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- アビーブ・ボングリア
アビーブ・ボングリアの関連作品 / Related Work
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めぐりあい(1948)
制作年: 1948「悲恋」「山師ボオトラン」のマドレーヌ・ソローニュが「モロッコ守備隊」「山師ボオトラン」のジョルジュ・マルシャルと主演する映画で、ジルベール・デュペの小説を、「裏切者(1938)」の台詞を書いた劇作家シモン・ガンチョンが脚色し、中堅監督クリスチャン・スタンジェルが監督に当り「狙われた男(1937)」のルネ・ガヴォーが撮影し、「犯罪河岸」のモーリス・ティリエが音楽を作曲した。助演は新顔のモニー・ダルム、ピエール・デュダン、「血痕」のバルペトレ等。 -
天井桟敷の人々
制作年: 1944「港のマリイ」のマルセル・カルネが、「悪魔が夜来る」に引つづき3年3ケ月の歳月を要して完成した1944年度作品で前後篇3時間半に及ぶ長大作。「北ホテル」を除いて当時までのカルネ全作品に協力して来たジャック・プレヴェールがオリジナル・シナリオを担当、台詞を執筆している。撮影は「しのび泣き」のロジェ・ユベールと「みどりの学園」のマルク・フォサール、音楽は「港のマリイ」のジョゼフ・コスマと「めぐりあい」のモーリス・ティリエで、パントマイム場面の音楽はジョルジュ・ムウクの担当。音楽監督はコンセルヴァトワールのシャルル・ミュンク(現在ボストン交響楽団の常任指揮者)である。美術はアレクサンドル・トローネ、装置はリュシアン・バルザックとレイモン・ガビュッティが受け持っている。出演者は「しのび泣き」のジャン・ルイ・バロー、「悪魔が夜来る」のアルレッティ、「火の接吻」のピエール・ブラッスール、「オルフェ」のマリア・カザレスを中心に、「バラ色の人生」のルイ・サルー、「悪魔が夜来る」のマルセル・エラン、「パリの醜聞」のピエール・ルノワール、以下ガストン・モド、ジャーヌ・マルカンらが大挙出演する。1840年代、ルイ・フィリップ統治下のパリ繁華街を舞台に、とりどりの人間群が織りなす人生の色模様をバルザック的な壮麗さで描いたカルネ、プレヴェールの代表作。劇の中心をなすバチスト・ドビュローとフレデリック・ルメートルは共に実在の人物で、前者は本名シャルル、パントマイムのピエロ役の近代的創造者として知られている。100点 -
地中海
制作年: 1936「レ・ミゼラブル」「ゴルダー」のアリ・ボール、「熱風」「沐浴」のマルセル・シャンタル、「ジェニイの家」「若き日」のリゼット・ランヴァン、「火の夜」「巴里祭」のジョルジュ・リゴーの四スターが主演する映画で、サイレント時代の「氷島の漁夫」及びトーキーの「巴里の歌」で我が国に紹介されたジャック・ド・バロンセリが原作・監督したもの。脚色にはアンドレ・ビュークレとT・H・ロベールが協力し、台詞は「楽聖ベートーヴェン」「旅順港」のスティーヴ・パッスールが執筆した。音楽は「レ・ミゼラブル」「最後の戦闘機」のアルテュール・オネガーが作曲し、「泣き笑い千法札」に出演したレイ・ヴァンチュラが編曲・指揮し、撮影には「家なき児(1935)」のジャン・バシュレが当たっている。助演者は「旅順港」「黒い瞳(1935)」のジャン・マックスを初め、「夜の空を行く」のポール・アザイス、「キイン」その他サイレント時代に名高かったイワン・モジューヒン等。 -
混血児ダイナ
制作年: 1932豪華客船で旅行中の人妻がそのエキゾティックな魅力で周囲を魅了したあげく見舞われる悲劇を描くドラマ。監督はジャン・グレミヨン。出演はローレンス・クラヴィウス、シャルル・ヴァネル、アビブ・ベンリア、ガストン・デュボスクほか。2014年1月17日からアンスティチュ・フランセ東京にて開催の第17回「カイエ・デュ・シネマ週間 ジャン・グレミヨン特集」にて上映。2019年7月27日から東京・YEBISU GARDEN CINEMAにて開催の「《Gaumontゴーモン 珠玉のフランス映画史」にて上映。2025年5月31日より、東京・シネマヴェーラ渋谷にて開催の「ジャン・グレミヨン&ジャック・ベッケル特集」にてデジタル上映。