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ベルトラン・ボネロの関連作品 / Related Work
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けものがいる
制作年: 2023「SAINT LAURENT サンローラン」のベルトラン・ボネロ監督が、イギリスの文豪ヘンリー・ジェイムズの中編小説『密林の獣』を自由かつ大胆に翻案したSFロマンス。1910年、2014年、2044年を舞台に、100年以上の時を超え転生を繰り返す男女の数奇な運命が綴られる。出演は「それでも私は生きていく」のレア・セドゥ、「1917 命をかけた伝令」のジョージ・マッケイ。共同プロデューサーには「たかが世界の終わり」の監督や俳優としても活躍するグザヴィエ・ドランが名を連ね、声の出演も果たしている。2024年3月、「横浜フランス映画祭2024」にて『けもの(仮題)』のタイトルで上映。 -
TITANE チタン
制作年: 2021「RAW 少女のめざめ」のジュリア・デュクルノー監督による第74回カンヌ国際映画祭パルムドール受賞作。幼い頃の交通事故により、頭蓋骨にチタンプレートを埋め込まれたアレクシア。それ以来“車”に対し異常な執着心を抱く彼女は、次第に危険な衝動に駆られてゆく。出演は「ティエリー・トグルドーの憂鬱」のヴァンサン・ランドン、本作が長編デビューとなるアガト・ルセル。 -
SAINT LAURENT サンローラン
制作年: 201420世紀のファッション界を席巻したイヴ・サンローランの最も輝き、最も堕落した10年間を描くヒューマンドラマ。1970年代半ば、徹底的に美を追求する一方、モデルや愛人と刹那的な快楽に溺れるサンローランはやがて全てを見失い始め……。監督は「メゾン ある娼館の記憶」のベルトラン・ボネロ。出演は「ハンニバル・ライジング」のギャスパー・ウリエル、「最後のマイ・ウェイ」のジェレミー・レニエ、「ジェラシー(2013)」のルイ・ガレル、「アデル、ブルーは熱い色」のレア・セドゥ、「ルートヴィヒ」のヘルムート・バーガー。80点 -
人間爆弾「桜花」 特攻を命じた兵士の遺言
制作年: 2014太平洋戦争当時、特攻兵器“桜花”の拠点となった神雷部隊で、出撃要員の選出に携わった元海軍大尉・林冨士夫に迫ったドキュメンタリー。本人へのインタビューを通して、桜花による特攻の真実、林自身が長年抱え続けてきた特攻に対する想いが明かされてゆく。メガホンを取ったのは、河瀬直美監督「2つ目の窓」、「あん」、黒沢清監督「岸辺の旅」などの作品をプロデュースしてきた澤田正道。 -
メゾン ある娼館の記憶
制作年: 2011暴力や病気と常に隣り合わせの、儚く過酷な運命を生きる娼婦たち。高級娼婦の彼女たちが見せる様々な表情を、見事な映像美で描いた群像劇。監督は、「ティレジア」に続き、本作でもカンヌ国際映画祭のコンペティション部門に選出されたベルトラン・ボネロ。クラシックの音楽家という一面も持つボネロ監督は、光と音楽を緻密に配置した絵画を思わせる芸術的映像で、20世紀初頭パリの優雅でデカダンスな娼館を美しく再現する。R18相等。『未体験ゾーンの映画たち』の一作として、ヒューマントラストシネマ渋谷より上映された。 -
キリマンジャロの雪(2012)
制作年: 2011港町マルセイユを舞台に、結婚30年を迎えた夫婦が、職場のリストラや強盗の襲撃という辛い経験を重ねながら生きる姿を通じて、人を思いやることの大切さを描く。出演は、「クレールの刺繍」のアリアンヌ・アスカリッド、「ル・アーヴルの靴みがき」のジャン=ピエール・ダルッサン。監督は「幼なじみ」のロベール・ゲディギャン。90点