和子・鶴見丈二・三角八郎・丸井太郎らが出演。
  • 俺たちは狂っていない

    制作年: 1958
    高校生の不安と恋と反抗を描こうというもの。「渇き」の舟橋和郎が自ら、彼自身と山口権太郎の共同原案を脚本化し、「手錠」の阿部毅が第二回作として監督し、「白いジープのパトロール」の小林節雄が撮影した。主演は新人野口啓二・小林勝彦・紺野ユカに、「猫は知っていた」の仁木多鶴子など。ほかに見明凡太朗などのヴェテランが助演。
  • 巨人と玩具

    制作年: 1958
    文学界所載開高健の同名小説を、「結婚のすべて」の白坂依志夫が脚色、「氷壁」の増村保造が監督、同じく「氷壁」の村井博が撮影した異色ドラマ。主演は「命を賭ける男」の川口浩、「氷壁」の野添ひとみ、「大阪の女」の小野道子、高松英郎。色彩はアグファカラー。
  • 氷壁

    制作年: 1958
    朝日新聞連載の井上靖の同名小説の映画化。「悲しみは女だけに」の新藤兼人が脚色し、「暖流(1957)」のコンビ増村保造が監督、村井博が撮影した。主演は「春高楼の花の宴」の山本富士子、上原謙、「母(1958)」の菅原謙二、「江戸っ子祭」の野添ひとみ。その他、川崎敬三、山茶花究、浦辺粂子などが出演している。色彩は大映カラー。大映ビスタビジョン方式。
  • 母(1958)

    制作年: 1958
    「母つばめ」の笠原良三のオリジナル・シナリオを、「東京の瞳」の田中重雄が監督、「日露戦争勝利の秘史 敵中横断三百里」の高橋通夫が撮影した母性愛映画。主演は「くちづけ(1957)」の三益愛子、「有楽町で逢いましょう」の京マチ子、菅原謙二、「大都会の午前三時」の根上淳、川口浩「東京の瞳」の船越英二など。ほかに、見明凡太朗、小野道子、角梨枝子、川上康子、志村喬、若尾文子、鶴田浩二、三宅邦子、山本富士子らが大挙助演。
  • 日露戦争勝利の秘史 敵中横断三百里

    制作年: 1957
    かつて雑誌『少年倶楽部』に連載された山中峯太郎の『敵中横断三百里』の映画化。「どん底」のコンビ、黒澤明と小国英雄が共同で脚本を書き「稲妻街道」の森一生が監督、「青空娘」の高橋通夫が撮影した。主演は「青空娘」の菅原謙二、「暖流(1957)」の根上淳、船越英二、品川隆二、「花嫁立候補(1957)」の川崎敬三。ほかに北原義郎、高松英郎、石井竜一、柳永二郎など。
  • 暖流(1957)

    制作年: 1957
    岸田国士の同名小説の再映画化(前回は昭和十四年、吉村公三郎監督、佐分利信、高峰三枝子、水戸光子主演)今回は「青空娘」のコンビ、白坂依志夫が脚色、増村保造が監督した。撮影は「透明人間と蠅男」の村井博。主演は「駐在所日記」の根上淳、「九人の死刑囚」の左幸子、「地上」の野添ひとみ、「駐在所日記」の船越英二、南左斗子、それに品川隆二、叶順子。大映カラー。
  • 冥土の顔役

    制作年: 1957
    面白倶楽部連載の島田一男の原作を「透明人間と蠅男」のコンビ、高岩肇が脚色、村山三男が監督したスリラー活劇。撮影は「夜の蝶」の宮川一夫。主演は、「地獄花」の鶴田浩二、「誓いてし」の川上康子、「透明人間と蠅男」でデビューした毛利郁子。ほかに角梨枝子、高松英郎、穂高のり子、南左斗子、丸山修、見明凡太朗など。
  • 深夜の定期便

    制作年: 1957
    トラック定期便の乗務員と兇悪犯人をめぐるセミ・ドキュメンタリ活劇篇。中島源太郎の原案から「ふるさとの灯台」の池上金男が脚本を書き「スタジオはてんやわんや」のコンビ、浜野信彦が監督し本間成幹が撮影した。主演は「透明人間と蠅男」の北原義郎、「九時間の恐怖」の星ひかる、「誓いてし」の花布辰男、「赤胴鈴之助 鬼面党退治」の市川和子。
  • 健太と黒帯先生(二部作)

