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伊藤大輔の関連作品 / Related Work
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ある映画監督の生涯 溝口健二の記録
制作年: 1975溝口健二と一緒に仕事をした三九人の俳優・スタッフ・友人に新藤兼人がインタビューして、溝口の人生を描こうとした長編ドキュメンタリー。なおこのインタビューは、『ある映画監督の生涯--溝口健二の記録』(映人社刊)という本になって活字化されている。 -
雪之丞変化(1963)
制作年: 1963昭和十年朝日新聞連載三上於菟吉同名の原作から「王将(1962)」の伊藤大輔と「抜打ち鴉」の衣笠貞之助が共同で脚色、「私は二歳」の和田夏十がシナリオ化。市川崑が監督した仇討ちもの。撮影もコンビの小林節雄。出演は「秦・始皇帝」長谷川一夫、山本富士子、勝新太郎、若尾文子、「秦・始皇帝」「陽気な殿様」の市川雷蔵、真城千都世、尾上栄五郎など。90点 -
無法松の一生(1963)
制作年: 1963岩下俊作原作“富嶋松五郎伝”の映画化で、過去において坂東妻三郎、三船敏郎で映画化され今回で三度目の映画化である。「この首一万石」の伊藤大輔が脚色、「東京アンタッチャブル 脱走」の村山新治が監督した人情ドラマ。撮影は「安来ぶし道中」の飯村正彦。 -
女と海賊(1959)
制作年: 1959大正十二年、伊藤大輔が書いたシナリオにより故野村芳亭が監督した同名作品の再映画化。再映画化に当っては原作者の伊藤大輔が八尋不二(近作「弁天小僧」)と全面的な改訂を加え、自ら「弁天小僧」につづいて監督した。撮影も同じく「弁天小僧」の宮川一夫が担当した。 -
銭形平次捕物控 八人の花嫁
制作年: 1958野村胡堂の原作を「地獄花」の伊藤大輔が脚色し、「不知火頭巾」の田坂勝彦が監督した銭形平次捕物シリーズ作品。撮影は「鬼火駕篭」の牧田行正。主演は「雪の渡り鳥」の長谷川一夫、山本富士子、「新しい背広」の八千草薫。ほかに川上康子、阿井美千子、黒川弥太郎、榎本健一、三田登喜子、楠トシエなど。色彩は大映カラー。 -
弁天小僧(1958)
制作年: 1958「地獄花」以来一年四カ月ぶりに伊藤大輔が監督した娯楽時代劇。脚本は「日蓮と蒙古大襲来」の共同執筆者・八尋不二、撮影は「炎上」の宮川一夫。「濡れ髪剣法」の市川雷蔵を筆頭に、「赤胴鈴之助 新月塔の妖鬼」の黒川弥太郎、青山京子・勝新太郎・近藤美恵子などが出演している。 -
銭形平次捕物控 まだら蛇
制作年: 1957御存じ銭形平次捕物控、大映カラーによって描く娯楽時代劇。野村胡堂の原作から伊藤大輔監督が脚本をかき、「逢いぞめ笠」の加戸敏が監督、「月形半平太(1956)」の牧田行正が撮影を担当する。主な出演者は「月形半平太(1956)」の長谷川一夫、「鬼姫競艶録」の美空ひばり、「君を愛す」の山本富士子、「霧の音」の木暮実千代、「あばれ鳶」の黒川弥太郎、ほかに堺駿二、山茶花究など。 -
番町皿屋敷 お菊と播磨
制作年: 1954岡本綺堂の原作『番町皿屋敷』を川口松太郎が映画的に構成、「獅子の座」の伊藤大輔が脚色監督し、撮影は「怪盗まだら蜘蛛」の杉山公平が、音楽は「魅せられたる魂」の伊福部昭がそれぞれ担当。キャストは長谷川一夫(花の三度笠)と津島恵子(美しき鷹)の初顔合せに、「美しき鷹」の田崎潤、「心の日月」の村田知英子、「怪猫有馬御殿」の阿井三千子などが出演する。 -
刺青殺人事件
制作年: 1953高木彬光の原作を「獅子の座」の伊藤大輔が脚色、「銭形平次捕物控 からくり屋敷」の森一生が監督した。撮影は「一等社員」の鈴木博。「素浪人奉行」の三浦光子、「池田屋騒動」の徳大寺伸、左幸子、文学座の青野平義俳優座の東野英治郎などが出演。 -
丹下左膳(1953)
制作年: 1953林不忘の「丹下左膳」シリーズ中、乾雲坤龍二刀の争奪戦物語を、戦前幾度か左膳に扮した大河内傳次郎(地獄太鼓)が戦後始めて左膳を演ずる。脚本を「刺青殺人事件」の伊藤大輔と「疾風からす隊」の柳川真一が書き、「次郎長三国志 第四部 勢揃い清水港」のマキノ雅弘が監督している。撮影は「地獄太鼓」の竹村康和。出演者は大河内の他、「欲望」の水戸光子、花の喧嘩状」の山本富士子、「暴力市街」の沢村晶子、三田隆など。 -
銭形平次捕物控 地獄の門
制作年: 1952野村胡堂の十八番『錢形平次捕物控』の中の『地獄の門』から「治郎吉格子」の伊藤大輔が脚本を書き、「決闘鍵屋の辻」の森一生が監督に当たっている。撮影は「西遊記(1952)」の牧田行正。出演者の主なものは、「修羅城秘聞 双龍の巻」の長谷川一夫、「母山彦」の三浦光子と長谷川裕見子、「西遊記(1952)」の日高澄子と花菱アチャコ、「ある夜の出來事」の高杉早苗、「恋風五十三次」の河津清三郎などである。 -
