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- 石井裕也
略歴 / Brief history
大阪芸術大学芸術学部映像学科卒業、日本大学大学院芸術学研究科映像芸術専攻修士課程修了。2005年『剥き出しにっぽん』を大阪芸術大学の卒業制作として監督。同作にて2007年第29回ぴあフィルムフェスティバルグランプリを受賞。2008年、第37回ロッテルダム国際映画祭では「剥き出しにっぽん」、「反逆次郎の恋」、「ガール・スパークス」、「ばけもの模様」の自主制作映画4作品が特集上映される。日本でもほとんど知られていない新人監督の自主制作映画が特集上映されるという異例の扱いだったが、チケットが完売となり約4000人を動員。第32回香港国際映画祭においても長編4作品が特集上映され、アジア・フィルム・アワードで第1回『エドワード・ヤン記念』アジア新人監督大賞を受賞。2009年、第19回PFFスカラシップ作品「川の底からこんにちは」で第53回ブルーリボン賞監督賞を史上最年少(28歳)で受賞。翌2010年10月25日、同作の主演女優、満島ひかりと入籍。2013年公開の「舟を編む」で第87回キネマ旬報ベスト・テン日本映画監督賞受賞。
石井裕也の関連作品 / Related Work
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本心
制作年: 2024芥川賞作家・平野啓一郎がデジタル化社会の功罪を浮かび上がらせた同名小説を、「ぼくたちの家族」の石井裕也監督&池松壮亮のタッグで映画化したミステリー。母が自由死を選んだと知った朔也は、なぜ自ら死を望んだのか本心を知ろうとしてAIで母を蘇らせる。石井裕也監督と池松壮亮が組むのはドラマを合わせて9作品目。進化する時代に翻弄される朔也を池松壮亮が、朔也の母・秋子を「怪物」の田中裕子が、トラウマを抱える三好を「十二単衣を着た悪魔」の三吉彩花が演じる。