    制作年: 1957
    ラジオ東京、中部日本放送などの連続放送劇寺島アキ子の原作を「続大番 (風雲篇)」の笠原良三が脚色、「ふるさとの灯台」の原田治夫が第二回目の監督に当り、「名犬物語 吠えろシェーン」の宗川信夫が撮影を担当した。主演は劇団こけし座の少年広田栄二、第十期ニューフェイスの石井竜一と金田一敦子が抜擢されるほか、見明凡太朗、高堂国典、町田博子、立花宮子など。
  • 九時間の恐怖

    制作年: 1957
    去る五月二十九日、静岡県安倍郡井川村に建設中の井川ダムで起った実話に基いて、「誘惑からの脱出」の島耕二と「妻こそわが命」の共同脚色者の一人、星川清司が共同で脚本を作成、島耕二が監督、「誘惑からの脱出」の高橋通夫が撮影したセミ・ドキュメンタリー作品。出演は浜口喜博、中江文男、星ひかるなど大映東京撮影所俳優部一四七名総出演のノン・スター・キャスト。この映画化にあたり静岡県警察本部、中部電力、間組などの現地機関の全面協力を得た。
  • 夜の蝶

    制作年: 1957
    銀座の酒場に生きる女たちの激しい執念とペーソスを描いた“中央公論”所載の川口松太郎の小説を映画化した文芸篇。「流れる」の共同脚色者の一人、田中澄江が脚色し「大阪物語」の吉村公三郎が監督した。撮影は「朱雀門」の宮川一夫。主演は、「源氏物語 浮舟」の山本富士子、「地獄花」の京マチ子、「永すぎた春」の船越英二、「湖水物語」の近藤美恵子、八潮悠子、「曙荘の殺人」の川上康子。ほかに山村聡、小沢栄太郎、穂高のり子、芥川比呂志など。
  • 女の肌

    制作年: 1957
    西南戦争を背景に数奇な運命に操られる女の哀しさを描いた川口松太郎の原作を「慕情の河」の松田昌一が脚色し、「慕情の河」の島耕二が監督するメロドラマ。撮影は「いとはん物語」の高橋通夫。主な出演者は「踊子」のコンビ京マチ子と淡島千景、「忘れじの午後8時13分」の根上淳、ほかに北原義郎、潮万太郎、市川和子、南左斗子など。
  • 朝の口笛

    制作年: 1957
    永来重明の「花嫁以前のこと」(NHK連続放送劇)を「君を愛す」の白坂依志夫が脚色、「第三非常線」の枝川弘が監督する現代若人の生態を描いた一篇。撮影は「君を愛す」の渡辺公夫。主な出演者は「踊子」の船越英二、「鼠小僧忍び込み控 子の刻参上」の小野道子、「いとはん物語」の梅若正義、市川和子、「駅馬車襲わる」の品川隆二、南左斗子、見明凡太朗。沢村貞子、滝花久子、丸山修、岡村文子、潮万太郎などが助演する。
  • 駅馬車襲わる

    制作年: 1957
    “キング”連載、村上元三原作、“雪騎士”の映画化。北海道の荒野を舞台に青年新聞記者が活躍する恋愛活劇篇。脚色は「恐怖の空中殺人」の高岩肇、監督は「君を愛す」の田中重雄、撮影は「滝の白糸(1956)」の長井信一。主な出演者は「続・銀河の都」の根上淳、高松英郎、「スタジオはてんやわんや」の品川隆二、「誰かが殺される」の川上康子、「編笠権八」の近藤美恵子、「いとはん物語」の矢島ひろ子、「続・銀河の都」の南左斗子、小堀明男、ほかに見明凡太朗、石黒達也など。
  • 続・銀河の都

    制作年: 1957
    一六七号紹介「銀河の都」の続篇。富田常雄原作の映画化で、脚色は笠原良三、監督は村山三男、撮影は中川芳久と、スタッフは前篇と同様。主な出演者も若尾文子、菅原謙二、山本富士子、根上淳、小堀明男と同様だが、加えて「誰かが殺される」の高松英郎、矢島ひろ子などが新しく登場している。
  • いとはん物語

    制作年: 1957
    北条秀司の名古屋おどり“いとはん”より、「あこがれの練習船」の成澤昌茂が脚色、大映決入社第一回の伊藤大輔が久方ぶりに監督する文芸篇。撮影は「午後8時13分」の高橋通夫。アグファカラーの第二作。主な出演者は、「八月十五夜の茶屋」の京マチ子、「眠狂四郎無頼控」の鶴田浩二、「四十八歳の抵抗」の小野道子、「誰かが殺される」の矢島ひろ子、「高校生と殺人犯」の市川和子、「母白雪」の入江洋佑、「リンゴ村から」の梅若正義、「愛の海峡」の鶴見丈二、ほかに東山千栄子、加東大介、浦辺粂子のヴェテラン陣。
  • 誰かが殺される

