大東駿介 ダイトウシュンスケ

  • 出身地:大阪府堺市
  • 生年月日:1986/03/13

略歴 / Brief history

大阪府堺市の生まれ。2005年、芸能プロダクション主催のオーディション“Try to Top 2005”でグランプリを受賞して芸能界入り。同年の日本テレビの学園ドラマ『野ブタ。をプロデュース』で、亀梨和也、山下智久ら主演トリオのクラスメート・谷口健太役でレギュラー出演し、俳優デビューする。その後もTBS『鉄板少女アカネ!!』06、『猟奇的な彼女』08、テレビ朝日『アンナさんのおまめ』06、フジテレビ『花ざかりの君たちへ・イケメン♂パラダイス』07、『シバトラ/童顔刑事・柴田竹虎』08といった連続ドラマに立て続けに出演。端正な顔立ちとモデルもつとめるスタイルの良さで、若手イケメン俳優として徐々に人気を集めてゆく。映画初出演は、07年の三池崇史監督「クローズZERO」。小栗旬、山田孝之ら若手人気俳優が顔を揃えた学園アクションのヒット作で、大東は不良たちが集まる鈴蘭高校の新入生・桐島ヒロミを演じた。柴田一成監督「リアル鬼ごっこ」08を経た09年には、心に傷を抱えた主人公の青年を演じた福島三郎監督「泣きたいときのクスリ」、北海道出身のミュージシャン・松山千春の自伝を映画化した今井和久監督「旅立ち・足寄より」、オタク趣味の彼女に振り回される大学生の主人公を演じた兼重淳監督「腐女子彼女。」と、3本もの主演映画が公開される。この09年はほかにも三池監督「クローズZEROⅡ」、森岡利行監督「女の子ものがたり」があり、NHK連続テレビ小説『ウェルかめ』で、倉科カナ演じるヒロインの相手役もつとめるなど、大きな飛躍の年となった。フジテレビのスポーツバラエティ番組『ジャンクSPORTS』のレギュラーMC陣のひとりに起用されたのもこの年で、一躍全国区の人気を獲得する。翌10年6月、原付バイクを運転中に事故に遭い、大腿骨を骨折。出演中だったTBS『タンブリング』の最後の収録に参加できなくなり、続けて出演予定だったテレビ朝日『警視庁継続捜査班』を降板することになってしまった。復帰後の同年9月に、ドラマの続編となる舞台版『タンブリング』に主演。テレビドラマはほかに、NHK『ふたつのスピカ』09、TBS『RESCUE/特別高度救助班』09、『おじいちゃんは25歳』10、『桜蘭高校ホスト部』11などがある。12年のNHK大河ドラマ『平清盛』に、松山ケンイチ演じる平清盛の弟・家盛役で出演の予定。

大東駿介の関連作品 / Related Work

作品情報を見る

  • 岸辺露伴は動かない 懺悔室

    制作年: 2025
    荒木飛呂彦の人気コミック『ジョジョの奇妙な冒険』のスピンオフ『岸辺露伴は動かない』の実写映画。2020年より高橋一生主演でドラマ化されている本シリーズの劇場版第2弾。漫画シリーズ最初のエピソード「懺悔室」を、邦画初となる全編ヴェネツィアロケにて撮影した。主人公の岸辺露伴を引き続き高橋一生、バディ的存在の露伴の担当編集・泉京香を飯豊まりえ。さらに懺悔室で露伴に恐ろしい告白をする謎の男・田宮を井浦新、幸運に翻弄される仮面職人・マリアを玉城ティナ、ただならぬ形相で呪いの言葉を放つ浮浪者・ソトバを戸次重幸、呪いによってポップコーンを使った試練に挑む男・水尾を大東駿介など多彩な俳優陣が集結した。幸福という名の“呪い”が露伴にも襲いかかってくる時、物語はどのような結末を迎えるのか。
  • 映画 マイホームヒーロー

