唐十郎の関連作品 / Related Work

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  • シアトリカル 唐十郎と劇団唐組の記録

    制作年: 2007
    劇作家・演出家・俳優で、芥川賞受賞作家でもある唐十郎と、彼の主催する劇団唐組の芝居の制作過程を追ったドキュメンタリー。稽古風景のみならず裏方の仕事や日常生活など、唐と唐組の世界を180時間に及ぶ撮影テープにつぶさに記録した。テレビの演出家として活躍してきた大島新による劇場公開映画初監督作品。
  • ガラスの使徒

    制作年: 2005
    レンズ研磨職人とガラスの化身の少女のはかなくも切ない交流を繊細に描くファンタジー。劇作家・唐十郎が原作・脚本・出演の一人三役をこなす。ヒロイン・葉子に舞台版『世界の中心で、愛をさけぶ』の佐藤めぐみ、共演に「劇団唐組」の稲荷卓央。
  • のんきな姉さん

    制作年: 2002
    禁断の関係を持ってしまった姉弟の愛の行方を描いたドラマ。監督は、本作が初の劇場用長篇作品となる『新任女刑務官 檻の中の花芯』の七里圭で、森鴎外の『山椒大夫』、唐十郎の『安寿子の靴』、山本直樹の『のんきな姉さん』を下敷きに、監督自ら脚本を執筆。撮影を「秋聲旅日記」のたむらまさきが担当している。主演は、「アイデン&ティティ」の梶原阿貴と「MPD-PSYCHO/FAKE」の塩田貞治。尚、本作は「夢で逢えたら」と同時公開された。2002年製作。
  • 夜を賭けて

    制作年: 2002
    「月はどっちに出ている」の梁石日の原作小説を、劇団・新宿梁山泊の座長、金守珍が映画化。戦後の大阪で、在日朝鮮人の集落に住む鉄屑窃盗団の青年の青春を描いた群像劇。
  • 源氏物語 あさきゆめみし Lived in A Dream

    制作年: 2000
    日本の古典文学『源氏物語』を、宝塚歌劇団の現役女優を起用して映像化した歴史絵巻。監督は「MISTY」の三枝健起。大和和紀によるベストセラー・コミック『あさきゆめみし』を、「海ほおずき」の唐十郎が脚色。撮影を「死国」の篠田昇が担当している。主演は愛華みれ。キネコ作品。
  • カンゾー先生

    制作年: 1998
    昭和20年、戦時下の岡山県の小さな漁師町を舞台に、患者を肝臓炎としか診断しない風変わりな町医者と彼を取り巻く町民たちの生き様を描いた人間喜劇。監督は「うなぎ」の今村昌平。坂口安吾の原作を基に、今村と「うなぎ」の天願大介が共同脚色。撮影を「出現!東京龍/TOKYO DRAGON」の小笠原茂が担当している。主演は「鍵」の柄本明。第51回カンヌ国際映画祭特別招待、報知映画賞主演男優賞&助演女優賞受賞作品。キネマ旬報日本映画ベスト・テン第4位。
  • 新・極道記者 逃げ馬伝説

    制作年: 1996
    ギャンブルにのめりこむ男たちの哀しくも美しい生きざまをハードボイルドタッチで描いて人気のギャンブルロマン「極道記者」シリーズの第3作。『ケイシュウニュース』の馬券予想や『ラジオたんぱ』の解説などでおなじみの塩崎利雄の自伝的小説を原作に、前2作に続いて「でべそ」の望月六郎が監督。今回は望月が脚本も担当した。主演は企画者としても名前を連ねている「深い河」の奥田瑛二で、もはや当たり役とも言える極道記者・松崎に三たび挑んだ。故・阿佐田哲也を思わせる無頼派作家・麻生には演劇界の重鎮・唐十郎がふんし、ほかに「マリーの獲物」の大和武士、「夜がまた来る」の速水典子、オーディションで選ばれた新人・金谷亜未子らが共演。
  • 海ほおずき The Breath

    制作年: 1996
    台湾の映画人との交流を深めてきた林海象と、演劇界の巨匠・唐十郎とのコラボレーションによる、日本人女子大生の台湾失踪事件をベースにした日本=台湾合作の幻想ミステリー。唐がこれまで小説・戯曲で手掛けてきたテーマを発展させて脚本を書き下ろし、自ら主演。「罠(1996)」の林が監督をつとめた。共演は台湾のトップシンガーのタン・ナ、「陽炎2」の原田芳雄、「エドワード・ヤンの恋愛時代」のニ・シュジュンなど。撮影監督は「罠(1996)」の長田勇市。音楽も林作品常連のめいなCo.が担当し、ディック・リーが挿入曲を作曲した。
  • 800 TWO LAP RUNNERS