    制作年: 1957
    “講談倶楽部”所戦島田一夫の“殺人環状線”から星川清司が脚色、「リンゴ村から」の斎村和彦が監督するサスペンスドラマ。主な出演者は「君を愛す」の川上康子、高英郎、「第三非常線」の矢島ひろ子、ほかに月田昌也、清水谷薫、二木てるみなど。
  • 魔の花嫁衣裳(前後篇)

    制作年: 1956
    雑誌宝石に連載された高木彬光原作“復讐鬼”の映画化。財産を狙う陰謀のため死の寸前迄追いこまれた富豪の青年が復讐の鬼と化して陰謀派を倒してゆくという怪奇探偵活劇である。脚色は「逆襲獄門砦」の高岩肇、監督は「高校卒業前後」の新進浜野信彦が担当した。撮影は「無法者の島」の渡辺公夫。主な出演者は「屋根裏の女たち」の船越英二、先頃カンヌ映画祭に出席した「女中さん日記」の矢島ひろ子と、新人南左斗子、「火花」の高松英郎、「刑事部屋」の北原義郎など。
  • ねんねこ社員

    制作年: 1956
    独身純情社員に、実はかくし子がいた。そこで会社中が大騒動になるといった喜劇。原作はロマンス所載の川原久仁於。脚色は「娘の修学旅行」の高橋二三。監督は「弾痕街」の斎村和彦。撮影は「屋根裏の女たち」の秋野友宏。主な出演者は「魔の花嫁衣裳 (前後篇)」の北原義郎、「屋根裏の女たち」の八潮悠子、倉田マユミ「雑居家族」の二木てるみ、その他潮万太郎、岡村文子など。
  • リンゴ村から

    制作年: 1956
    美しいリンゴ園を背景に若い人達の恋愛と友情を三橋美智也のヒットソングに乗せて描く。竹原和之の原案から「ならず者(1956)」の木村武(1)が脚本執筆、「ねんねこ社員」の斎村和彦が監督、「スタジオは大騒ぎ」の宗川信夫が撮影を担当する。主な出演は「天使もお年ごろ」の梅若正義、南左斗子「逢いぞめ笠」の近藤美恵子、その他瀬戸ヱニ子、滝花久子、岡村文子、新人中江文男など。
  • 処刑の部屋

    制作年: 1956
    “新潮”に掲載された石原慎太郎原作の映画化。性と暴力の中に人間の本能を求める現代男女学生の生態を描いた異色作である。「ビルマの竪琴(1956)」の和田夏十が「ある夜ふたたび」の長谷部慶次と共同脚色し、「ビルマの竪琴(1956)」の市川崑が監督、「裁かれる十代」の中川芳夫が撮影を担当した。主な出演者は「裁かれる十代」の川口浩、「新婚日記 嬉しい朝」の若尾文子の他、岸輝子、中村伸郎、新人瀬戸ヱニ子などに加えて、梅若正義、入江洋佑など大映青春スターが出演している。
  • 娘の修学旅行

    制作年: 1956
    「新婚日記 恥しい夢」の原案者高橋二三が池上金男と共同で脚本を書いた人情篇。「誘拐魔」の水野洽が監督した。撮影は新人谷沢一儀。主な出演者は「新婚日記 恥しい夢」の潮万太郎、市川和子、「現金の寝ごと」の穂高のり子、小原利之、星ひかる、「豹の眼」の浜口喜博など。
  • 火花(1956)

    制作年: 1956
    「新・平家物語 義仲をめぐる三人の女」の衣笠貞之助と、「見合い旅行」の相良準が共同で脚本を書き、同じく衣笠貞之助が監督。舞台をサーカスにとって、恋と友情の葛藤を描く。撮影は「宇宙人東京に現わる」の渡辺公夫。主な出演者は、「四人の誓い」の鶴田浩二、「浅草の灯」の根上淳と多々良純、「恋と金」の山本富士子、「東京犯罪地図」の高松英郎と船越英二、「しゃぼん玉親爺」の八潮悠子、「高校卒業前後」の市川和子など。なおシバタ・サーカスが総出演で協力している。
  • 浅草の灯

