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ルイズ・ブルックスの関連作品 / Related Work
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ミス・ヨーロッパ
制作年: 1930「ル・ミリオン」「自由を我等に」の作者ルネ・クレールの原案により「姫君は文士がお好き」「シラノ・ドウ・ベルジュラック」の監督者たるアウグスト・ジェニーナがその第一回トーキー監督作品として作った映画で、ルイズ・ブルックスが渡仏して「パンドラの箱」「倫落の女の日記」に次いで主演したものである。助演者は「港町にて」のジョルジュ・シャルリア、「ムーラン・ルージュ」のジャン・ブラダン、「剣の栄冠」のガストン・ジャッケ等である。キャメラは「吸血鬼」「裁かるゝジャンヌ」のルドルフ・マテとルイ・ネ両氏の担当。H・シェペールが伴奏を受持っているほか、「世界のメロディー」のヴォルフガンク・ツエラーを始めルネ・シルヴィアノ及びシェペール自身がこの映画の為めに作曲をしている。 -
カナリヤ殺人事件
制作年: 1929最もハイブロウな探偵小説家として著名なS・S・ヴァン・ダイン氏の代表的名作を映画化したもので、「都会の幻想」「忘れられた顔(1928)」等に妙技を示したウィリアム・パウエル氏の主演映画である。「モダンガールと山男」「龍虎相摶つ」のアルバート・シェルビー・ル・ヴィノ氏と「娘十八映画時代」「恋してぞ知る」のフローレンス・ライアソン女史とが共同で改作並びに脚色し、「船隊入港」「紳士は金髪がお好き(1928)」のマルコム・セント・クレア氏が監督した。助演者は「人生の乞食」「オール持つ手に」のルイズ・ブルックス嬢、「戦艦入港」「女の一生」のジェームズ・ホール氏、「野球王」「父と子」のジーン・アーサー嬢、「女の一生」「姫百合の花」のグスタフ・フォン・セイファーティッツ氏等でその他チャールズ・レーン(チャールズ・レヴィソン)氏、ローレンス・グラント氏、E・H・カルヴァート氏、ユージーン・パレット氏等が出演している。カメラは「船隊入港」「セレナーデ」のハリー・フィッシュベック氏担任。 -
パンドラの箱(1929)
制作年: 1929ドイツ文豪フランク・ヴェデキンド氏の世界的名作『ルル』を「ジャンヌ・ネイの愛」「心の不思議」のG・W・パブスト氏が現代風にアレンジして演出したもの、主役ルルにはアメリカより渡欧したルイズ・ブルックス嬢が扮し、助演者としてドイツ劇壇の名優フリッツ・コルトナー氏、フランツ・ホフマン・レーデラー氏、フランスより参加したアリス・ロバーツ嬢等が出演している。撮影は「プラーグの大学生(1926)」のギュンター・クランプ氏が担任している。(無声)