    制作年: 2024
    大ヒットコミック『マイホームヒーロー』原作による連続TVドラマの完結編となる劇場版。娘の彼氏を殺した父は、命がけで罪を隠し通した。だが7年後、山中に埋めた死体が発見される。警察は捜査に乗り出し、半グレ犯罪組織は死体とともに消えた10億円を追っていた。TV版に続き、佐々木蔵之介、齋藤飛鳥、高橋恭平、木村多江が出演。新キャストとして「犬王」などの人気声優・津田健次郎、「夏の夜空と秋の夕日と冬の朝と春の風」の宮世琉弥らが参加。監督はTV版の監督を務めた青山貴洋。
  • 劇場版 アナウンサーたちの戦争

    制作年: 2023
    実話を基に、第二次大戦中の日本放送協会とそのアナウンサーたちの活動を森田剛主演で活写した戦争ドラマ。国民の勝利への士気を高めるべく力強い声をラジオに乗せプロパガンダの先頭に立つアナウンサーたちだったが、和田は大本営発表を疑問視し始め……。2023年8月14日にNHK総合テレビで放送されたTVドラマの劇場版。監督は、NHKで『おかえりモネ』などの連続テレビ小説や『いだてん~東京オリムピック噺~』などの大河ドラマの演出を手がけた一木正恵。開戦ニュースと玉音放送の両方に携わった和田信賢アナを森田剛が演じるほか、「熱のあとに」の橋本愛、「罪と悪」の高良健吾らが出演。戦時中における放送と戦争の関わりと関係者たちの心情を描く。
  • 罪と悪

    制作年: 2023
    「水は海に向かって流れる」の高良健吾主演、22年前の罪と向き合う男を演じたサスペンス。13歳の正樹が殺され、同級生たちはある老人が犯人と決めつけ、1人が老人を殺害し家に火を放った。22年後、正樹と同じ場所で少年の遺体が見つかり、かつての同級生たちが再会する。井筒和幸監督や岩井俊二監督、武正晴監督、廣木隆一監督等の作品で助監督を務めてきた齊藤勇起が自ら書いた完全オリジナルの脚本で初監督。闇の仕事も請け負う建設会社を経営する春を高良健吾が、警察官の家庭に育ち自らも捜査一課の刑事となった晃を「草の響き」の大東駿介が、家業の農業を継ぎ弟の面倒も見ている朔を「あしやのきゅうしょく」の石田卓也が演じる。
  • 破戒(2022)

    制作年: 2022
    1948年に木下恵介、1962年に市川崑が映画化した島崎藤村の『破戒』を60年ぶりに映画化。池部良、市川雷蔵が演じた自らの出自に悩みながらも最後に人生の決断をする青年教師・瀬川丑松を、「殺さない彼と死なない彼女」「Red」の間宮祥太朗が演じている。丑松への恋慕を秘めた女性・志保役に「砕け散るところをみせてあげる」の石井杏奈、悩める丑松を支える親友・銀之助役に矢本悠馬のほか、眞島秀和、高橋和也、竹中直人、本田博太郎、田中要次、石橋蓮司、大東駿介、小林綾子など錚々たる実力派俳優が顔を揃えた。監督は2005年度キネマ旬報ベスト・テン文化映画第7位の「みみをすます」(教育映画祭最優秀賞・文部科学大臣賞)を監督した前田和男。脚本は加藤正人と木田紀生が担当し、明治後期の部落問題を、差別根絶と多様性のある社会を願う現在の物語へと昇華させた。
    60
  • バイオレンスアクション

    制作年: 2022
    浅井蓮次と沢田新による同名人気コミックを、橋本環奈主演で実写化。日商簿記検定2級取得を目指し専門学校に通うピンクボブ女子・菊野ケイ。今日もバイト先へと向かうが、そこは指名制の殺し屋で、ケイはナンバーワン指名の実力を持つ超凄腕のヒットガールだった。共演は「東京リベンジャーズ」の杉野遥亮、「蜜蜂と遠雷」の鈴鹿央士。監督は「劇場版 おっさんずラブ LOVE or DEAD」の瑠東東一郎。