トム・シーゲル

トム・シーゲルの関連作品 / Related Work

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  • ゴールデンボーイ(1998)

    制作年: 1998
    潜伏するナチ戦犯と、彼に接近して話を聞くうちにおのれの内部に巣食う邪悪さに目覚めていく少年の姿を描いたサスペンス。モダンホラーの巨頭スティーヴン・キングの『ゴールデンボーイ』(邦訳・新潮文庫)の映画化で、監督には「パブリック・アクセス」「ユージュアル・サスペクツ」のブライアン・シンガーがあたった。脚本は監督の学生時代からの親友であるブランドン・ボイスで本作がデビュー作。製作はシンガーと「ナチュラル・ボーン・キラーズ」のジェーン・ハンシャーとドン・マーフィ。撮影のニュートン・トーマス・シーゲル、音楽・編集のジョン・オットマン、衣裳のルイス・ミンゲンバックは「ユージュアル・サスペクツ」に続く参加。美術は「ブラックアウト」のリチャード・フーヴァー。出演は「17 セブンティーン」のブラッド・レンフロ、「リチャード3世」のイアン・マッケラン、「ポーリー」のブルース・デイヴィソン、「ハッピィブルー」のデイヴィッド・シュワイマー、「ラリー・フリント」のヤン・トリスカほか。
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  • 白馬の伝説

    制作年: 1993
    トラベラーズ(旅職人)と呼ばれるアイルランド・ジプシーの兄弟と不思議な白い馬の冒険を、リアリズムと神話的ファンタジーが調和したタッチで綴った一編。スタッフ、キャストにアイルランド出身の人材が結集し、アイルランド・スピリッツ溢れる作品となった。アイルランド・ジプシーというあまり知られることのなかった存在を、言語や衣装に至るまで忠実に描き出している点が注目される。ゲール地方の伝説に基づくマイケル・ピアースの原案を、「マイ・レフトフット」のジム・シェリダンが脚色し、「フォー・ウェディング」のマイク・ニューウェルが監督。現地の荒涼とした風景を巧みにとらえた撮影は「今夜はトーク・ハード」のトム・シーゲル、独特のアイルランド・メロディーをフィーチャーした音楽はパトリック・ドイルが担当。主演はアイルランド出身で「アサシン」のガブリエル・バーン(脚本に惚れ込んだ彼は、製作補佐も兼任)と、「ボーイズ・ライフ」のエレン・バーキンで、撮影当時、夫婦だった2人が息の合ったところを見せる。兄弟役のチャーラン・フィッツジェラルドとルーアリー・コンロイは、「遥かなる大地へ」でも共演しているイギリス映画界の名子役。
  • サーモンベリーズ

    制作年: 1991
    アラスカの氷原を舞台に二人の女性のアイデンティティ探しと奇妙な恋愛感情がつづられる人間ドラマ。厳寒の現地に長期ロケし、物語の厳しさもさることながら、白い世界の美しさが印象的。監督・脚本は「バグダッド・カフェ」「ロザリー・ゴーズ・ショッピング」のパーシー・アドロン。製作は彼の妻エレオノラ・アドロン、撮影はトム・シーゲル、美術はアマデウス・キャプラが担当。音楽は、監督と名コンビのボブ・テルソン。主演はグラミー賞受賞歌手で、これが初の映画出演となるk.d.ラング(主題歌も)と、ドイツの映画・演劇界で活躍するベテラン、ローゼル・ツェッヒ。共演は「ソイレント・グリーン」などの性格俳優のチャック・コナーズほか。

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