- キネマ旬報WEB トップ
- ハンス・ヤーライ
ハンス・ヤーライの関連作品 / Related Work
作品情報を見る
-
悲愁(1979)
制作年: 1979ハリウッドの伝説の大スター“フェドーラ”をめぐって、彼女をカムバックさせようとするプロデューサーなどの映画人を描くと共に、1人の神話化されたスターの悲劇を描く。製作・監督は「フロント・ページ」のビリー・ワイルダー。『悪を呼ぶ少年』などのミステリー小説で知られるトマス・トライオンの『夢の冠』(早川書房刊)を基に、ビリー・ワイルダーとI・A・L・ダイアモンドが脚色。撮影はゲリー・フィッシャー、音楽はミクロス・ローザが各々担当。出演はウィリアム・ホールデン、マルト・ケラー、ヒルデガード・ネフ、ハンス・ヤーライ、ホセ・フェラー、フランセス・スターンヘイゲン、マイケル・ヨーク、ヘンリー・フォンダなど。 -
カーネギーホール
制作年: 1947音楽会場として世界的に著名なニューヨークのカーネギー・ホールと、同堂に関係の深い演奏家とを紹介する半ば記録的な劇映画。「運命の饗宴」のボリス・モロスと「ロッキーの春風」のウィリアム・ルバロンが挙動製作に当たった1947年作品である。シーナ・オウエンのストーリーからカール・カムが脚色、「地獄から来た男」のエドガー・G・ウルマーが監督に当たった。撮影はウィリアム・ミラー、音楽指導はジグモンド・クラムゴールド、指揮はチャールズ・プレヴィンが担当している。劇部分では「塵に咲く花」のマーシャル・ハント、「シラノ・ド・ベルジュラック」のウィリアム・プリンス、「猿人ジョー・ヤング」のフランク・マクヒュー、「未完成交響楽」のハンス・ヤーライが共演する。80点 -
リディアと四人の恋人
制作年: 1941「巴里の空の下セーヌは流れる」のジュリアン・デュヴィヴィエが戦争中アメリカに渡つて監督した第一作一九四一年作品で、現在ロンドン・フィルムを主宰しているアレクサンダー・コルダのプロダクションで製作された。オリジナル・ストウリーをデュヴィヴィエ自身がハンガリー作家ラディスラス・ブシュ・フェケテと協同で書卸し、「死の接吻」のベン・ヘクトと「運命の饗宴」のサミュエル・ホフェンシュタインが脚色と台詞を担当した。撮影と協力プロデュースは「探偵物語」のリー・ガームズ、音楽は「殺人者」のミクロス・ローザ。主演者は「哀愁のモンテカルロ」のマール・オベロンで、「第三の男」のジョゼフ・コットン、「未完成交響楽(1933)」のハンス・ヤーライ、「ドーヴァの白い崖」のアラン・マーシャル、「風と共に去りぬ」のジョージ・リーヴス、「モホークの太鼓」のエドナ・メイ・オリヴァー、「別離」のジョン・ハリデイが共演する。 -
恋は終りぬ
制作年: 1935映画初出演のソプラノ歌手田中路子が「未完成交響楽(1933)」「ペエテルの歓び」のハンス・ヤーライ及び「予審」のアルバート・バッサーマンと共に主演する映画で「今宵こそは」出演のフリッツ・シュルツが監督に当たったもの。原作は「最後の中隊」の脚色者ハインツ・ゴールドベルクで、脚色はゴールドベルクを助けてガーライ・アルファイが協力した。撮影は「モナ・リザの失踪」「春のパレード」のウィリー・ゴールドベルガーの担任。助演はバッサーマン夫人たるエルゼ・バッサーマン、「ガソリン・ボーイ三人組」のオスカー・カールワイスを始めウィーン劇壇の俳優連が顔を並べている。作曲はフランツ・サァルマホファー及びリヒャルト・タウバーで、ウィーン・フィルハーモニー・オーケストラが演奏している。 -
ペエテルの歓び
制作年: 1934「春のパレード」と同じくフランチェスカ・ガールが主演する映画で、フリッツ・ロッターの原作をフェリクス・ヨアヒムソンが脚色し、「トト」の脚本を書いたヘルマン・コステルリッツ(ヘンリー・コスター)が監督に当り、「春のパレード」のステファン・アイベンが撮影した。音楽はニコラウス・ブロドスキーの担当である。相手役は「未完成交響楽(1933)」のハンス・ヤーライが勤め「モード巴里」のオットー・ヴァルブルグ、「女人禁制」のフェリックス・ブレッサート、「春のパレード」のアントン・ポイントナー及びハンス・リヒター、エタ・フォン・ストルム、イムレ・ラダイ等が助演している。 -
未完成交響楽(1933)
制作年: 1933「モナ・リザの失踪」「ブロンドの夢」等に出演したヴィリ・フォルストが監督に転向して後の第一回作品で、脚本もフォルスト自身が「モナ・リザの失踪」「ブロンドの夢」のワルター・ライシュの原案に基いて書卸したものである。主演するのはウィーンの舞台から来たハンス・ヤーライとブダペストの舞台から来たマルタ・エゲルトの二人で、ルイゼ・ウルリッヒ、オットー・トレスラー、ハンス・モーザー、ハンス・オルデン、等が助演している。撮影は「ガソリン・ボーイ三人組」「黒騎士」と同じくフランツ・プラナーの担任。なお、この映画にはフランツ・シューベルトの音楽を「今宵こそは」のウィリー・シュミット・ゲントナー編曲指揮の下に数多く取入れているが、その演奏にはウィーン・フィルハーモニー・オーケストラが特に当ったものである。