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レイモン・ルーローの関連作品 / Related Work
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サレムの魔女
制作年: 1957「セールスマンの死」の劇作家アーサー・ミラーの原作戯曲「るつぼ」を、「賭はなされた」でシナリオを書いているジャン・ポール・サルトルが脚色、仏演劇界の重鎮レイモン・ルーローが監督した作品。ルウローは一九五四年にこの原作をマルセル・エーメの訳によって、パリのサラ・ベルナール座で上演、成功をおさめている。十七世紀のアメリカ・マサチューセッツのサレムに実際に起った事件に材をとった魔女狩りの物語。撮影監督は「恋多き女」のクロード・ルノワール。音楽はハンス・アイスラー。主演するのは仏舞台初演の際に同じ役をつとめた「人間と狼」のイヴ・モンタンと、「悪魔のような女」のシモーヌ・シニョレ。その他に「悲しみよこんにちは」のミレーヌ・ドモンジョ、「殺人鬼に罠をかけろ」のジャン・ドビュクールとアルフレ・アダン、アレクサンドル・アストリュック監督の「女の一生」に出ている新人パスカル・プティ、「スパイ」のピエール・ラルケ、監督のルウロー自身、「居酒屋(1956)」のシャンタル・ゴッジ等が出演する。製作シャルル・ボルドリー。 -
偽れる装い
制作年: 1945「アントワンとアントワーヌ」で名をあげた新人ジャック・ベッケルが監督した映画で、彼自らモーリス・オーベルジュおよびモーリス・グリッフと協力して脚本を書きおろし、オーベルジュが台詞を書いた。撮影はニコラ・エイエ、装置はマックス・ドゥーイ・音楽はジャン・ジャック・グリュネンワルドである。主演は「みどりの園」のレイモン・ルーローと新人ミシュリーヌ・プレールで、「六人の最後の者」のジャン・シュヴリエ「旅路の果て」のガブリエル・ドルジア、ジャンヌ・フュジェ・ジル、フランソワーズ・リュガーニュ、クリスチアーヌ・バリー、ロジーヌ・リュゲエ等が助演する一九四五年作品である。 -
最後の切り札
制作年: 1942ギャングがらみの殺人事件を捜査する新米刑事を描くフィルムノワール。ジャック・ベッケル監督のデビュー作。出演はミレイユ・バラン、レイモン・ルーロー、ピエール・ルノワール、ノエル・ロクヴェールほか。2008年9月5日より東京・有楽町朝日ホールにて開催の「フランス映画の秘宝」<シネマテーク・フランセーズコレクションを中心に>にて上映。2025年5月31日より、東京・シネマリーヴェ渋谷にて開催の「ジャン・グレミヨン&ジャック・ベッケル特集」にてデジタル上映。