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- グレゴリー・ペック
略歴 / Brief history
アメリカ・カリフォルニア州ラホヤ生まれ。大学3年のころから演劇に魅せられ、卒業後はニューヨークで本格的に演劇を学ぶ。42年にはブロードウェイにも進出し、44年に「炎のロシア戦線」で映画デビュー。以後、卓越した演技力で5回に渡ってアカデミー賞主演男優賞候補になる活躍を見せたが、独立プロを設立して製作した「白鯨」(56)、「大いなる西部」(58)の興行的な失敗や人気の低迷に見舞われる。だが、61年の「ナパロンの要塞」で復活し、62年の「アラバマ物語」で念願のアカデミー賞主演男優賞を受賞。68年にはアカデミーのジーン・ハーショルト友愛賞や自由勲賞を授与された。リンカーンの研究者としても有名。
グレゴリー・ペックの関連作品 / Related Work
作品情報を見る
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アザー・ピープルズ・マネー
制作年: 1991熾烈なマネー・ゲームと恋の駆け引きを織り混ぜたコメディ。監督・製作は「月の輝く夜に」のノーマン・ジュイソン、共同製作にリック・キドニー、エグゼクティヴ・プロデューサーはエレン・M・クラスとダヴィーナ・ベリング、ジェリー・スターナーのオフ・ブロードウェイの人気舞台劇をアルヴィン・サージェントが脚色、撮影は「ブレイズ」のハスケル・ウェクスラー、音楽は「あなたに恋のリフレイン」のデイヴィッド・ニューマンが担当。100点 -
サイレント・ボイス 愛を虹にのせて
制作年: 1987核全廃を訴えた少年の主張が、米ソ両首脳を動かすまでを描くファンタジー。エグゼクティヴ・プロデューサーはロジャー・M・ロススタイン、脚本と製作はデイヴィッド・フィールド、監督は「ダンス・ウィズ・ア・ストレンジャー」のマイク・ニューウェル、撮影はロバート・エルスウィット、音楽はエルマー・バーンスタインが担当。出演はジョシュア・ゼルキー、アレックス・イングリッシュなど。本国公開題名は“Amazing Grace and Chuck” -
シーウルフ(1980)
制作年: 1980第2次大戦末期のインド洋を舞台に、ナチスの船団に身をもって挑むボランティア部隊18人のそれぞれの友情と連帯感を描く。製作総指揮はクリス・クリサフィス、製作はユーアン・ロイド、監督は「北海ハイジャック」のアンドリュー・V・マクラグレン。ジェームズ・リーザーの原作をレジナルド・ローズが脚色。撮影はトニー・アイミ、音楽はロイ・バッド、編集はジョン・グレン、製作デザインはシド・ケインが各々担当。出演はグレゴリー・ペック、ロジャー・ムーア、デイヴィッド・ニーブン、トレバー・ハワードなど。70点