    制作年: 1956
    浜本浩の小説を西村勝巳が脚色し、「十代の反抗」のコンビ、田中重夫が監督、板橋重夫が撮影を担当した。主なる出演者は「恋と金」の根上淳、「十代の反抗」の品川隆二、「虹いくたび」の川上康子、船越英二、「薔薇の絋道館」の大浜千鶴子、矢島ひろ子、「宇宙人東京に現わる」の山形勲など。なお本映画は昭和十二年、松竹大船で故島津保次郎監督で映画化されたことがある。
  • 母笛子笛

    制作年: 1955
    安藤日出男と村野鉄太郎の原案を「あばれ纒千両肌」の舟橋和郎が脚色、「娘の縁談」の脚本を書いた斎村和彦が第一回作品として監督する。撮影は「浪曲天狗道場」の宗川信夫、音楽は「しいのみ学園」の斎藤一郎の担当である。出演者は「五十円横町」の三益愛子、船越英二、「東京暴力団」の八潮悠子、「娘の縁談」の中村伸郎のほか、兵頭ますみ、三津田健、村瀬幸子、白鳥みづえなど。
  • 恋の野球拳 こういう具合にしやしゃんせ

    制作年: 1955
    「新しき天」の笠原良三の脚本を、「君待船」の西村元男が監督する歌謡喜劇。撮影は「真白き富士の嶺(1954)」の板橋重夫の担当である。出演者は「螢の光」の船越英二、潮万太郎、「勝敗」の伏見和子、「こんな奥様見たことない」の川崎敬三、新人の穂高のり子など。
  • 川のある下町の話

    制作年: 1955
    『婦人画報』連載の川端康成の原作を、「鉄火奉行」の衣笠貞之助が脚色、監督した。撮影は「荒城の月(1954)」の渡辺公夫、音楽は「馬賊芸者」の斎藤一郎が、それぞれ担当する。出演者は「荒城の月(1954)」の根上淳、「結婚期」の有馬稲子、「新しき天」の山本富士子、見明凡太朗、新人川上康子をはじめ、田口顕二、細川ちか子、町田博子、長谷部健、多々良純などである。
  • 娘の縁談

    制作年: 1955
    朝日新聞に連載中の林房雄の小説から「幸福を配達する娘」の木村恵吾と助監督の斎村和彦が共同で脚本を執筆、木村恵吾が監督する。撮影は「暁の合唱(1955)」の秋野友宏、音楽は「伝七捕物帖 女郎蜘蛛」の万城目正。主なる出演者は「薔薇いくたびか」の南田洋子、若尾文子、根上淳、村田知英子、「東京暴力団」の菅原謙二、川崎敬三、「青春怪談(1955 市川崑)」の北林谷栄、「制服の乙女たち」の江原達怡など。
  • 火の女(1954)

    制作年: 1954
    中山正男の原作(キング所載『驀走』)から、「投げ唄左門二番手柄 釣天井の佝僂男」の高岩肇と「浅草の夜」の島耕二が共同で脚本を書き、島耕二が監督する。撮影・音楽共に「浅草の夜」の長井信一、大森盛太郎が夫々担当。出演者は「月よりの使者(1954)」の山本富士子、「真白き富士の嶺(1954)」の北原義郎、「こんなアベック見たことない」の矢島ひろ子、「十代の秘密」の長谷部健、「緑の仲間」の東野英治郎などである。
  • 春琴物語

    制作年: 1954
    谷崎潤一郎の小説「春琴抄」から、「山椒大夫」の八尋不二が脚色し、「番町皿屋敷 お菊と播磨」の伊藤大輔が監督する。撮影は「春雪の門」の山崎安一郎が、音楽は「足摺岬」の伊福部昭が夫々担当する。出演者は「或る女」の京マチ子、「山椒大夫」の花柳喜章、「こんな美男子見たことない」の船越英二、「晩菊」の杉村春子に、青山杉作、進藤英太郎などで、語り手の老女の声は東山千栄子である。
  • にっぽん製

    制作年: 1953
    朝日新聞連載の三島由紀夫の原作を、「若き日のあやまち」の菊島隆三が脚色した。「浅草物語」の島耕二、長井信一が監督、撮影にあたった。音楽は「霧の第三桟橋」の大森盛太郎。「浅草物語」の山本富士子「紅椿」の木村三津子、「魅せられたる魂」の上原謙、「血闘(1953)」の三田隆、「女の一生(1953)」の菅井一郎などが出演する。
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