ソフィア・ローレン

  • 出身地:イタリア、ローマ
  • 生年月日:1934年9月20日

略歴 / Brief history

イタリア・ナポリで私生児として生まれ、母親と2人で苦しい生活を送った。50年、美人コンテストに入賞した賞金で演劇学校に通い、女優の道へ。当初は端役出演が続いたが、54年の「ナポリの饗宴」で注目され、「河の女」(55)で世界的人気を得る。57年の「誇りと情熱」でハリウッド進出。「黒い蘭」(58)でヴェネチア映画祭女優賞、「ふたりの女」(60)でカンヌ映画祭女優賞&アカデミー賞主演女優賞を受賞し、大女優となった。ヴィットリオ・デ・シーカ、マルチェロ・マストロヤンニと組んで「ひまわり」(70)などの名作を送り出したほか、無名時代から彼女を支えたプロデューサーのカルロ・ポンティと66年に結婚。おしどり夫婦として知られた。

ソフィア・ローレンの関連作品 / Related Work

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  • NINE(2009)

    制作年: 2009
    フェリーニの「8 1/2」を元にしたトニー賞ミュージカルを「シカゴ」のロブ・マーシャルが映画化。「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」のダニエル・デイ=ルイス、「エディット・ピアフ~愛の賛歌~」のマリオン・コティヤール、「それでも恋するバルセロナ」のペネロペ・クルスら、オスカー受賞者が一堂に会した豪華絢爛な作品。
    70
  • マルチェロ・マストロヤンニ 甘い追憶

    制作年: 2006
    2006年に没後10年を迎えた、イタリアが生んだ希代の俳優、マルチェロ・マストロヤンニ。マストロヤンニの真実の姿を、二人の娘バルバラとキアラをはじめ、ヴィスコンティやフェリーニ、ソフィア・ローレンなど30人もの映画人たちの証言と映像によって語る。多くの監督たちが、伝説の女優たちが、そして世界中が恋した男の秘密が明かされる。
  • 微笑みに出逢う街角

    制作年: 2002
    自分の居場所<アイデンティティ>をテーマとした3人の女性の冒険を描く、”幸せへの物語”。女性たちを演じるのはソフィア・ローレンと、「魅惑のアフロディーテ」でアカデミー助演女優賞を受賞したミラ・ソルヴィーノ、「彼女達の恋からわかること」のデボラ・カーラ・アンガー。音楽は「トリコロール」のズビグニエフ・プレイスネルが担当。ソフィア・ローレンにとって記念すべき100作目の作品となる。ソフィア・ローレンとプロデューサーのカルロ・ポンティとの間に生まれた息子エドアルド・ポンティの長編監督デビュー作。
  • アルマーニ

    制作年: 2000
    世界的なファッション・デザイナー、ジョルジオ・アルマーニの素顔を追うドキュメンタリー。デザインのみならずショーのプロデュースからショップのレイアウトに至るまでエネルギッシュに世界中を駆け回る姿や、セレブたちとの交流、休暇を楽しむ様子などを1年以上に渡って密着した。
  • プレタポルテ

    制作年: 1994
    世界の最先端モードの殿堂、パリ・コレクションの会場を舞台に、ファッション業界内部とそれを取り巻くマスコミ周辺の狂騒ぶりを描いた1編。監督・製作は「ザ・プレイヤー」でハリウッドに復帰したロバート・アルトマン。彼が84年に初めてパリ・コレを訪れて以来想を練っていた企画で、「ナッシュビル」「ウエディング」「ショート・カッツ」などで発揮された、彼が得意とする限定された場所での群像劇のスタイルを取っている。いつものアルトマンらしいシニカルな味は後退し、オールスター映画にふさわしいにぎやかなタッチが特色。脚本はアルトマンとバーバラ・シュルガッセの共同、撮影は「ストリーマーズ 若き兵士たちの物語」など7本でも監督と組んだピエール・ミニョーとジャン・ルピーヌ、美術は監督の実子スティーブン・アルトマン。音楽は「シェルブールの雨傘」の巨匠ミシェル・ルグランがオリジナル・スコアを書き、ローリング・ストーンズ、ジャネット・ジャクソン、テレンス・トレント・ダービー、U2から日本のピチカート・ファイヴに至るまで、世界のアーティストたちの楽曲が全編に流れる。出演は「ショート・カッツ」のティム・ロビンスとジュリア・ロバーツ、「M★A★S★H(マッシュ)」のサリー・ケラーマンらアルトマン作品の常連組から、「クライング・ゲーム」のスティーヴン・レアとフォレスト・ウィテカー、「タンデム」のジャン・ロシュフォールとミシェル・ブラン、「ゲッタウェイ(1994)」のキム・ベイシンガー、「脱出(1944)」のローレン・バコール、「甘い生活」のアヌーク・エーメ、果ては「ひまわり」「昨日・今日・明日」を彷彿とさせる演技を見せるマルチェロ・マストロヤンニとソフィア・ローレンに至るまで、30人を超える新旧の国際的なオールスターが結集。94年のパリ・コレにカメラを持ち込み、ジャン・ポール・ゴルチエ、ソニア・リキエル、三宅一生らのデザイナー、ナオミ・キャンベル、クラウディア・シファーらのスーパーモデルが続々と実名で登場するのも話題に。
    70
  • ラブリー・オールドメン 釣り大将LOVE LOVE日記

    制作年: 1994
    W・マッソー、J・レモンの名コンビでヒットした「ラブリー・オールドメン」の続編。日本では劇場未公開。ビデオ発売。
    80

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