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イェジー・ウォイチックの関連作品 / Related Work
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遠雷(1974)
制作年: 197417世紀、スウェーデンの侵略に苦しむポーランドを舞台に、ある青年騎士の恋を中心に描く。製作はヴィルヘルム・ホレンデル、監督はイェジー・ホフマン。ヘンリック・シェンキヴィッチの原作を基にイェジー・ホフマンとアダム・ケルステンとヴォイチェフ・ジュクロフスキが脚色。撮影はイェジー・ウォイチック、音楽はカジミエシュ・セロツキー、美術はヴォチチェフ・クリシュトフィアク、衣裳はマグダレーナ・テスワフスカが各々担当。出演はダニエル・オルブリフスキ、マウゴジャータ・ブラウネック、タデウシュ・ウォムニツキ、ヴワディスワフ・ハニチャ、レシェック・テレシンスキ、カジミェレ・ヴィフニヤレ、リシャルト・フィリプスキ、スタニスラフ・ヤシュキェヴィッチ、フランチシェク・ピェチカ、ピョートル・パウウォフスキーなど。 -
太陽の王子 ファラオ
制作年: 1966エジプト王朝を舞台にファラオ(偉大なる王)たるべく生まれた若者が、その卓抜の才能にもかかわらず、周囲の陰謀によって悲劇的最後をとげるまでを描いた、ポーランド映画のテーマをぎりぎりにしぼりあげた原型的作品。監督は「尼僧ヨアンナ」のイェジー・カワレロウィッチ。ヴォレスワフ・プルスの原作を「尼僧ヨアンナ」のタデウシュ・コンヴィツキとイェジー・カワレロウィッチが脚色。撮影は「抵抗の詩」のイェジー・ウォイチック、美術はイェジー・スクシェピニュスキー、音楽は「戦争の真の終り」のアダム・ワラチニュスキーなど、カワレロウィッチの作品でおなじみのスタッフがそれぞれ担当している。出演はワルシャワ演劇学校の学生ゲオルゲ・ゼルニック、「ヨーロッパの解放」のバルバラ・ブリルスカ、その他、クリスティナ・ミコワイエフスカ、ピョートル・パウウォフスキー、レシニェック・ヘルデーゲン、イェジー・ブチャッキなど。イーストマンカラー、デアリースコープ。 -
サムソン
制作年: 1961ナチスドイツによるポーランド侵攻を機にユダヤ人の迫害やゲットー蜂起の鎮圧といった戦時下の苛烈な歴史が、青年ヤクプ(メルラン)の人生を翻弄する様を描いたアンジェイ・ワイダ監督作。「地下水道」などの初期作では抗い得ないものとしての「歴史」が前面に押し出されたが、歴史の背後に息づく人間の苦悩が詩的なイメージを伴って掘り下げられる。地下活動に身を投じる共産主義者たちに導かれ、死さえ厭わなくなったヤクプの強さが、旧約聖書の英雄サムソンに重ね合わされる。国立映画アーカイブの特集「映画監督 アンジェイ・ワイダ」(2024年12月10日~26日)にて35mmプリントをHD化した版が上映。