    制作年: 1994
    800メートル(TWO LAP)走に挑む高校生ランナー達が織り成す恋と友情のドラマ。川島誠の同名小説(マガジンハウス・刊)を原作に、「夢魔」の廣木隆一が監督し、新人俳優たちが競演する。脚本は加藤正人、撮影はオムニバス「サザンウィンズ」の1篇「トウキョウ・ゲーム」の栢野直樹が担当。94年度キネマ旬報日本映画ベストテン第7位、同読者選出日本映画ベストテン第10位。
  • ラスト・フランケンシュタイン

    制作年: 1991
    原因不明の自殺病を解明しようとする教授と超人類を作り出すことに生涯をかける博士を中心とした奇妙な人間関係を描く。監督はこれがデビュー作となる劇団第三エロチカ主宰の川村毅。撮影は「木村家の人びと」の志賀葉一がそれぞれ担当。
  • ジャズ大名

    制作年: 1986
    江戸時代末期、アメリカから駿河の国の小藩に流れ着いた黒人三人が、音楽好きの大名と出会い、城中でジャムセッションを繰り広げる姿を描く。筒井康隆原作の同名小説の映画化で、脚本は「近頃なぜかチャールストン」の岡本喜八と「南極物語」の石堂淑朗の共同執筆。監督は岡本喜八、撮影は「童貞物語」の加藤雄大がそれぞれ担当。
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  • 泪橋

    制作年: 1983
    十年の歳月をへだてて同じ家にかくまわれた男と女とその周囲の人々の、隠された過去や心の奥底を描く。村松友視の同名小説の映画化で、脚本は村松と唐十郎の共同執筆。監督は「夕暮まで」の黒木和雄、撮影は「きらめきの季節」の大津幸四郎がそれぞれ担当。
  • 夜叉ヶ池

    制作年: 1979
    山麓の鐘を日に三度つかなければ、夜叉ヶ池に封じ込められている竜神が暴れだすという言い伝えを破ったために、竜に村を滅ぼされてしまうという幻想と伝説の世界を描く泉鏡花の戯曲の映画化で、脚本は「十八歳、海へ」の田村孟と三村晴彦の共同執筆、監督は「はなれ瞽女おりん」の篠田正浩、撮影は「雲霧仁左衛門」の小杉正雄と「九月の空」の坂本典隆がそれぞれ担当。
    90
  • 好色源平絵巻

    制作年: 1977
    源平合戦を題材に、双方の大将、源義朝と平清盛の間を往来した薄幸の白拍子常盤御前の性を描く。脚本・監督は「女医の愛欲日記」の深尾道典、撮影は原田裕平がそれぞれ担当。
  • ボクサー(1977)

    制作年: 1977
    ボクシングへの執念を断ち切れぬ中年の元ボクサーと、彼に捨われたボクサー志望の若者の二人を軸に裏町の仲間たちの人情と哀歓を織りまぜて、ボクシングに全てを賭ける男の姿を描く。またWBA世界Jフライ級チャンピオン具志堅用高、他歴代世界チャンピオンらが特別出演する。脚本は岸田理生と「泥だらけの純情(1977)」の石森史郎と「田園に死す」の寺山修司、監督も同作の寺山修司、撮影も同作の鈴木達夫がそれぞれ担当。
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  • 任侠外伝 玄海灘

    制作年: 1976
    玄海灘に巣喰う一匹狼のヤクザを主人公に、ヤクザ同士の抗争と屈折した性との葛藤を描く。脚本は「哥」の石堂淑朗、脚本・監督はこれが第一回監督作品の唐十郎、撮影は瀬川浩がそれぞれ担当。(ヨーロッパサイズ)
  • 修羅

    制作年: 1971
    「東海道四谷怪談」「菊宴月白浪」で知られる鶴屋南北の『盟三五大切』を、「薔薇の葬列」に次いで劇映画の第二目として松本俊夫が脚本・監督した。撮影は「キューバの恋人」「薔薇の葬列」の鈴木達夫がそれぞれ担当。
  • 銭ゲバ

    制作年: 1970
    少年サンデーに連載されて反響を呼んだ、ジョージ秋山のマンガの映画化。脚本は「女殺し屋 牝犬」の小滝光郎と高畠久の共同執筆。監督は「ドリフターズですよ! 全員突撃」の和田嘉訓、撮影は「残酷おんな情死」の安藤圧平がそれぞれ担当。
  • 日本暗殺秘録

    制作年: 1969
    鈴木正の原作(原書房刊)を「緋牡丹博徒 鉄火場列伝」の笠原和夫と「おんな刺客卍」の中島貞夫が共同で脚色し中島が監督した明治・大正・昭和の暗殺ドラマ、撮影は「温泉ポン引女中」の吉田貞次。
  • 新宿泥棒日記

    制作年: 1969
    「帰って来たヨッパライ」の四人のグループがシナリオの執筆し、大島渚が監督した。撮影は吉岡康弘と仙元誠三が担当した。
  • 犯された白衣

    制作年: 1967
    若松孝二監督がアンダーグラウンド演劇運動の旗手である唐十郎を主演に迎え、映画と演劇が越境する可能性に挑戦した意欲作。
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