大江戸五人男
制作年: 1951松竹三十周年記念映画として松竹京都撮影所長大谷隆三総指揮の下に、撮影所長月森仙之助の製作、「鞍馬の火祭」の小倉浩一郎が製作を補佐する。構成は火口会同人。脚本は「逢魔が辻の決闘」の八尋不二、「吃七捕物帖 一番手柄」の柳川真一、「愛染橋」の依田義賢の共同。「おぼろ駕篭」の伊藤大輔が監督に当り、同じく石本秀雄が撮影を担当している。配役は、「天狗の安」の阪東妻三郎、「海の花火」の山田五十鈴「南風」の高峰三枝子、「唐人街の鬼」の市川右太衛門、「わが恋は花の如く」の高橋貞二、その他花柳小菊・S・K・Dの小月冴子、高田浩吉、若杉曜子、歌舞伎の河原崎權三郎、河原崎權十郎、坂東簑三郎などである。 -
薩摩飛脚(1951)
制作年: 1951サイレント時代に、伊藤大輔、故山中貞雄によって作られ、更にトーキー初期に伊藤監督によって再映画化されたものの三度の映画化で、製作は「夏祭り三度笠」に小倉浩一郎と共力した杉山茂樹。大佛次郎の原作から「吃七捕物帖 一番手柄」の柳川真一が脚色し、助監督から監督へ昇進した内出好し吉の第一回監督作品である。撮影は「鞍馬天狗 角兵衛獅子(1951)」の片岡清。出演者は「鞍馬の火祭」の嵐寛寿郎、「大江戸五人男」の山田五十鈴、「吃七捕物帖 一番手柄」の高田浩吉、「八つ墓村(1951)」の原健作、「酔いどれ八万騎」の宮城千賀子などのほかに、小林重四郎、海江田譲二、三島雅夫、有島一郎、永田光男などである。 -
遙かなり母の国
制作年: 1950企画は「透明人間現わる」の奥田久司。原案は「愛染草」「蛇姫道中」の川口松太郎で、「サンデー毎日」所載のもの。脚本は「わたしの名は情婦」「蛇姫道中」(木村惠吾と協同)の依田義賢、監督は「山を飛ぶ花笠」(脚本・監督)「蛇姫道中」(構成)の伊藤大輔で、製作中の「われ幻の魚を見たり」を一時中止して本作品を製作した。カメラは「透明人間現わる」の石本秀雄の担当。主演の早川雪洲は「大楠公」「天下の伊賀越」「新しき土」などを最後に十三年前の一九三六年「ヨシワラ」出演のためフランスへ出発、そのまま戦火のパリに止まり、戦後アメリカに招かれて「東京ジョー」(コロンビア映画)にハンフリー・ボガードと主演、「三人は帰った」(二十世紀フォックス映画)にクローデット・コルベールと主演し昨年十月本作品に出演のため帰朝したものである。それに「影法師」「蛇姫道中」の山田五十鈴、「痴人の愛(1949)」「蛇姫道中」の京マチ子、「無頼漢長兵衞」の加東大介、三島雅夫、「甲賀屋敷」「影法師」の山本礼三郎らが共演する。 -
レ・ミゼラブル(1950)
制作年: 1950早川雪洲の帰朝第二回目の作品として東横が企画し、マキノ光雄が製作を担当している。ヴィクトル・ユーゴーの不滅の大作「レ・ミゼラブル」に取材してこれを日本化し、その構成には、「きけわだつみの声(1950)」や「軍艦すでに煙なし」の構成を受け持った八木保太郎が当り、脚本は、「きけわだつみの声(1950)」の舟橋和郎、それに棚田吾郎が協力している。監督は、雪洲の第一回作品「遙かなり母の国」を監督した伊藤大輔が再びメガホンを取っている。撮影は「われ幻の魚を見たり」の石本秀雄、音楽は伊福部昭。俳優陣は雪洲の他には、コゼットの役に早川雪洲の愛嬢早川富士子が初出演し、その他小夜福子、原保美を除く他は、殆ど新劇界のヴェテランでかためている。他にフランス映画輸出組合のF・シュバリエ氏、フレンチ・ミッションのM・L・トルーヌ嬢などの特別出演がある。第一部と第二部の前後篇からなっている。 -
二刀流開眼(1943)
制作年: 1943※「宮本武蔵 金剛院の決闘」に改題し新版1953/3/19公開。【スタッフ&キャスト】原作:吉川英治 脚本:伊藤大輔 監督:伊藤大輔 撮影:松井鴻 音楽:佐藤顕雄 出演:片岡千恵蔵/月形竜之介 -
丹下左膳 乾雲必殺の巻 第一篇
制作年: 1936【スタッフ&キャスト】原作:林不忘 脚本:比佐芳武 潤色:伊藤大輔 監督:マキノ正博/久保為義/松田定次/広瀬五郎 撮影:大森伊八/藤井春美/征木四平 出演:月形竜之介/沢村国太郎/浅野進二郎/原駒子/山県直代/大久保清子 -
国定忠治(1936)
制作年: 1936【スタッフ&キャスト】原作:伊藤大輔 脚本:千々喬一/マキノ正博/久保為義 監督:千々喬一/マキノ正博/久保為義 撮影:藤井春美 出演:月形竜之介/沢村国太郎/葉山純之輔 -
虞美人草(1935)
制作年: 1935【スタッフ&キャスト】原作:夏目漱石 潤色:伊藤大輔 脚本:高柳春雄 監督:溝口健二 撮影:三木稔 出演:夏川大二郎/月田一郎/武田一義/大倉千代子/二条あや子/三宅邦子